今度こそ完済!借金500万円返済日記

三度目の正直で今度こそ借金完済を固く決意。毎月苦しいけれど借金返済状況や、多重債務者の日常生活を綴ります。

多重債務者の愛読書③

2024-02-07 21:32:43 | 日々の生活

ここ1年くらい、勉強用のテキスト以外の本を買っていません。
その割に読書量は多いです。ビジネス書から専門書、小説、エッセイまでいろんなジャンルを図書館で借りて読んでいます。

図書館は通勤路に2か所あります。
1つは地元でいちばん大きい図書館で、遅くまで開いているので仕事帰りに寄り道したりするのも楽しみです。

読みたい本は新刊やベストセラーが多いので予約待ちをしないといけませんが、いつもなにかしら予約してるので一気に何冊も貸し出し連絡が来てしまい読むのが大変な時もありますが、借金返済でも絶対に延滞したくないのと同じで返却日までに絶対返したいと思ってしまいます。

面白い本だとついつい夜更かししてしまうので、寝不足になって余計に仕事に行くのが辛くなります。
1日中読書三昧な日を送るのがささやかな楽しみだったりします。

最近読んだ本でいちばんおもしろいと思った小説がこれでした。

原田ひ香著

財布は踊る

リボ払いや奨学金、投資の失敗などいろんな形の借金が出てきます。
一生懸命借金をまじめに返済する人もいれば、他人をだましたり盗んだりする人もいて、いろいろ考えさせられました。
物語は1つの財布がいろんな人の手に渡っていきますが、話の展開がすごくおもしろくて借金の話なのにどきどきわくわくしてしまいました。

私も買い物依存症全開だったころは、ブランド物を持つことで自分の存在価値を高められてる気になってました。
借金まみれで自分のお金なんて1円も持っていないくせに、ブランド物のお財布からお金やカードを出していると、自分が成功してお金持ちになれたような気分になっていました。
今思うとばかばかしくて情けない気持ちになりますが、あの頃はこんなことにしがみついて、いったい私は何やってたんだろうと思います。

救いは登場人物がきちんと着地点を見つけられたこと。
でも私はまだ着地できていないなあ・・・なんて思いながらも、これからもこつこつ返済がんばろうと思えた本でした。
そして、もし文庫本が発売されたら、その時は買って手元に置きたいと思いました。

 

 

 

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