再開の最初は、coLinux から離れて、PHP についてです。
PHP 関連の投稿が1つしかないので、PHPに関して投稿していきたいと思います。
PHP は、Web アプリケーションには良く使われますが、スクリプト言語ですから、コマンドとして使っても問題ありません。このブログは、coLinux をテキストモードで使うのが一つの方針ですから、PHP もコマンドとして利用したいと思います。
現在、Windowsしか動いていないマシンもあるので、PHP を Windows 上で使ってみようと思いました。
早速、Windows に PHP をインストールします。
PHPダウンロードページから、Windows Binaries の PHP 5.2.8 installer をダウンロードして、
php-5.2.8-win32-installer.msi
を得ます。
これを実行して、C:\Program Files\PHP\ にインストールすることにします。
インストール中に聞いてくる、「Web Server Setup」は、コマンドとしての利用なので、「Do not setup a web server」を選択しました。
次に「Choose Items to Install」ですが、
[PHP]->[Program]->[Script Executable]
->[Resister *.php files to open automatically with PHP] と、
[PHP]->[Extensions]の全部をインストールするように指示します。
(実は後で説明するように、データベース機能が必要ない時は、ここでそれらをインストールしないことをお勧めします。)
前者は、拡張子が.php になっていればPHPプログラムファイルとして処理するようになり、後者は様々な機能が利用できる拡張機能で、これでインストールが終了します。
ここで、C:\Program Files\PHP\php.exe を実行すると、
PHP Warning: PHP Startup: Unable to load dynamic library
'C:\Program Files\PHP\ext\php_oci8.dll'
のようなエラーメッセージがいくつもできます。しかしこのモジュールをよく見てみると、みんなデータベースがらみのモジュール(pspell だけはちょっと違うみたいです。)のようです。データベースソフトがインストールされていないのですから当然ですね。たぶん C:\Program Files\PHP\php.ini に指定してあると考えて調べてみると、Local Variables 以下に指定がありました。以下の行を削除します。
extension=php_mysql.dll
extension=php_mysqli.dll
extension=php_oci8.dll
extension=php_pdo_mysql.dll
extension=php_pdo_oci.dll
extension=php_pdo_oci8.dll
extension=php_pdo_pgsql.dll
extension=php_pdo_sqlite.dll
extension=php_pdo_sqlite_external.dll
extension=php_pgsql.dll
extension=php_pspell.dll
extension=php_sqlite.dll
extension=php_sybase_ct.dll
実は、このLocal Variables 以降の*.dll の指定ですが、インストール時に、
[PHP]->[Extensions]を全部インストールしない(デフォルト設定)を選択すると、何も指定されません。この場合は、上述のエラーメッセージも出ないかわりに、多くの関数が、すぐには使えないことになります。
インストール時に最初からデータベース関連を除いておけばよかったですね。
cron.phpの自動実行の記述によるとコマンドプロンプトで使えるPHPは php.exe なので、今回はそれを使い、コマンドプロンプトに出力が得られるようにします。そこで、拡張子 .php のファイルは、php.exe で実行されるように修正します。(標準では、php-win.exe を使うようになっていました。)
以上で、Windows (ここでは、Windows XP と Vista)上で PHP が使えるようになりました。ファイル名に拡張子 .php を付けておくと、ダブルクリックするだけで、コマンドプロンプトウィンドウが開いて動きが確認できて便利です。
次回は、このインストールされた PHP で何か試みてみたいと思います。
PHP 関連の投稿が1つしかないので、PHPに関して投稿していきたいと思います。
PHP は、Web アプリケーションには良く使われますが、スクリプト言語ですから、コマンドとして使っても問題ありません。このブログは、coLinux をテキストモードで使うのが一つの方針ですから、PHP もコマンドとして利用したいと思います。
現在、Windowsしか動いていないマシンもあるので、PHP を Windows 上で使ってみようと思いました。
早速、Windows に PHP をインストールします。
PHPダウンロードページから、Windows Binaries の PHP 5.2.8 installer をダウンロードして、
php-5.2.8-win32-installer.msi
を得ます。
これを実行して、C:\Program Files\PHP\ にインストールすることにします。
インストール中に聞いてくる、「Web Server Setup」は、コマンドとしての利用なので、「Do not setup a web server」を選択しました。
次に「Choose Items to Install」ですが、
[PHP]->[Program]->[Script Executable]
->[Resister *.php files to open automatically with PHP] と、
[PHP]->[Extensions]の全部をインストールするように指示します。
(実は後で説明するように、データベース機能が必要ない時は、ここでそれらをインストールしないことをお勧めします。)
前者は、拡張子が.php になっていればPHPプログラムファイルとして処理するようになり、後者は様々な機能が利用できる拡張機能で、これでインストールが終了します。
ここで、C:\Program Files\PHP\php.exe を実行すると、
PHP Warning: PHP Startup: Unable to load dynamic library
'C:\Program Files\PHP\ext\php_oci8.dll'
のようなエラーメッセージがいくつもできます。しかしこのモジュールをよく見てみると、みんなデータベースがらみのモジュール(pspell だけはちょっと違うみたいです。)のようです。データベースソフトがインストールされていないのですから当然ですね。たぶん C:\Program Files\PHP\php.ini に指定してあると考えて調べてみると、Local Variables 以下に指定がありました。以下の行を削除します。
extension=php_mysql.dll
extension=php_mysqli.dll
extension=php_oci8.dll
extension=php_pdo_mysql.dll
extension=php_pdo_oci.dll
extension=php_pdo_oci8.dll
extension=php_pdo_pgsql.dll
extension=php_pdo_sqlite.dll
extension=php_pdo_sqlite_external.dll
extension=php_pgsql.dll
extension=php_pspell.dll
extension=php_sqlite.dll
extension=php_sybase_ct.dll
実は、このLocal Variables 以降の*.dll の指定ですが、インストール時に、
[PHP]->[Extensions]を全部インストールしない(デフォルト設定)を選択すると、何も指定されません。この場合は、上述のエラーメッセージも出ないかわりに、多くの関数が、すぐには使えないことになります。
インストール時に最初からデータベース関連を除いておけばよかったですね。
cron.phpの自動実行の記述によるとコマンドプロンプトで使えるPHPは php.exe なので、今回はそれを使い、コマンドプロンプトに出力が得られるようにします。そこで、拡張子 .php のファイルは、php.exe で実行されるように修正します。(標準では、php-win.exe を使うようになっていました。)
以上で、Windows (ここでは、Windows XP と Vista)上で PHP が使えるようになりました。ファイル名に拡張子 .php を付けておくと、ダブルクリックするだけで、コマンドプロンプトウィンドウが開いて動きが確認できて便利です。
次回は、このインストールされた PHP で何か試みてみたいと思います。
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