coLinux日記

coLinuxはフリーソフトを種として、よろずのシステムとぞなれりける。

チリ地震について

2010-02-28 08:42:32 | Weblog
今回のチリ地震ですが、
今朝未明 ハワイにも津波の到達が観測され、厳重な警戒が必要なことが明らかになりました。
気象庁の会見が午前9時前から行われていますが、民放各社は全く無反応です。

前日に起こった地震で、今日海岸に出かけるのを控えるべきとの警告が朝のニュースででると思ったのですが、オリンピックの話題で消極的です。

前回チリ地震で被害が出た地域の方々の迅速な避難と被害が最小限になることをお祈りし、何もできない私のブログでも記事を投稿します。
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Microsoft Security Essentials

2010-02-06 16:58:42 | Weblog
なかなか更新ができないので、今回は、コンピュータウィルスの話です。

実は、今まで、coLinux を入れている Winodws XP マシンに、アンチウィルスソフトを入れていませんでした。

htmlメールを文字として認識し、アプリケーションをアップデートして、怪しいWebサイトを参照せず、パケットを解析できるツールがあればだいじょうぶかなと思っていました。(実際購入してから今まで大丈夫だったわけですが。)更に、こうしておくと緊張感が得られるのでその辺も利点でした。

ところが、最近話題になっている「ガンブラー Gumblar」ウィルスで、今までの傾向と違ってきたと感じて見直すことにしました。
つまり、

・ 破壊型から潜伏型になっている。
・ ユーザIDとパスワードの情報などの内部情報を外部に送信する。
・ acrobat などのアップデートが遅れた。

このウィルスについて検索してみても、感染した場合の見た目の変化がはっきりわからないという潜伏型の兆候があり、そのため改ざんされたWebサイトを参照しても、感染したかどうか気がつかないのではないかと推測できます。
内部情報の外部送信は、「手口」と検索すればいくらでも出てきます。
また、acrobat のアップデート公開までに間があったので、数日前からアップデートの日が待ちどうしかったのが印象的でした。

というわけで、アンチウィルスソフトを入れることにしたのですが、市販のものは契約更新とかめんどうなので、無料のものということで、Microsoftの
Microsoft Security Essentials
にしました。これが思った以上に良かったので満足しています。(もともとがゼロだったので当たり前ですけど。)もちろん Gumblar ウィルスにも感染しておらず一安心です。

念のために、通信ログも取ることにして、「Windowsファイアウォール」ウィンドウから「詳細設定」タグを選択し、セキュリティのログの「設定」ボタンを押して現れる、「ログの設定」ウィンドウで、ログのオプションを「成功した接続のログを取る」にして、ログファイルの名前とサイズを決めて設定しておきました。通信したことをすべて記録しておく方が今後は重要になるのではないかと思ったからです。

実際のログは、
date time action protocol src-ip dst-ip src-port dst-port ......

といった感じで、要所は記録されていますね。ftpでアクセスした場合は、action が、OPEN、CLOSEになった前後で奇妙な通信が行われていないかどうかを調べるように心がければより安心ですね。

今後、Micorsoft Security Essentials に対して気がついたことがあったら報告したいと思います。


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「きずな」による皆既日食の映像伝送実験

2009-07-22 12:13:15 | Weblog
本日皆既日食がありましたが、以下記事にあった実験が行われました。

http://www.astroarts.co.jp/news/2009/06/15kizuna/index-j.shtml

その結果は、NHKによって、硫黄島から皆既日食がハイビジョンで生中継され、コロナやプロミネンスもきれいに放映されていました。(普通の衛星中継とどう違うのかとかは、事前に知らなければ全く分かりませんでした。それがすごいのかもしれませんね。)

「きずな」という超高速インターネット衛星が、その威力を発揮したことが初めて実感できました。

記事によると、国立科学博物館をはじめ、各地の科学館等にも配信されるようですが、そちらの送信状況も興味があるところです。

この衛星、「かぐや」に比べてほとんどニュースにでないので、この機会に心の片隅にでも記憶しておきたいと思い、この記事を書きました。

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SGIとSun

2009-04-22 00:14:45 | Weblog
現在 coLinux ねたを少しずつ考えています。

その前に、
米SGI(Silicon Graphics)が破産申請、Rackable Systemsが2500万ドルで買収
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/04/02/23003.html

で驚いているところに、

OracleがSunを74億ドルで買収へ
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/04/20/23215.html
になってしまい、非常に驚きました。

SGIといえば、IRIX 、Sunといえば、Solaris 、2つとも歴史ある UNIX OSです。どちらも良い OS でした。また、SGIは、OpenGL の元となった GL を、SUN は、Java を生み出しました。今後どうなるのでしょうか。Solaris の方は、Java があるので、今後とも大丈夫だとは思いますが、IRIX の方はだいぶ前に終息に向かっています。

2社が作り出したマシンも素敵なワークステーションでしたが、Linux などのPC上で無料で動くUNIX の流れをくむ OS によって、PCが予想以上の力を発揮して、静かに退場する運命です。

このブログで、やたらにプログラムをソースからコンパイルしてインストールしているのは、IRIXを使っていた時の名残りです。なにしろ、ほとんどのフリーソフトは全部コンパイルが必要な OS でしたから。でも、ほとんどのフリーソフトはコンパイル可能でしたけどね。

在原業平の

月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして

を意味は違えども、今回の件(特にSGI)で味わっております。
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再開のごあいさつ

2009-02-28 00:25:21 | Weblog
久しぶりの投稿です。

2007年7月以来何も書いていませんでしたが、gooブログで言うところの訪問者数(IP数)で毎日50くらいアクセスがあるので、2006年12月10日以来44,000 を超えました。

また、情報も古くなってしまいましたので、今後はぼちぼちと記事を投稿していきたいと思います。

何かリクエストでもあれば、検討してみたいと思いますが、あてにしないでお待くださる方のみとさせていただきます。

最初に扱うのは、coLinux とちょっと離れたものになると思います。
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新年のご挨拶

2007-01-01 00:10:26 | Weblog
あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。



1069

おほなほびの歌

あたらしき 年の始めに かくしこそ 千歳ちとせをかねて 楽しきをつめ

日本紀(続日本紀)には、つかへまつらめ よろづよまでに。


大直日神おおなおびのかみを祭る歌

新しい年の初めに、このようにミカマ木を献上するとともに千年の寿福を祝って、
楽しいことを積み重ねましょう。」



このブログで引用する和歌は、断りのない限り、「新潮社 新潮日本古典集成 古今和歌集」から転載するつもりです。

この歌のように、今年も coLinux を使いながら、楽しいことを積み重ねましょう。

今年は、Vista もでるし、64ビットマシンも増えてくるようなので、coLinux も変化が期待できます。メーリングリストをチラッと見ていると、Vista でも動いているようです。64 ビットの方はまだらしいです。

ところで、ここのところ PC を動かしっぱなしで、coLinux を動かしています。現在の uptime をお見せしましょう。
$ uptime
 23:23:09 up 4 days,  3:27,  1 user,  load average: 0.01, 0.01, 0.00
$

4 日も動いています。特に、ssh を使うようになってから、普通の Linux とほとんど同じというか違いが区別できないくらいです。
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ファイルシステムサイズ拡張

2006-12-22 23:30:14 | Weblog
ファイルシステムサイズ拡張コマンド resize2fs というのがあるようです。
resize2fs device size

で拡張できるらしいので試してみました。うまくいけば便利です。
C:\> fsutil file createnew C:\colinux\t001.ext3 1048576

でファイルを作って、Fedora5.bat に cobd3=t001.ext3 を追加して、ブートします。小さすぎて、journal は拒否されて、ext2 になってしまいました。
# mkfs -t ext3 /dec/cobd3
...........................
Filesystem too small for a journal
...........................
# mount /dev/cobd3 /mnt
# df -T /mnt
Filesystem    Type   1K-blocks      Used Available Use% Mounted on
/dev/cobd3    ext2        1003        17       935   2% /mnt
#

さて、ここに適当にファイルやディレクトリなどを作ります。
そして、いったんアンマウントします。
# sync
# umount /mnt
# fsck /dev/cobd3
fsck 1.38 (30-Jun-2005)
e2fsck 1.38 (30-Jun-2005)
/dev/cobd3: clean, 15/128 files, 528/1024 blocks
# 

ここで、resize2fs device size を使ってみます。
# resize2fs /dev/cobd3 10M
resize2fs 1.38 (30-Jun-2005)
The containing partition (or device) is only 1024 (1k) blocks.
You requested a new size of 10240 blocks.

#

やはり、Windows のファイルのサイズを変えてまで行うことはしないようです。普通はできないと思うのですが、coLinux ならできるかもと思ったので残念です。

となると、ファイルシステムの拡張は、あらかじめ更に大きなサイズのファイルをWindowsで用意して、dump と restore コマンドでコピーすればよさそうです。機会があれば試してみます。それにしても dump,restore が最初から入っているのはうれしいです。FedoraCore5 Root FS image を作った方は、そういうことをしたい人も想定しているようです。

例えば、こんな感じでしょうか。
dump -0u -f - / | restore -rf -

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シャットダウン方法

2006-12-14 22:07:44 | Weblog
coLinux をログインせずにシャットダウンするには、/etc/inittab を確認したところ、
## Trap CTRL-ALT-DELETE     ( この # は、inittab のコメント行です。)
ca::ctrlaltdel:/sbin/shutdown -t3 -r now

が使えます。つまり、これでシャットダウンが行われるわけですから、Cooperative Linux console ウィンドウから [Monitor] をクリックして、メニューから、[Send Ctrl-Alt-Del] をクリックすればよいです。
画面はこの場面です。

画面の上の方に小さくあるアイコンは、

Linux Icons For Windows: Penguin, KDE, GNU, Free BSD , Desktop Icons
http://www.entity.cc/ICONS/linux-icons.php

から頂いてきました。C:\colinux\fedora5.bat へのショートカットです。これをダブルクリックして、colinux を起動しています。

ちなみに、colinux を動かしているのは、

DELL Dimension 4600C
Pentium4 2.4GHz
1G のメモリー
Windows XP Home

の PC です。

coLinux と Root FS imageの現在のバージョンは、

colinux-0.6.4
Fedora Core 5

です。
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はじめに

2006-12-02 13:17:05 | Weblog
自宅の環境内で各種サーバを動作させて、Web ベースのアプリケーションをいろいろと試したりしたくなりました。サーバマシンを別に用意しても良いのですが、そのたびに2台起動しなければならなかったりで面倒です。

そこで1台のマシンで Windows を使いながら Linux を使えれば便利だと思い、探したところ、coLinux ( Cooperative Linux http://www.colinux.org/ ) が良さそうであることが分かりました。

coLinux は、Windows 上で動き、ネットワークにも接続できるので、必要なときに Windows 上のプロセスとして起動して、適当にサーバを立ち上げれば、 Web 廻りのテスト等の作業が快適になると思いました。

問題は性能です。

昔から UNIX 上で Windows アプケーションを動かす事が試みられてきました。これらはいずれも性能が出ない難点がありました。つまり、GUI の複雑な Windows を Linux で実行という点に無理があるようです。しかし、colinux は Windows上のアプリケーションとして動作するため、Linux をテキストベースで動作させれば、こうした問題も低減されると予想されます。

GUI が使えないかもしれませんが、今回の目的は Linux 上でサーバを動かし、それを利用して、ローカルに様々なテストを行うことですのでテキストベースでなんら問題ありません。

そこで今回 colinux を導入するにあたり、忘れないように作業の詳細を記録することにしました。

基本的には、動作を確認しながら記述していきますが、時間的制約から、よほどの事がないかぎり画像とか面倒なものはお見せできないと思います。
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