3月はほとんどなにもしませんでしたので、4月からはいろいろ試してみたいと思います。
さて、メールサーバですが、最近は postfix 等が利用されるようになり、sendmail の利用が少なくなっているようです。sendmail は設定がコンピュータ言語みたいで、-bt オプションで起動されるルールテスト・モードがインタプリタみたいなので、触ってみると結構面白いと思います。しかも、sendmail.mc と sendmail.cf の間に m4 が絡んでいるので、コンピュータ言語としてみても是非試して見たい処理系の1つです。
そこで、sendmail を使ってみます。ただし、最近の spam メール状況から、直接外へメールが送れないため実際のメール送受信のテストは難しいです。
早速コンパイルしてみます。2007.1.31 に 8.14.0 が出たようです。いよいよ 8.14 になりましたね。しかも、
headers are 8 bit "transparent". です。
sendmail.8.14.0.tar.gz
coLinux の Fedora Core 5 では、既にsendmail8.13.8 がインストールされていますので、これは消して、
ユーザ smmsp と グループ smmsp はそのまま利用します。
これで、/usr/sbin/sendmail にインストールできました。途中で generic-linux.mc を sendmail.mc にコピーしていますが、これが標準の sendmail.cf ということにし
て、sendmail.mc の修正はここから出発するのが近道だと思います。そこで、sendmail.cf を sendmail.cf.original にコピーしました。
sendmail/SECURITY を見て起動方法を調べます。
/etc/mail/local-host-names が必要ですね。
です。クラス設定コマンド F は、ファイルから読み込んだ値を w に設定の意味ですから、自分宛のホスト名リストを用意すればいいわけです。
これで、とりあえず sendmail を動かすことができました。でも、このままだとメールがうまく遅れませんでした。
それに関しては、次回にお伝えしたいと思います。
さて、メールサーバですが、最近は postfix 等が利用されるようになり、sendmail の利用が少なくなっているようです。sendmail は設定がコンピュータ言語みたいで、-bt オプションで起動されるルールテスト・モードがインタプリタみたいなので、触ってみると結構面白いと思います。しかも、sendmail.mc と sendmail.cf の間に m4 が絡んでいるので、コンピュータ言語としてみても是非試して見たい処理系の1つです。
そこで、sendmail を使ってみます。ただし、最近の spam メール状況から、直接外へメールが送れないため実際のメール送受信のテストは難しいです。
早速コンパイルしてみます。2007.1.31 に 8.14.0 が出たようです。いよいよ 8.14 になりましたね。しかも、
headers are 8 bit "transparent". です。
sendmail.8.14.0.tar.gz
$gpg --verify sendmail.8.14.0.tar.gz.sig gpg: 2007年02月01日 14時27分08秒 JSTにRSA鍵ID 7093B841で施された署名 gpg: “Sendmail Signing Key/2007 <sendmail@Sendmail.ORG>”からの正しい署名 gpg: 警告: この鍵は信用できる署名で証明されていません! gpg: この署名が所有者のものかどうかの検証手段がありません。 主鍵の指紋: D9 FD C5 6B EE 1E 7A A8 CE 27 D9 B9 55 8B 56 B6 $
coLinux の Fedora Core 5 では、既にsendmail8.13.8 がインストールされていますので、これは消して、
ユーザ smmsp と グループ smmsp はそのまま利用します。
# rpm -e sendmail-8.13.8-1.fc5 warning: /var/log/mail/statistics saved as /var/log/mail/statistics.rpmsave $ tar xzf sendmail.8.14.0.tar.gz $ cd sendmail-8.14.0 $ sh Build .............. $ cd cf/cf $ cp generic-linux.mc sendmail.mc $ sh Build sendmail.cf $ cp sendmail.cf sendmail.cf.original # mkdir /etc/mail # sh Build install-cf # ls /etc/mail sendmail.cf submit.cf # cd ../.. # mkdir /usr/local/man/man8 # ln -s /usr/local/man /usr/man # sh Build install #
これで、/usr/sbin/sendmail にインストールできました。途中で generic-linux.mc を sendmail.mc にコピーしていますが、これが標準の sendmail.cf ということにし
て、sendmail.mc の修正はここから出発するのが近道だと思います。そこで、sendmail.cf を sendmail.cf.original にコピーしました。
sendmail/SECURITY を見て起動方法を調べます。
# mkdir /var/spool/clientmqueue # mkdir /var/spool/mqueue # chown smmsp.smmsp /var/spool/clientmqueue # chmod 0770 /var/spool/clientmqueue # chmod 0700 /var/spool/mqueue # /usr/sbin/sendmail -L sm-mta -bd -q1h 451 4.0.0 /etc/mail/sendmail.cf: line 73: fileclass: cannot open '/etc/mail/local-host-names': No such file or directory #
/etc/mail/local-host-names が必要ですね。
# grep local-host-names /etc/mail/sendmail.cf Fw/etc/mail/local-host-names
です。クラス設定コマンド F は、ファイルから読み込んだ値を w に設定の意味ですから、自分宛のホスト名リストを用意すればいいわけです。
# cat /etc/mail/local-host-names fedora fedora.example.co.jp www www.example.co.jp example.co.jp # /usr/sbin/sendmail -L sm-mta -bd -q1h # ps -ef |grep sendmail ................. sendmail: accepting connections #
これで、とりあえず sendmail を動かすことができました。でも、このままだとメールがうまく遅れませんでした。
それに関しては、次回にお伝えしたいと思います。
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