美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

学年通信 2012年4月17日

2012年04月18日 | 学年通信
◆高校生活のスタート
 人はどのような集団、仲間の中にいるかで、毎日の生活が楽しくなるか、不愉快になるか決まります。勉強もクラブ活動も、良き人間関係に満たされてこそ大きな成果があがります。友だち同士、そして先生と、心が通じ合うクラスを作りあげてください。
 そのためには、一人一人の気遣いや思いやりの心が必要です。学校生活の中で、他人を傷つける言動は絶対に許されません。自分のことしか見えない人ではなく、自分の横にいる級友の心をしっかり見ることのできる人となってください。
それぞれのクラス、嗜好も違うたまたま一緒になった集団ですが、10代という時代を共有する大切な共同体です。偶然とはいえ貴重な人生の出会いなのです。
一度きりの高校生活。このクラスで良かったなと思えるクラスにしていってください。


◆大切にしたいこと①「挨拶」
みんなが気持ち良く学校生活を過ごせることのまず初めは、「挨拶」です。
授業の挨拶について言いますと、朝、遅刻しそうになって息を切らして教室に飛び込んでくる人…家で叱られてむしゃくしゃした気持ちで登校した人…友だちとの話に夢中になってる人…いろいろな気持ちが教室には流れています。そんな状態では授業は成り立たないのです。そのために学級委員長が「起立~礼」と号令をかけ全員の時間軸、気持ちを合わせるのです。そこをそろえることで、一人一人が自分のエゴを抑えて、授業に向かうぞと、クラスの「気」を合わせるのです。それが始業の挨拶の意味です。


◆大切にしたいこと②「掃除」
みんなが気持ち良く学校生活を過ごせることの2つ目は、「美化」です。
清潔で整頓されている教室…不潔でゴミが散乱している教室…君は1日の1/3をどちらで過ごしますか?自分を成長させるための時間を積み上げるにふさわしい生活の場を作り上げてください。
机の乱れは心の乱れでもあります。教室に整然としたきれいな空気を流してください。
ゴミを床に落として平気な人がいます…ゴミを平気で捨てる人は、自分の大切なものまでも捨てているのですよ。自分の後始末がしっかりできる人間になろうではありませんか。

元気良く「おはようございます」と言う、自分できちんと「掃除・整理整頓」する。
ささいな日々の行動、気持ちの持ち方が、私たちの心、人間としての土台をつくります。
 

◆クラスの役割、クラス委員を支える気持ち
クラスで、全員が順番に責任を持つ当番は*日番*掃除当番です。そして、学級委員は様々な場面でクラスの顔として役割を果たしてもらうこととなります。クラス全員で良き分担、サポートをお願いします。


◆学年ブログ開設
“関西学院高等部67期生ブログ”
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