美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

2008年4月28日チャペルトーク『自覚と思いやり』

2008年04月28日 | ノート
(1)「自覚をして~自信が持てるまで頑張って~そして社会でひとりの大人として自活していく」生き方ということをクラスで話したことがあります。
今年の学友会のテーマにも「自覚」という言葉がありました。

自分の心が欲して強い思いを持つこと! そこから全てがスタートします。

クラブでも「絶対に勝ちたい」
 じゃあ勝つためにはどうすればいいんだ・・・という具合です。
その思いが本気であればあるほど人は頑張れます。 
それが「自覚」ということです。

うわべだけで、「勝ちたい!」ではダメです。本気でなければちょっとしんどいなという時にすぐに楽なほうに流れてしまいます。

今日考えてみたいのは、数ヶ月や数年で達成できるような目標に対する自覚ではではなく、10年、20年かかってやっと花開くような、生き方としての目標、「自覚」を持つということです。
その本気の自覚から始まる「挑戦」が自分を変えていきます。
本気で頑張るから「忍耐」や「努力」もできますし、「工夫」や「方法」が生まれてきます。
そして、深い「感動」を体験することができます。

自分がどう頑張ろうとしているかという姿勢を見つめてください。

今、3年生として後輩達からもいろいろな視点で見られています。
クラブで頑張っている姿もカッコいいです。
でも、「よい先輩」を意識したとたんに、失敗しないようにとか、恥をかかないようにとか、思ってしまい、動きが小さくなり、ギクシャクし始めます。
後輩達の前で堂々と転んで見せてやることも大切です。
自分が一生懸命やって、転んでも、そこからまた這い上がる姿にこそ、後輩は多くを感じ、尊敬の念をもちます。
いい格好ばかりしようと思わずに、自然体で思い切って、力を出していってください。

本当のかっこよさとは、「自覚」を持って、本気で生きている人間の軸にあると私は思います。



(2)どんなに優れた理論や知識も間違った考え方で運用されてしまうと世の中の危機を招きます。
正しい心のあり方、考え方は、絶対的なものではなく、また、教えられるものでもありません。些細な日常の中で育まれるものです。
自分の眼で見て、自分の心で感じて、そして判断する。そこには深いイメージ力が必要です。
その、人として物事を感じて、イメージしていく時に最も大切なことが、「他者を思いやる心」です。
自分の事しか考えていない人は、結局小さな範疇でしか物事が見えなくなります。
人が生きていくときの行動の良し悪しは、他者を思いやる気づきの深さによって決まります。
その深いイメージ力からくる思いやりの深さが、正しい心のあり方、考え方を導き出してくれます。

高校3年生としての学校生活は正味12月までです。
あっという間です。 やり残していることはありませんか?
厚みのある深い挑戦をしてください。
「思いやりの心は大切だよ」なんて大人になるともう誰もそんなこと教えてくれません。
大人としての責任を負う目前、高校3年生の今、「思いやる心」に気づき、深めていける人を目指してください。


「自覚」と「思いやり」
このことの意味を深くとらえることのできる人と、そうでない人とでは、これからの人生はきっと大きく変わっていくんだ、ということを考えていきましょう。
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2 コメント

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Unknown (アメリカ留学)
2008-05-07 22:03:27
初めまして、僕もブログを運営していて今少し行き詰った状態なので今後の参考の為に記事を拝見させて頂きました。自分も教育には以前から興味があり、今こうしてサイトを拝見させて頂いて大変参考になりました。ランキングの応援致しますねwもし良かったら今度僕が運営するブログにもぜひ遊びに来て下さい、よろしくお願いします。
返信する
初めまして (アメリカ留学)
2008-05-07 23:18:01
初めまして、僕もブログを運営していて今少し行き詰った状態なので今後の参考の為に記事を拝見させて頂きました。自分も教育には以前から興味があり、今こうしてサイトを拝見させて頂いて大変参考になりました。ランキングの応援致しますねwもし良かったら今度僕が運営するブログにもぜひ遊びに来て下さい、よろしくお願いします。
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