美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

東日本大震災への画材支援の動き③

2011年06月01日 | 教育美術

東日本大震災への画材支援を集約されている川越市立美術館のの田中氏よりご報告が届きました。

今後も継続した支援活動が必要と思われます。

東日本大震災への画材支援の動き②で呼びかけさせていただきましたように、本校でいったん集約・整理して埼玉に送り届けたいと思いますので、近隣の方はご協力よろしくお願いいたします。 

 

お世話になります。川越市美の田中です。
このたびの画材支援の取り組みには多大なる温かなご協力をいただき
誠にありがとうございました。KUMA一同、心より感謝申し上げます。
当初の呼び掛けに「5月末日まで受け付けます」と記していましたの
で、本日5月31日、一区切りの報告にて御礼に代えさせて頂きます。

◆今日までに、なんと42の個人・団体様から画材提供を頂きました。
内訳をすべてカウントすることもままならなかったのですが概算で。
○ 絵の具(水彩、アクリル、PC、セット・箱など総数) 378セット
○ 筆(種類は面相、丸、平等混在ですが)       約900本
○ パレット(単体)                 61枚
○ スケッチブック                  953冊
○ クレパス、クレヨン類(箱、バラ総数で)      約4500本
○ ク―ピー、色鉛筆、鉛筆(箱、バラ総数で)     約3800本
○ ポスカ、マーカー類(箱、バラ総数で)       約2200本
○ その他(筆洗、紙類、定規等) 多数
◆支援させていただいたところ
○加須市の旧騎西高校(福島県双葉町の子どもたち)
○福島大学でのワークショップ等の子どもたち
○川越市内の避難による転入児童生徒たち
○南三陸町志津川の避難所の子どもたち
○石巻市の保育所の子どもたち
○陸前高田市の避難所の子どもたち
○岩手県大槌町の子どもたち

以上になります。
あらためて美術教育に携わる方々の温かい気持ちと協力に感動しました。
現在当館はじめ各所にストックしている画材が上記のうちの2割弱程度
あります。今後は、長期的に考え夏休みに向けてワークショップなどを
行いたいという方や、学校での活動に必要だという方々に使ってもらう
のが良いと思いますが、ご希望があれば遠慮なく連絡をください。
なお、個々に御礼を述べたいところをこのような形でのご挨拶となった
ことご容赦ください。今後も無理負担のないよう継続的な助け合いがで
きればと考えています。東北の皆さま、どうぞご自愛ください。
今後ともよろしくお願いいたします。

参考 東日本大震災への画材支援の動き①

 

関連サイト

被災地への画材支援の取り組みから見えてきたもの” blog「美術と自然と教育と」

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