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『パーソナル・マーケティング』(本田直之著)を読んだ

2018-11-15 08:34:04 | 日記
久しぶりに本田直之さんの本を読んだ。ビジネスでモノやサービスをマーケティングするように、自分をマーケティングする方法を書いた本です。

ビジネス書ベストセラー著者の中にありながら、もともとが外資系のビジネスマンというキャリアは私と同じなので、読みやすいです。この本では、個人ブランド構築の法則を、実践的なワークをしながら学んでいく、というものです。すべてのワークをしたわけではないですが、中には自分の強みをいま一度見直す、自分のブランディングに役立つ「目からうろこの」ワークもあり、読んでよかった一冊になりました。

いくつか、今後のアクションにつながる「気づき」をくれた法則、内容は、以下の通りです。

1.法則01「パーソナル・マーケティングがうまくいっている人の共通点」
①自分の進みたい方向がわかっている
②現時点で自分に何が足りないかを理解し、そのギャップを埋める努力をしている
③自分ならではの独自性を常に意識している
④周囲への貢献(コントリビューション)をつねに考えている

⇒ 方向性、ギャップ、独自性、コントリビューション、この法則に、この本で薦める「パーソナル・マーケティング」のエッセンスが詰まっています。

2.法則03 パーソナルマーケティングのポイント
①自分の強みをはっきりさせること
②誰の役に立つのかを徹底的に考える
③さまざまな要素を体系だてて組み立てる

⇒ 弱み克服には力を入れず、強みにフォーカスする。ニーズを考える、体系だてる。方どこに力を入れるかが、とてもよくわかりました。

.「相手にどんなイメージを持ってほしいのか?」を頭に浮かべて、そこから自分のプロフィールを考える。

⇒ 読者を意識したプロフィールを書く、ということについては、他の本でも学んだことがあります。この本では、さらに一歩踏むこんで、「どんなイメージを持ってほしいか?」を起点にプロフィールを考える、ということを説いています。とても勉強になります。


4.「出版したら何とかなる」ではなく、「出版することでおどこに向かっていきたいか」ということの戦略が大事

⇒ 出版を機会に、いま一度戦略を立て直したい、と思いました。


本を何冊もプロデュースした経験、ベストセラーを何冊も書いた著者の本であるため、とても説得力があります。実は、この著者の「レバレッジ・リーディング」は愛読書で、この本を読んだあと、読者習慣がかなりかわりました。「パーソナル・マーケティング」も自分が変わるきっかけになればな、と思います。良い本をよい時期に読みました。

『マンガ 中国とアラブがわかる世界史』(ゆげ塾著)を読んだ

2018-11-06 07:48:36 | 日記
高校の時に世界史を選択していなかったうえ、中学の時まったく勉強していなかったので、まったく、世界史には疎いです。いきなり難しい本を読んでもハードルが高すぎ寝落います。ゆげ塾の世界史の本は、世界史の大きな流れを必然としてとらえ、それをとてもわかりやすく書いています。この「マンガ わかる世界史」シリーズでは、イギリス、中国、日本という国をマンガに出てくる女の子とたとえ、表情豊かに描きます。子供じみているように見えますが、なかなか、本質がわかりやすく、私には勉強になりました。

この本を読んでの気づき、
1)中国にはもともと中華思想とそれに伴う作法政策と朝貢貿易の長い歴史があった。その後のアヘン戦争以後の欧米による半植民地化と日中戦争の経験が、現在の中国の外交政策に影響している。

2)エジプトのムハマンド=アリー、アラブ大反乱のフサイン=イブン=アリー、第2次中東戦争で英仏イスラエルと戦い敗れるも国際世論を味方にしたナセル、いろんな英雄がアラブの統一と繁栄を目指しましたが、いずれも欧米の思惑に基づく横槍のせいで、失敗しています。欧米列強はアラブの中の一国が力を持つことをおそれ、常に勢力分断するよう、介入してきた。その長い歴史の結果として、現在のアジア情勢がある。

以上の二つの大きな流れを知ることができました。ニュースを見ていても、見方が変わると思います。世界史は私の専門のテーマとは最も離れたところにある分野ですが、マンガと基本書を読んで、大きな流れをつかみ、海外出張や日本にいる外国人の理解の際に参考にしたいと思います。

『「忙しい」「できない」「間に合わない」から受かる!超効率勉強法』(吉田穂波著)

2018-11-01 08:35:04 | 日記
産婦人科の臨床医から、ハーバード公衆衛生大学院を経て、国立保健医療科学院 主任研究官になった吉田穂波さんの本。3人の子供を連れて留学、留学中に第4子、帰ってきてから第5子を産んで育てながら勉強してきたなかで確立された実践的な勉強法を紹介する本です。こどもを3人、4人育てながら米国の大学院で勉強する、というのは、日本人では想像もつかないチャレンジです。「そういえば、米国の友達は子供を育てていても大学院に戻ったりしていたな、日本人では普通そんなことはないな。」と思っていたのが、5年前。日本にも、子育てをしっかりしながら、人生を開いている人がいるんだな、と感動するとともに、励まされる思いで読みました。


<この本を読むことをお薦めしたい人>
勉強で夢をかなえたい、勉強で人生を切り開きたい人

<効率に勉強するカギはモチベーションの維持>
とにかく、忙しさが半端ではない。「子供とのコミュニケーションには手を抜かないようにしている」という吉田さんがモチベーションを維持して勉強するには、いくつもの仕組みを取り入れて、前向きに取り組めるようにしている、ということを感じました。その中には、私がこれまでやってきたこともありますし、吉田さんはやっているけど私はやっていないこともある。印象的なものを挙げると、以下の通りです。
手帳に自分を鼓舞すつ言葉を並べる。・家事の時間はすべて勉強の時間にできる、ととらえる。
・勉強ツール(例:暗記ノート)を手作りにすることで、そのツールに愛着を持つ。
1ミリだけでもいいから進める。
・まだ少し残している、もう少しやりたい、この未練が大事。
・モチベーション維持に一番大切なのは、「なりたい自分を思い描く」こと
・リマインダーで中だるみ打破

ライフシフト、人生100年時代の戦略を自らたてて、実行しているすばらしいストーリーとして、最後まで興味をもって読みすすめることができました。

『最強の暗記術』(本山勝寛著)を読む

2018-10-21 11:30:28 | 日記
ベストセラーの『最強の独学術』の著者 本山さんの最新刊。『最強の独学術』では試験に受かるための独学1.0、教養を身に付けるための独学2.0、夢をかなえるための独学3.0に分けて、わかりやすく独学術を解説しています。この本でも、3つのフェーズに分けて、試験に受かるための暗記1.0、ビジネスに効く暗記2.0、夢をかなえる長期記憶の暗記3.0について、それぞれポイントを明確にして解説しています。

それぞれのポイントを4ページでコンパクトに解説していて、とても読みやすいです。電車の中や家での細切れ時間にさっと読めて、役に立つ本です。暗記というと闇雲に記憶するので意味がないという人もいますが、暗記により試験にも合格して、ビジネスでも成果を出して、夢もかなえる、というとてもポジティブな内容です。スマホやインターネットで検索できる今こそ、暗記であったり記憶したものを呼び出す技術がとても貴重であると実感できる内容でした。

この本を読んで取りたいアクションは、
1.1日のルーティンに暗記習慣を組み込む (暗記1.0)
⇒夜に入れたいな、と思いました。ぶつぶつ読んで覚えたい。

2.スピーチは「ストーリー」と「イメージ」を押さえて暗記
⇒この本を読んで、まだまだ準備が足りないな、と思いました。「声を出して練習する」「本番さながらのリハーサル」を強化したいと思います。

3.「座右の書」は年に一度は読み、勝ちパターンを刷り込む。
⇒何度も本を読み自分のものにする、という考え方が素晴らしい。本はとにかく早く読み、たくさんの本を読むことを勧める本が多い中、何度も読むことの効用の説明がとても説得力がありました。ぜひ、やってみたいです。

あとがきの最後に、「本著は読んで満足して終わりではありません。」からはじまり、「まずは小さな一歩でも初めて成果を実感しながら、最終的に皆さん一人ひとりが是非夢を叶えてください。」で結んでいます。読者に語り掛けるような文章は終始一貫しており、読者に伝える、読者にベネフィットを与えようという著者の姿勢が最後の一文にも表れています。「暗記によって人生も変わる!」と思える
説得力のある本です。



『マンガでわかる「やめる習慣」』(古川武士著)

2018-10-21 09:37:53 | 日記
習慣化、集中力の本を読んでいます。古川武士さんの『「続ける」習慣』はだいぶ前に読みました。エッセンスだけ手っ取り早くつかむため、「マンガでわかる」シリーズにしました。「マンガでわかる」シリーズが出ているのは、超ベストセラーの証拠。マンガの絵やストーリーの質はわきに置いておくとして、原書のエッセンスをコンパクトにまとめていて、さっと読むにはわかりやすいです。結果、2時間程度で読みましたが、いくつかのエッジの利いたキラー・ワードとともに、「やめる習慣」についての気づきを得ることができました。

1.悪い習慣が悪循環を生み出す
習慣には「習慣引力の法則」が働くので、良い習慣も悪い習慣も、やめないほうに引力が働きます。まず、それを理解することが大切です。

2.悪い習慣には心理的なメリットがある
習慣引力の法則のほかにも、悪い習慣には心理的なメリットがあります。この心理的なメリットのかわりになる「スイッチング行動」を準備することにより、悪い習慣を絶つことができます。

3.習慣をやめるには、禁欲期、無気力期、安定期、倦怠期がある。
それぞれの期間に、取るべきアクションは違う。

4.やめる3原則
1)1度にひとつづつの習慣に取り組む
2)センターピンとボトルネックを明確にする。
3)目標でなくプロセスに集中する。

5.禁欲期の対策
1)誘惑を絶つ環境を作る - 例 スマホの電源を切る
2)行動を見えるかする  - 数値と感情を記録する
3)投げやりに上限をつける 

安定期は、徹底的にやめ切ること、倦怠期は変化をつけることが大切。

6.こころの筋力を鍛える方法
片付け・早起き・運動の3つ

1度にひとつづつの習慣に取り組むことは、他の「習慣」本でも繰り返し言われていることです。
家でダラダラとスマホを使ってしまうことがあるので、その対策として、「やめる習慣」のテクニックを使ってみます。
また、「続ける」習慣についても、マンガで読んでみようと思いました。