読書と資格試験挑戦で夢をかなえるブログ

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書評 隂山英男の「集中力」講座 隂山英男

2018-07-16 09:11:53 | 日記
百ます計算で有名な隂山英男さんのビジネス本。テーマは集中力向上です。隂山さんに経験、成功体験と失敗体験を踏まえた集中力の鍛え方です。

大きく4つ、鍛える方法があります。それが、手帳、趣味や勉強、一人会議(長期計画)、家族とのコミュニケーションです。

百ます計算のような反復学習の大人版を予想していたのに、意外でした。長期的に集中力の高い生活を送るには、家族が大切だし自分のキャリアの長期プランも大切、そして手帳による日々の管理と進捗の確認も大切、というメッセージです。

4ページ単位で集中の極意が37個、綴られています。印象に残り、自分もやってみたい、あるいは継続したいと思ったのは以下の通りです。

極意4 手帳を買ったら、まずは休暇の予定を記入する

開くたびにテンションが上がる手帳にしましょう

極意5 「いま、集中すべきプロジェクト」をいつも明確にする

極意15 集中力を鍛えるために勉強を始める

極意21 行きつけのごはん処を2つ3つ確保する

極意23 考えをまとめるときは机の上のものをすべて箱にしまう

極意24 年に2回、移動時間に2時間以上ひとり会議を開く

極意35 年に一度は国立公園へ行く


「1分で話せ」 伊藤羊一

2018-07-14 11:04:26 | 日記
ヤフー(株)のコーポレートエヴァンゲリストの伊藤さんの本です。

本のタイトルからはコミュニケーションや話し方の本と想像しましたが、主なテーマはプレゼンテーションです。

私自身は、これまでたくさんのプレゼンの本を読んで、研修も受けて、何百回とプレゼンを行ってきました。

この本に書いていることは、結果としてほとんどやってきたことですが、最近端折ってることが多いな、と反省します。

若い人がプレゼンテーションの勉強をするなら、絶対おすすめの一冊です。

気づきを得た点は、
1) 人を動かすには左脳と右脳の両方に働きかなければならない

2)伝える前の整理ノート
①相手は誰か
どういう立場か
何に興味があるか
専門的な要素をどれくらい理解できるか
何にネガティブな反応をするか

②ゴールは何か

3)考えるとは、知識と情報を加工して、結論を出すこと

→機械的に結論を出す=考える癖をつける

4)いらない言葉をいかに削るか
スッキリ簡単に!

5)ピラミッドは三段階に(最重要)

前提

結論
|
根拠を3つ
|
それぞれの根拠を支える事実

6)「超一言」のキーワードで包み込む

7)人前で話す時の4つのポイント
視線
手振り

間合い

8)相手が動くためには、できることは全てやる。

これを受けて、
1)伝える前の整理ノートを作る

2)言葉はスッキリ簡単に。中学生でもわかるように。

3)ピラミッドを意識する。
結論と根拠だけでは、右脳には訴えられない。


書評 朝のコーヒー、夜のビールが仕事をつくる 馬渕知子

2018-07-14 07:33:45 | 日記
ビジネスマンの朝晩のお供であるコーヒーとビールを取り上げた馬渕医師の本です。

コーヒーとビールの仕事や健康上の効能に納得。同じコーヒーですが、飲む時間によっては、かえって逆効果にもなる、というのが驚きです。

特に印象的だったのは、
1)飲み物なる秘められたパワーは数分以内に体内に巡るということ

2)コーヒーは出社してから飲むのがベスト

3)カフェインは就寝時間の7時間前まで

4)チェイサーの勧め

ジョッキを空けたらまずチェイサー

5)酔わないようにするには朝から適量の水を飲む

6)1日3リットルの水を飲むのがオススメ

寝る前、起きた後の一杯は欠かさないようにする

いずれも、健康のために、気をつける、やってみようと思います。面白い本です。

書評 資格試験「半年・独学」勉強法 高野博幸

2018-07-12 06:10:32 | 日記
東大在学中に、半年の勉強期間で公認会計士に合格した高野さんの本。強く願えば目的は達成するんだな、という熱い内容です。

ただし、仕事をしながら中小企業診断士やTOEICに挑戦するやり方とは、まったく違います。

過去問も含め問題演習は一回しかやらない、など、私のやり方とはだいぶ違います。

それでも、面白かったことを何点か挙げます。

1)試験について知っておくべきこと
合格率
試験科目
試験形式
合格者の決定方法
合格ライン
など

2)書籍への投資は一切惜しまなかった。
会計士試験についての市販の参考書はすべて購入して、時間の許す限り問題集の問題を解いた。

3)試験前は時間制限をつけて勉強する
大問ごとに時間制限をつけてバラバラに取り組む。本番にかけて良い時間の8割から9割程度で取り組む。

4)チョコレートで脳に糖分を。
水分補給はジュースで。

5)勉強を好きになるには、「勉強ができるようになる」こと

そのためには、まずは1科目、とにかく重点的にこれ以上できないというほど勉強してみる。

この本を受けて、
1)試験についてリサーチするときは、この本を参考にする。

2)チョコレートなどで栄養補給。普段から。

3)まずは1科目を仕上げる、というやり方をやってみる。


書評 「仕事と勉強を両立させる時間術」佐藤孝幸

2018-07-11 08:18:33 | 日記
弁護士で米国CPAの佐藤孝幸さんの仕事術と勉強術の本です。どうやって両立するか、というよりはむしろ、仕事をする、勉強する上での考え方を教えてくれます。

勉強については、ノートやラインマーカーは意味がない、アウトプットや暗記は非効率、といった私のやり方とはまったく異なることが展開されます。

しかし、「集中できないのは欲と危機感が足りないから」を繰り返す佐藤さんの考えの中には、勉強になることがたくさんありました。

1)ことを成し遂げたいなら目的と期限を明確にしよう。

2)「面倒くさい」というのは「それを言ったらおしまいだよ」というくらいのタブーワード

3)頭に入ってこない参考書は読まない。

4)それぞれの時間帯で、スイッチを作ることが重要。

To do は、
1)やりたいことリストには必ず期限を入れよう

2)面倒く臭いと思ったら、佐藤さんの本を思うだそう。

3)時間帯ごとのスイッチを考えよう。

すべての勉強のスイッチになりうるのが、最近使い始めた勉強タイマー。勉強のスイッチに使おう。