映画 2017-94 ボルベール ＜帰郷＞

ストレス解消ポイント：オープニングだけでもやられました。これは女性の強さ、たくましさ、美しさをたたえる映画です。特に主演のペネロペの演技がすごい。力強い女性は、娘であり母であり妻であり女であり。。女性の友情。家族の愛、親子の愛。美しい街並みとファッションも素敵。観た後で、心が温かくなりつつ、満足感のある映画です。ペネロペが歌うシーンと周りの人々（家族含め）の反応が素晴らしい。☆5つ。


カンヌ映画祭で最優秀脚本賞と最優秀女優賞を受賞し、各映画賞を席巻している珠玉のヒューマンドラマ。母として、娘としてのままならない人生をたくましく生きる女性たちの生き様を描き上げる。監督は『バッド・エデュケーション』のペドロ・アルモドバル。主演はアルモドバル監督と『オール・アバウト・マイ・マザー』以来の顔合わせとなるペネロペ・クルス。アルモドバルらしいビビッドな色彩の中で展開する人生賛歌を堪能できる。シネマトゥデイ

映画 2017-93 ケープ フィアー

ストレス解消ポイント:恐怖によるカタストロフィー。復習に燃える男を演じるデニーロの演技がすごすぎる、怖すぎる。怖いけどどんどん見続けてしまいます。最近のデニーロはミート　ザ　ペアレンツ　シリーズとかコミカルな作品も多くなりましたが、タクシードライバーやこの映画は本当に怖い。エキセントリックなサイコの役をやらせたら右に出る人がいない俳優だったんですね。。。で、ストーリー的には、復讐されるほうも悪いなーこれはひどいなーと思ったわけで、主人公にもちょっと同情しつつ怖い怖いと言って見終えました。☆４つ半。

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ジョン・D・マクドナルド原作による「恐怖の岬」（62）のリメイク。出所したマックスは、自分を救えなかった弁護士一家に復讐の念を燃やしていた。彼は徐々に、弁護士の家庭に恐怖の魔の手を伸ばして行くのだった……。全身にイレズミを施したデ・ニーロが、復讐に燃える狂気の男を過剰とも思える演技で見せる。J・ルイスが恐怖に怯える娘を好演。allcinema ONLINE

映画 2017-92 恋する惑星

ストレス解消ポイント：香港の中国返還前夜の熱い街と熱い男女をコミカルにトレンディーに描く映画です。最近香港に行きましたが、変わりぶりに驚きました。清潔で便利でより魅力的な街に変貌をとげている香港ですが熱い国であることは変わりなし。自由奔放でかわいい店員さんを演じるフェイ　ウォンが魅力的。トニーレオンや金城武のまだ青臭い演技とセリフも新鮮。１９９４年の映画ですが当時は香港ブームを起こしたようなすごい映画のようです。☆４つ。



麻薬取引にかかわる金髪の女ディーラーと、恋人にふられ落ち込み気味の刑事モウとの不思議な出会い。そして、モウが立ち寄る小食店の新入り店員フェイと、スチュワーデスの恋人にふられる警官との出会いとすれ違いという、平行線をたどる二組の関係を軸にして展開する、香港ニューウェイブ、ウォン・カーウァイ監督が描く恋愛映画。allcinema ONLINE

映画 2017-91 誘惑のアフロディーテ

ストレス解消ポイント：Ｗアレンのテンポの良い映画作りに引き込まれます。ミラ・ソルヴィノは初めて出演していることを意識しましたが、なかなか魅力的な女優です。シーンとシーンの幕間に、ローマを舞台にしたミュージカルのようなシーンがあり、前のシーン、次のシーンについてメッセージを加えますが、これがなかなか面白い。続けてアレンの映画を観たいと思わせる映画です。



生まれたばかりのベビーを養子に迎えたワインリブ夫妻。ルックス、IQ、性格の三拍子揃った息子マックスの成長ぶりに夫のレニーは鼻高々だったが、一方で彼らの夫婦仲は崩壊寸前。その反動から、レニーは息子の実の母親探しに熱中し始めるが……。養子縁組をきっかけに巡り合った男と女の奇妙な関係を軸に、愛に迷い、理想を追い、ままならぬ現実と格闘するニューヨーカーたちの姿を、ウイットに富むエピソードを満載にして描いたW・アレン監督作品。allcinema ONLINE

映画 2017-90 ミュンヘン

ストレス解消ポイント：諜報活動を行う人たちの忠誠心、私生活、家族が描かれていて興味深いです。スピルバーグの戦争と平和をテーマにした作品の一つです。映画評でも評価の高い作品ですが、私が感じたのは、諜報活動員にも家族がいて家族の平和と幸せを願っている、自分のやっていることに苦しみながら、、、という点。主演のエリック・バナの熱演が印象的です。


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スティーヴン・スピルバーグ監督が、1972年のミュンヘン・オリンピックで実際に起きた事件の真相を、事件に関わった人々のコメントや、史実に基づいて映画化した衝撃の問題作。主演に『トロイ』のエリック・バナや6代目のボンド役を務めるダニエル・クレイグら実力派俳優が名を連ねるほか、製作陣にはピューリツァー賞やオスカー受賞者などが顔を揃え、作品の質を高めている。国家への忠誠心や家族への愛を描きつつ、世界平和の真意を問うストーリー展開が見事。シネマトゥデイ