書評『習慣を変えれば人生が変わる』（マーク.レクラウ著）

習慣を変えれば人生が変わる プレミアムカバー 弓場 隆

TOEIC挑戦でアウトプット読書が止まっていました。勉強法、習慣化、時間管理などをテーマに、資格試験合格の観点から読んだ、書評を復活します。

この本は、スペインのコーチによる、自己啓発の本です。習慣化に特化した本かと思いきや、自分のストーリーを書きかける、感謝の気持ちを持つ、セルフイメージを高めるなど、「より良い人生を送る」ための考え方、方法を紹介にしています。

この本のとても良いところは、コーチの書いた本だけあって、語りかけるような、個人レッスンを受けるような文体で書かれていることです。

また、コーチ、レッスンの中で実際に使っている質問、エクササイズを惜しみなくていう今日してくれます。

このエクササイズをいくつか実施するだけでも、十分、本代は回収できると思います。

資格試験の勉強をする人に、どう役立てるのか。それは、まず、資格試験を受ける前に、自分の人生と生活を見直す、自分のベースについて見直して、何が大切でどういう人生を送りたいかを、再考する。そのために、この本は最高の伴侶になってくれると思うのです。

私が資格試験の勉強に1番役に立つと思う3つの習慣をあげます。

1 言い訳をやめる
完璧なタイミングは永遠に現れないんだから、今すぐ始めた方がいい。
これは、すべての資格試験について、いえると思います。まずは目的と目標を明確にしたら、始めてみる。
時間がない、基礎ができていない、などと考えていたら、始められない。とにかく、言い訳をやめて、できることから始めるのが大切です。

2 自分を手厚くもてなす
自尊心を高めることが、試験勉強で効率よく学習するのに、とても大切です。自尊心が高く「自分はできるんだ」と思って勉強するのと、自尊心低く「自分はだめだ。どうせ自分なんて」と思って勉強するのとでは、全然パフォーマンスが違うのです。

この本で紹介する、自尊心を高めるエクササイズでは、「自分を手厚くもてなすための10のことを列挙」します。

実際に、自分の自尊心を上げることをリストアップしました。この10個を手帳に書いて、意識して実施していきたいと思います。

3 他人にお手本を示す
最後の1つは、資格試験には直接関係ないかもしれません。
他人を変えるという無理・無駄なことではなく、自分ができることに最善をつくすことにする。

私は、これがかなり腹に落ちました。

家族に求めるのではなく、自分から率先して、片付けをする、笑顔でいる、ほめる、感謝する。

これを意識していきたいと思います。