
「10秒」がキーワードになります。「10秒の間に動くことができる人はすべてを手に入れ、10秒以上もの時間をかけて動けない人は何も手に入れられなくなる」のです。10秒というのは、とてもわかりやすい時間で、要は、「すぐにとは、1時間以内に、とかいう意味電はなく、本当にすぐに、10秒以内に」ということだと思います。
私がこの本から得た気づきは、
1)10秒で行動する人は、「行動してしまえば、あとは楽」ということを知っている
⇒今ここで行動することで、後で楽になる、ということです。私も仕事の仕方として、経験則で行っていますが、資格試験の勉強でもこの考えを取り込んでやっていると思います。
2)10秒で行動する人は小さな一歩を大事にする
⇒小さな行動を積み重ねることで、大きな夢を実現できる
あたりまえのことであるけれど、小さなこと(短い時間の勉強)を毎日続けることこそが、夢(資格試験の合格)につながるのです。
3)「気分をリセットする方法」の5つの原理
1.気分は選択できる、と知る
2.「感情表現の3要素(表情・動作・言葉)」で気分を切りかえる
3.思い出すだけで気分が変わる
4.想像しただけで気分は変わる
5.気分は伝えることができる
⇒感情、気分を変えるための方法です。具体的で分かりやすい、と思いました。気分のリセットし方は人それぞれの面もありますが、ぐたいてきにわかりやすく書かれているな、引用することもできるな、と思いました。
4)今ここに集中するために、10秒でいらないものを捨てる
⇒「いらないものがあると、今できることの邪魔になります。」これがわかっていても、なかなかできません。年末に向けて、まずは本の断捨離を初めて、「今すべきことができる」環境を整えたいと思います。
なかなか一歩を踏み出せない人が「すぐやる人」になるためにどうすればいいかを分かりやすく説いた、素晴らしい本だと思いました。
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