ヒデェVH ギターコレクション

自称「関西一のPEAVEY-WOLFGANGコレクター(笑)」

Gibson Keb' Mo' Blues Master(2014) 2021年淡麗グリーンラベルCM あいみょん使用モデル 「GREEN JUKEBOX 君篇」

2021-05-17 00:40:14 | Weblog
今回は結構レアなギターの紹介です。

Gibson Keb' Mo' Blues Master(2014年GIBSON CUSTOMSHOP製)

2021年5月10日からオンエアされている「麒麟 淡麗グリーンラベル」のCMで、あいみょんが「君はロックを聴かない」の弾き語りを披露してますが、そのときに使っているギターと同型ですね。

淡麗グリーンラベル 「GREEN JUKEBOX 君篇」 30秒


とてもさわやかな感じのCMでグリーンラベル飲みたくなりますね。

動画を見ると比較的簡単にGibsonのアコースティックギターであることはわかりますが、ギターはちらっとしか映ってないので詳細がわかりにくいですよね。

いったいどんなモデルのギターなのか?知りたい方もいらっしゃるでしょう。

Gibson Keb' Mo' Blues Masterなんですよ。



GibsonでもJ-45であれば大手楽器店に行けばたいてい展示してありますが、
Gibson Keb' Mo' Blues Masterはなかなか見つかりません。

Keb' Mo'はグラミー賞を数回受賞したこともあるブルースギタリスト/シンガーです。

そのKeb' Mo'のシグネチャーモデルとして、2010年に300本限定でGibson Keb' Mo' Blues Masterは発売されました。
その売れ行きが良かったため、ファンからの要望も有り、2014年に再発売されます。

今回のギターはその再発売版の方です。

動画もよく見れば、ヘッドのロッドカバーにKeb' Mo'のサインが刻印されているのが、わかります。



ネックが12フレットでボディ接続されていて、Jー45よりも一回り小さいボディから柔らかい音が出るギターです。
Gibson L-00という型番のギターがかなり近いですが、普通のGibson L-00は14フレットでネックとボディが接続されています。

12フレット接続というのが、マニアックなところですね。




今回のグリーンラベルのギターはGibson Keb' Mo' Blues Masterということで、
あいみょんのチョイスなのかどうかはわかりませんが、シブいギターを使ってるなぁという感想です。

あいみょんがCMで使ってるのギターが300本限定版なのか再発版なのか断定できないですが、私なりの調査によると「ある特徴」から再発モノの方ではないかな?とほぼ確信的に思ってます。

限定版であれ再発版であれ、いずれにせよ探してもなかなか出てこないレアギターであることは間違いないですね。

J-45よりも一回り以上ボディが小さくボディのくびれも大きいおかげで、座って弾くときにとても使いやすいです。
J-45がロックな音だとすると、こちらは当然ながらブルースの音、柔らかく丸い音がすると感じてます。
中音域がややポコポコとウクレレを混ぜたような感じの響きだと個人的には思います。

また、ボディ全体からボワ~と広がる素晴らしい天然リヴァーブ、夜中に静かに爪弾く時など、これはたまらないです。

グリーンラベルの弾き語りCMに使用されたのも、もしかすると、この柔らかい音の広がりが決め手だったのかもしれませんね(あくまでも私感です)。

(仮の話ですが、もし仮にあいみょんがこの音色を気に入って柔らかい弾き語りに使用したのであったならば、「わかるわ~それ」って言いたくなりますね。)

Gibson Keb' Mo' Blues Masterはネックが太め、ナット部分で約46ミリあります。

一般的にJ-45だとナローネックで40ミリ程度、ワイドネックで42~43ミリ程度ですので、想像していただくといかに太いかおわかりになるかと思います。
(私はワイドネックの方のJ-45が好みです。)

このネックの太さゆえ、個人的には手の小さい人や一般的女子には薦めにくいなと思いますが、さすがあいみょん、使いこなしてますね!

外出もままならない自粛生活が続きます、私もこのギターで大好きなあいみょんの曲を優しく弾いてみようかな、そうすれば多少は心も穏やかになるかな、と考える今日この頃です。

(このギターに関して、いつもお世話になっている島村楽器神戸北店のギターシニアアドバイザーから的確な情報やアドバイスをいただきました。ありがとうございます。感謝しております。)

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HISTORY NT-301 あいみょん - 生きていたんだよな

2021-05-06 23:31:35 | Weblog
もうあいみょんにハマリまくりです。

HISTORY NT-301 を電撃的に購入してしまいました。

2021年の4月のある日、私は神戸の某アウトレットモールに買い物に行きました、家人に頼まれて車を運転して行ったのですが、自分自身あまり見るモノもなく、隣接する普通のショッピングモールへと足を運びました。

このショッピングモールには島村楽器さんがテナントとして入っているのです。
「EVH関連のギターとか、アンプとかあるかな?」と思って入店したのですが、残念ながら目当てのモノはありませんでした。

仕方なく新しい小型マルチエフェクターなどを見学していたところ、やけに詳しく説明してくれる店員さんがいます。
ヒマを持てあましていた私は嬉しくなって、いろいろお話ししました。

「これを使って4ケーブルメソッドにできますか?」とか、
「これをアンプヘッドのセンド・リターンにつなぐ場合、インピーダンスの適合面で問題はないですか?」など、
結構マニアックな質問をしたのですが、その店員さんは機材にすごく詳しくて、私の質問に一つ一つ丁寧に答えてくれたのです。

話が弾んで、やがて話題はエレキからアコースティック用アンプの方に向かっていったのです。

その店員さんが「アコギもされるんですか?」と聞いてきたので、正直に

「実は最近 あいみょん にハマってます」

と答えると、「それならぴったりのギターを紹介できますよ」という感じで、このギターの存在を教えてくれたのです。

HISTORY NT-301 あいみょんがメジャーデビュー当時から愛用して、2018年紅白歌合戦にマリーゴールドで出場したときにも使ったギターらしいです。
ファンの間では伝説のギターとなっている感じ、今風に言うと「神ギター」というところでしょうか。

もう生産してないモデルだし、こういう運命的な出会いは大切にしなければならないと確信している私は迷いなく「買います」と言っていました。

いや、マジで「中古楽器は見つけたときに買っておかないと後悔する」というのが私のモットーです。


弦高やテンション感など好みを伝えると、バッチリに仕上げてくれました。


良い材を惜しみなく使っていることがわかります。


J-45と並べて弾き比べてみるとNT-301の方が生音がでかいです、思わずうなってしまいました。

このギターの購入に際してお世話になった島村楽器神戸北店のギターシニアアドバイザーの方、本当に良いギターを紹介してくださり、また私の少々ワガママなこだわりセッティングにも対応してバッチリ調整してくださりありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

何でもかんでもネット通販で買ってしまう風潮の昨今ですね、ネットが便利なのは確かですが、「楽器は生もの」です、
信頼して相談できて信頼して調整を任せられるアドバイザーがいるお店だと、高価な楽器の買い物をする時も心強いですね!

HISTORY NT-301 が使われているオフィシャル動画がありましたので張っておきます。
あいみょん - 生きていたんだよな 【弾き語りMOVIE】

ちゃんと弾くと、ドンズバの音が出ますよ。


今欲しいものは、ビートルズのステッカーです。アマゾンか楽天で売ってないかな?(苦笑)

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Gibson J-45 2020年モデル あいみょん – マリーゴールド【AIMYON BUDOKAN -1995-】

2021-05-05 21:47:21 | Weblog
2020年末に購入。

言わずと知れた、泣く子も黙るフォークロック王道アコギGibson J-45です。


すでに1965年製のJ-50を持っていたのですが、あいみょんに影響を受けて買ってしまいました。


2020年の大きなトピックはあいみょんの音楽に出会ったことです、忘れられません。

マリーゴールドが大ヒットして2018年の紅白にも出場したらしいが、そしてその紅白も観たはずだが、トイレにでも行っていたのか、全く覚えていない。私は世の中の流行の音楽に疎いこともあり、2020年の夏まであいみょんの音楽には触れることがなかった。

自粛期間中に偶然聞いたあいみょんの音楽(どの曲だったか思い出せない)にハッとなって、心をえぐられるような感じになり、それ以来ハマってしまった。

マリーゴールドももちろん良いが、あいみょんが弾き語りで歌う歌が素晴らしい。
風のささやき、青春と青春と青春、サラバ等など、グサリと心に刺さる言葉がちりばめられた名曲が多い。

2020年に発売されたアルバム「おいしいパスタがあると聞いて」の初回限定版に付属する弾き語りCD「風とリボン」が実に素晴らしい。

中学~高校時代に弾き語りをやっていた私にとって、なんとも複雑な気分になる音源です。
私は高校卒業後、一年の浪人生活を経て、大学生になり大学ではバンドをやっていてオリジナル曲も数曲作っていた。しかし、思い返してみると、あいみょんが弾き語りで歌っているような曲をあの頃の私も作りたかったんじゃないか?あの頃の私はバンドブームに乗ってロックっぽいことをやってみたかっただけだったんじゃないか?そう感じてしまう。

あいみょんは父親の影響で浜田省吾の大ファンらしいが、実も私も浜田省吾の大ファンだったので、よりいっそうあいみょんの音楽や言葉に共感するのかなと思います。

あいみょんの言葉は鋭い、鋭すぎる、今の私の心に刺さりすぎて、時に痛い、血が流れる、そんな感じなのだ。
それに比べると私が学生時代に書いていた言葉は薄っぺらで、嘘っぱちだったかな、そう思わずにはいられないのだ。

自分の過去を否定するようでなんだか複雑な心境になるが、そう思わずにいられない今日この頃です。

武道館での弾き語りライブのオフィシャル動画が公開されているようなので、リンクを張っておきます。

あいみょん – マリーゴールド【AIMYON BUDOKAN -1995-】


いや~、正直すごいね。
自分自身弾き語りをやっていた経験があるのですが、こんなに大勢の前でやるのはほんとにしんどい、場を持たせるのが大変です。

大学生の時、長渕剛が大阪城ホールで弾き語りコンサートをされて見に行ってそのときもすごいと思いましたが、本当にすごいわ。

私が女性アーチストにはまるのはキャンディーズ以来(爆)。
(ちなみにランちゃん派でした)
女性アーチストのコンサートに行くのもキャンディーズ以来です。
(2020年のあいみょん大阪城公演に参加しました)

今後も応援したいです。


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Gibson J-50 1965年 

2021-05-04 22:58:00 | Weblog
さて、このギターは1965年産のギブソンJ-50です。

J-50に関しては「J-45の単なる色違いだ」とかいろいろな説がありますし、結果的にJ-45のほうが有名(=中古市場で高価)だったりしますが、まぁそんなことは私には関係ありません。

自分自身50歳を超えた頃、いわゆるヴィンテージモノのギターが欲しいなと思うようになり、どうせなら自分と同い年のが良いじゃないか!という感じで1965年モデルを探していました。

探してJ-45やJ-50を数本試奏するうちにある事実に気がつきますというか知らされます。

「1965年のJ-45やJ-50にはネックが太いモノと細いモノが混在する」ということです。

ある詳しい人に相談すると、「だいたい1965年の前期と後期で分かれるが、前期はワイドネック(42~43ミリぐらい)後期はナローネック(40ミリぐらい)になっている」ということでした。

私はワイドネックの方が良い感触だったので、ワイドネックの方を探し求めました。

ある日見つけてのがこのJ-50です。

とにかく50歳を軽く超える年季というか円熟味、味わい深いギターです。

ネックコンディションが素晴らしく、弦高やテンションも好みの感じだったのも大きな決め手でした。
(あまりに感触がいいため、この後に購入するギターのネック調整に対してシビアにならざるを得ないというか、比較するハードルががあまりにも高くなってしまった感じでした。)


ボディのウェザーチェッキングもびっちり出ており、見た目も渋くて満足です。

言い古された言葉ですが、一生モノと思って弦を張りっぱなしで部屋に出しっ放しにしています(かわいがっているという意味ですね!)

(2020年の1月頃に購入してますが紹介が遅れました。)

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