[2023年6月6日 Abobe Fireflyについて文章の一部訂正というか追加]
※訂正追加内容を先に記すと現在ベータ版のFireflyで生成したものは商用利用不可。
正式版がリリースされた時点で商用利用可能となりますm(_ _)m
[原文2023-06-01 21:40:49投稿]
AIイラストの進化は留まるところを知らない。
記憶に新しい人も多いと思うが、
先に国際会議でAIのありかたについて先進国代表で議論がかわされた。
会議の結論はいわゆる、
「AIに対する認識は一致をみなかった」
前回の投稿でもざっくり記したが、
ヨーロッパはAIに対する規制を強化すべきとの認識。
一方で日本は規制するより利用促進を図りたい。
そのため日本代表の一部の発言は大雑把に言うと、
「ネット上に掲載されたデータは積極的にAI学習に用いても良い」
的発言だった。
あの人は、
個人がSNSにアップした写真がモデルデータの学習に使われていて、
肖像権侵害している可能性大だって点をどう思ってるのかなぁ、
っていうか知ってるのかなぁ。
関連記事
今回のテーマとして取り上げるAIイラストの世界は秒進分歩。
そして問題として大きく浮上しているのが、
「誰が著作権を持つか問題」
「著作権侵害」
「モデルデータの倫理」
この3点ではないだろうか。
SNS上でも投稿内容やコメントで、もはや炎上寸前。
ヒートアップしている感がある。
(もしかして、そう思い危惧しているのは私だけだろうか)
最近までAIイラストで生成した画像の著作権は、
「複雑なテキスト(prompt)を入力して生成した人のもの」
ここで問題になってくるのは、
既に著作権が存在するキャラクターに激似の生成物の取り扱い。
そしてAIイラストの中核は、
「モデルデータ」
このモデルデータは大雑把に記すと、
「幾千万、百億というデータをAIに学習させてデータ毎にタグ付け」
AIイラスト生成アプリは、
テキスト=prompt(いわゆる呪文)を入力・Enterする。
↓
アプリがテキストとタグを照合。
↓
(生成者が求めているであろう画像にするため)
様々なデータを組み合わせて出力する。
この元データになっているものが、
「どこから入手されたものであるかが不鮮明」
であることが問題になってくる。
多くの場合はネット上に氾濫する投稿写真やイラストの類。
物によっては、
キャラクターの公式写真や販売目的サイトの画像データ、
果ては有料画像販売サイトのサンプルまでも使われている恐れがある。
と言うより間違いなく使われている。
そして一度モデルデータを作り上げてしまえば、
「現段階ではどの画像データを元にしているか知りようがない」
これがキャラクターの著作権を持つ人・組織にとって
「許しがたい部分」
になるだろう。
これが倫理的問題に関わる部分になる。
私に言わせれば多くのAIイラストは、
「黒に近いグレーを使って利益を享受しようとする不貞行為」
生成物を世に出さずに個人的に楽しむ分には、まぁいいだろう。
ただし、
これを商用利用可能なモデルだからと言ってSNSにアップしたり、
利益を得ようとする目的(You Tube収益含む)で使うのは、
「いかがなものか」
とは、いえ先に記した通り日本のオエライサンが許可を出している
そのため個人的に強く言うことは特にできない。
あくまでも生成者のモラルやらマナーやら倫理観に委ねられている。
ただ一歩下がって見つめる余裕は持ってほしいと思う。
例えば、
おそらくは盗品が安く売られていた。
買って楽しんで貴方は、
「それに近い行為を本当に胸を張って楽しめますか」
楽しめるならどうぞ、これ以上私は何も言いません。
それに私も少しの間非営利目的とは言え楽しんじゃいましたしね。
最近Adobeが看板商品とも言えるアプリ「photoshop」に、
AI機能を搭載した(するだったかな?)
また無料プランも有るサブスクの「Canva」
こちらはSNSやHPに特化したAIイラスト生成アプリを公開している。
しかもテキスト≒promptは日本語入力でOK
さらに2023年3月からベータ版としてAdobeのAIイラストアプリ
「Firefly」を公開中である。
(登録後2週間以内に使い始められる※1)
AIイラスト信者は、
「ほら、あの天下のAdobeですらAIイラストを認めたぞ」
と、まるで免罪符を貰ったかのようなヒートアップぶり
(と私は感じる)
ただここにはちゃんと落ちがある。
Adobeはモデルデータについて公式に表明している。
学習するための元データは、
「Adobeが権利を保有する画像や著作権が切れたもののみ使用」
そのため先の倫理観には引っかからない。
日本にもデータを倫理的扱いする草分け的に組織が有り、それは、
ただ、メジャーなAIイラスト生成アプリと比べると扱いは難しい、
と言うか厳しい
何度か試してもたがエランミツアがTwitterで公開しているような画像は、
「まず生成できない」
※1:運が良かったのか私の場合は登録して即座に使い始められた。
(以下青文字部分は2023年6月6日に修正・追加)
現在はベータ版なので無料で無制限にAI生成できる。
正式版リリースになれば生成物は商用利用可。
ベータ版での生成物は商用利用不可となる。
ただ、巷の噂では、
「現在ベータ版で生成したものも条件付きで商用利用可」
に出来るらしい。
現在のベータ版の最大生成サイズは短編で1024pxまで
ダウンロードしたデータの左下にはAdobeとfireflyのロゴが入る。
Fireflyはクラウドサービスなので、
GPU≒グラフィックボードの性能には大きく依存しない。
なのでwindows10以上がストレスなく動くPCなら、
待ち時間も少なくAIイラストが生成できる(と思う)
写真品質やアート・グラフィック品質の生成が可能。
しかも一度生成した画像を部分的に修正したり、
生成画像をお気に入り登録し後でダウンロードや修正可能。
今のところ無料だが割りと高機能。
(StableDiffusionWebUIを使っている人は物足りないだろうが・・・)
また、日本のアニメのような描写はできない(と思う)
ジブリや有名キャラクター、
青少年に悪影響を与えそうなpromptは全てエラーになる。
またテキスト≒promptは英語のみ対応。
そんな私のAI(イラスト)ライフは、
StableDiffusionWebUI>
定期的に使用、アップデート>ただし生成物は非公開。
Adobe Firefly>
習熟中>
そのうちAIボーカロイドとコラボして動画を投稿予定。
AIボーカロイドNEUTRINO>
定期的に使用し投稿したい。
AIボイスロイドゆっくりムービーメーカー4Lite>勉強中
AI動画作成ソフトVrew>
お試しで使用したがイメージと合わないので保留中。
このうちStableDiffusionWebUIは、
いつの日か倫理観を損ねない範疇で使えるようになる日が来ることに、
「希望を持って日々の進化に対応中」
それにしてもAIイラスト信者と反対者のやり取り、
著作権を持つ人や組織の発言や有り様には正直辟易している。
双方の気持ちは分かるが、そこまで言い争うかって感じ。
AIイラスト信者に対して思うことは先に述べた。
反対者側に対してはもっとおおらかになれないかなぁって感じ。
とあるケースでは、
ファンが知らずに著作権者に対して不埒な言動をしていた。
一連の騒動中に気づいて謝罪した一幕もあったくらい。
もう何をやってんのって感じ。
こんなだからAI絡みのアプリを使うのは一時期、辞めようとも思った。
特に私のハンドルネームは「AIグッチー」
AIが愚痴をいったらどうなるだろうか。
またAIの行く末を占いたくて始めたのがそもそもの事。
それがAIに憂いを持つAI(グッチー)なんて・・・。
でも、今の私にはFireflyがある。
最後に
<Fireflyに期待すること>
いつの日か正式版がリリースされるときは、おそらく、
月額、年額払いの有料プラン。
あわよくば制限付きの無料プランになるだろう。
有料版の価格はCanvaとPhotoshopの間ぐらいになるだろうか。
だとすると月額2000円前後あたりか。
私にとって気兼ねなく使えるなら。
特に既存の多くのAIイラストが苦手とする描写に優れる点を考えると、
月額2000円くらいは生活の何かを削ってでも使いたい。
仕事をしていない私に携帯は・・・SMS認証で必要かぁ・・・
だから、もちろんもっと安いならありがたい。
あわよくば、ただならAdobeを崇め奉るのでお願いしたい。
それと非公式情報ではモデル学習用のデータの提供を募るという噂。
そしてデータが使われた場合はそれなりの見返りが有るとのこと。
これが実現するなら、まさに私が思い描いた、
「ストレスのないAIイラストとのwinwinな関係」
写真販売がAIイラストに駆逐され始めている昨今だから尚更。
それまでベータ版を使い倒し。
問題点を洗いざらい報告し。
改善してほしいことを提案する、と言うかもうやってる。
尚、誹謗中傷・あおりなどのコメントについては無視致します。
本文に関するご意見は特に無視します。
場合によっては、
削除してブロックもして然るべきところに報告します。
予めご了承 m(_ _)m
【最後までご覧頂きありがとうございます】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます