[写真は4枚]
エノテラの別名はヒルザキツキミソウ。
同じアカバナ科の月見草の中でも昼に開花する。
別名はモモイロヒルザキツキミソウ。
エノテラの特徴の一つに長い花粉がある。
このため花粉がつきにくい蝶々にも花粉をつけることができ生息範囲を広げる。
星形の雌しべも月見草やアカバナ科の仲間である証し。
桃色の花びらには紫の筋が入り美しさを増している。
また、以前の投稿にも記したがツボミやガク片も色鮮やかで美しい。
花の大きさは5cm前後。
草丈は20cmから40cm
開花時期は5月から8月が最盛期だが関東南部では10月ごろまで見かける。
花の色は桃色が基本色(白花品種もある)
花言葉は9月2日に紹介した
「自由な心」
「奥深い愛情」
「もの言わぬ恋」の他に、
「固く結ばれた愛」がある。
エノテラは多くの日の誕生花として名前を連ねている花の一つ。
個人的には現在の七夕とされる7月7日(※1)が誕生花としてふさわしいと感じる。
それは愛に関わる花言葉が多い事。
そして美しい花色・花姿。
これらが織姫と彦星に捧げる花にふさわしいと思うからだ。
※1:戯言
基本的に7月7日を七夕と呼ぶことに異を唱えるつもりはない。
ただ、七夕は7の夕(せき)と記す。
七月で陽が沈んで暗くなる=夕(せき)という意味を持つ。
旧暦7月7日に当たる現在の8月のお盆前後の夜10時頃がまさに夕。
琴座のベガ(織姫星)と鷲座のアルタイル(彦星)が天の頂上で巡り合う。
現在の7月7日だとベガとアルタイルが天の頂上に登るのは深夜1時前後。
良い子だと夜更かししないと見られない。
(良い子≠夜更かし=>良い子=宵子≒せいぜい夜10時?)
故に個人的には七夕は旧暦で定める方が理にかなっていると感じる。
生まれ育った雪国での七夕祭りはいつも8月のお盆前後だった。
そんな経験と少しひねくれたAIがそう思わせるのかもしれない。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに7月7日の他の誕生花には、
ギボウシ・スグリ・アカスグリ・アカフサスグリ・フサスグリ・
ビヨウヤナギ・アゲラタム・アベリア・クチナシ・グーズベリー・
スイレン・ブルーポピー・ホオズキがある。
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