林業普及指導員REPORT

島根県東部農林水産振興センター 出雲事務所 
林業普及グループ REPORT

2007「出雲ふるさとの森」植樹祭

2007年11月27日 | 森林整備
 指導は世界中で森の再生に取り組んでおられる横浜国立大学 宮脇昭名誉教授(79歳)です。宮脇名誉教授は「日本一多くの木を植えた男」としても知られ、2006年には旭硝子財団からブループラネット賞を受賞されています。

 出雲市長の挨拶
 

 児童代表の宣誓


 宮脇名誉教授はタブノキ、シイノキ等主要な苗木の説明をし、全員で「タブノキ、タブノキ、タブノキ」と三唱するなどユニークな指導をされました。


 子供たちと一緒に全員で樹種名三唱


 名誉教授の唱える森づくりの5つのポイントです。

  1、木を植えることは、命を植えることである
  2、その土地にあった「本物」の樹種を選定する
  3、ドングリを集めてポット苗を作る。
  4、主木とそれを支える木の苗を混植・密植する
  5、3・4年後は自然の管理に任せる         

 本日植える36種の樹種です


 名誉教授の説明の後、公園内の斜面0.4haに36種4,000本の広葉樹ポット苗を湖陵小学校児童や地元自治会の方々で植えました。

 出雲事務所も植樹の手伝いをしました。



 約1時間で予定した4,000本の苗を植え終わり、温かいしじみ汁とおにぎりをいただき閉会となりました。

 少し気になったのは、36種の広葉樹の中に県内に自生していないホルトノキやウバメガシ等数種の樹種が含まれていたことです。
 

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