9月25日~9月28日の間、森林組合や民間事業体の従業員を対象に、しまねで目指す道づくりを実践するオペレーターの養成研修を
9名の参加を得て研修を実施しています。
しまねで目指す道づくりとは
①丈夫(切り取り法面1.5m以下は直切り・適切な水処理)
②低コスト(最小限の土の移動・切り盛り土量の均衡・現地発生材の活用)
③自然に優しい(最小限の伐開幅・早期の植生回復)
を目指した道で、木材生産を効率的に実施できる道を目指しています。
この研修3日目の本日27日は、農林大学校の1年・2年が午前・午後に分けて研修の状況を視察に行かせていただきました。
2班に分かれて、作業道を開設していました。開設された作業道は転圧をこまめに実施してあり、堅固な路盤に仕上げられていました。
また途中には、丸太を利用した排水もあり、色々な工夫がなされていたように感じました。
2年生は昨年作業道開設現場を視察していますが、1年生にとっては初めての作業道開設現場であり、これから色々なことを学んでいって
欲しいと思います。
作業道開設は人材養成・機械化と並んで、林業活性化のキーになってくる因子だと思います。
農林大学校で色々なことを学び、学生たちにも活性化のための一翼を担って欲しいと思います。