9月24日 1年生は中山間地域研究センター内のヒノキ林において、間伐作業を行いました。
今まで丸太を利用した基礎訓練は行ってきていましたが、立木の伐倒は初めてであり、それぞれが、緊張しながらの作業でした。
まず①上方・周囲・伐倒方向・退避場所を確認し、笛を吹いて合図をします。
②直径の1/4程度の深さの受け口を作ります。
③受け口を作り終わったら、正しい方向に受け口ができているか確認し、指差呼称を行います。
④受け口ができ終われば、再度周囲を確認し、追い口を入れます。追い口を入れる前には再度合図を行います。
⑤追い口を入れて、木が倒れたら、枝払い・玉切りを行います。
写真で見ると、順調に進んだように見えますが、実はかかり木になってしまい、その処理に5分程度はかかりました。
伐倒終了後は、講師の先生を囲んで、伐採した木の確認を行います。
林業の作業には、チェーンソーは必須の機械です。しかしながら、チェーンソーを使って立木を伐倒中の災害が後を絶ちません。
それぞれの学生が正しい作業方法を身につけ、安全で効率の良い伐倒ができるよう、これからも実習でまじめに取り組んでいこう。