昨日に引き続き、コンパスによる周囲測量を、コンパスマン・ポールマンを交代し、行いました。
昨日の測量成果は、
1班が1/249の誤差
2班が1/143の誤差と、初めての測量にしては、まずまずの測量精度となり、役割を変え、再度の測量となりました。
本日の実習は、5月初旬に2年生が利用間伐を行った林分と、未間伐林分の周囲測量を行うとともに、立木密度や平均直径がどの程度違うのか
確認することを目的に、実習を行いました。
まず最初に班内で打ち合わせを行い、測量に取りかかりました。
測量風景は以下の通りです。
測量終了後、測量した区域の毎木調査です。
↑ は利用間伐を実施した後の林分です。
↑ は未間伐の林分での毎木調査です。
調査結果は
面積 本数 立木密度 平均直径
間伐林分 0.39ha 361本 1,220本/ha 19.0㎝
未間伐林分 0.14ha 476本 2,578本/ha 14.9㎝
と未間伐林分と間伐林分とでは大きな差が出ました。
間伐を実施しないと貧弱な木となり、雪害等の気象害の影響を受けやすいことから、重要な作業である旨説明しました。