11月18日~21日の間、1年生は初めて高性能林業機械の操作を行いました。
操作した機械は、タワーヤーダとプロセッサを操作しました。
実際の機械操作に先立ち、構造の説明および機械の点検を行いました。
プロセッサの電磁バルブ等について説明を受ける1年生
寝ているのではなく、車両下部の点検中
点検を行うとともに、ラジエーターの冷却水の交換及びエンジンオイルの交換も行いました。
点検終了後、タワーヤーダの架設・撤去および集材実習を行いました。
コントロールボックスを操作するU 荷掛け者でトランシーバで指示するK
タワーヤーダの架設・撤去は毎年架設に要する時間、撤去に要する時間を計測しています。
今年も時間計測をしたのですが、今年は少し様相が異なっていました。
例年架設前に打ち合わせを行いますが、今年は打ち合わせ後に、全員で ”頑張ろう”と意思統一をしていました。
架設前に打ち合わせをする1年生 全員で意思統一
いざ架設をしてみると、全員が次の作業を理解できており、14分47秒で架設を完了しました。
また撤去の時間も9分28秒と、今まで架設撤去をしてきた中で最速タイムで架設撤去ができました。
実習終了後には、タワーヤーダの架設撤去と同様に、今後の他の実習でも、自分が何ができるかを考えながら
周囲の状況を確認しながら、率先して作業を行うよう学生たちに伝えました。
2年生になれば現地での間伐材の搬出実習もあります。
現地では農林大学校の平坦なフィールドとは異なり、斜面での大径木集材となります。
現地でも安全な実習になるよう、今回の実習で習ったことを体に覚えさせておいてください。
林業科1年生のタワーヤーダ上での記念写真です。