念のためエコー(超音波)で確認しましょうと話しながら、その画像を確認す
ると、「これからはベッドの上で起き上がるのも、寝返りをうつのも禁止です。
トイレへ行きたかったらベッドの上で上を向いたままでしなさい。それが出来ない
なら管を入れます。我慢すると血圧が上がりますよ。今、血圧が上がると危険で
すから我慢しないように。」と厳しく言われました。
(4ヶ月のセーラ“喜”)
私に心筋梗塞の診断を下した、このMS先生はとても綺麗で、話をする時は、
まるでアイドルみたいな可愛らしい表情ですが、まぎれも無く循環器系のエキス
パートです。
程なく、循環器病棟のお医者さん達が駆けつけてくれて、私はストレッチャーに
移され、お医者さんに付き添われて本館二階の内科処置室から新館六階の
循環器病棟へ向かって大移動です。本人は上を向いたままですから天井以外
の部分はほとんど見えません。今までにストレッチャーで運ばれていく重病人を
何度か見た事がありますが、この病人は意識がはっきりしているし、なんとも
不思議な気分です。
(5ヶ月 佐野アウトレット)
本館のエレベーターが一階へ着くと今度は本館で一番長い通路を通って新館
へ向かいます。この途中で付き添ってくれているお医者さんが 「Aさんのこれか
らの人生にとって今が、おそらく一番重要な局面です。私たちも最善を尽くしま
すからAさんも頑張って下さい」、「カテーテル術をした後のリハビリで犬の散歩
が出来る程度には回復しますから」といった趣旨のお話を切々と続けてくれま
した。 これが私の主治医TKさんとの出会いでした。
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セーラ爺&婆
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wat
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