ら酸素吸入そして胸から電極コードが延びてモニターに心電図等が表示されて
います。 ここへきて爺もようやく自分の病状の重さを認識しました。
TK先生から今日か明日にカテーテルを実施します、と言われて結局、当日
17:00過ぎから二階の心血管撮影室で緊急カテーテル術を受けました。
(6Fの案内板)
このカテーテル術は、右足の付け根の麻酔から始まりました。部分麻酔です
から、先生方の見ているモニターが爺にも見えます。テレビ番組でお馴染の心
血管の画像です。これで助かると思っている為か安心してカテーテルの動きを
見ていました。途中で先生が「ご気分はいかがですか?」と聞いてくれました。
ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんなら 「うっせぇな!良いわけねえだろ!」
とでも言うのでしょうが、模範的な患者たらんとする爺は 「まあ、まあです」と
応えるのが精一杯でした。
それから暫らくして先生が 「これから仕上げに入ります」と言われましたので、
爺は思わず 「・・・と、言いますと?」と聞きました。「ステントを入れます」と応
えてくれましたが、これは実は先生同士の連絡だったのです。
どうやら爺は心臓が止まっても舌は活発に動いていそうです。
(早朝のスッタフセンター)
梗塞部の血管を造影剤で確認しながらバルーンで拡げた後、レアメタルのス
テントを入れて完了です。この間およそ1時間40分程でした。
「狭窄部分がうまく拡げられましたよ」と先生が声を掛けてくれて一安心でした。
「有り難うございました。ところで、何名の先生方がこの部屋にいらっしゃるので
すか?」 「医師免許を持っているのは7名です」 お医者さんを含めて十数名
のスタッフが私を救うために協同して一所懸命手を尽くしてくれたのです。
感謝、感謝です。 生きていることの嬉しさに思わず、
「今朝がたや 雨に生死が 心の臓」 とパロってみました。
(“ねぶの花”の画像がないのでクルメツツジです)
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