[2022年以後] 世界とぼくらの時代

真山仁「ハーディ〜ハゲタカ2.5」はなんと国際サスペンス。

真山仁「ハゲタカII」のあとに選んだのは、「ハーディ」(上下)。ハゲタカ2.5、とサブタイトルがつけられている。松平貴子がミカドホテルを取り戻すハナシと要約するのは適切ではないだろう。
ハゲタカⅠ、Ⅱとは全く作風のことなる国際サスペンス劇なのだから。とはいっても貴子がミカドホテルを奪われたスジからは繋がっている。鷲津はほとんど登場しないけれど。
ストーリーは目まぐるしく二転三転、まさにサスペンス。それが最終章で急展開し貴子が取り戻すというのはハナシがうますぎる。
でも、わざとらしいという感じは懐かずエンディングまで一気に読み切った。
すごいスケールの経済小説から本格サスペンスにかわったのだが、ハナシは終わらない。この先はどんなことがわたしたちを待ち受けるのだろう。次はどれを手にとればいいのか。

【ハゲタカシリーズ】
1.ハゲタカ
2.ハゲタカII
3.レッドゾーン
4.ハゲタカIV グリード
5. シンドローム
番外編1.ハゲタカ4.5 スパイラル
番外編2.ハゲタカ2.5 ハーディ










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