トランペットの種類

Gustav Adorf Wagner /Dresden

BEEGEEさんが「最近B♭管ロータリーの出番が多いので、もう一本軽めのサブ欲しいんだよね。あ、高いのは無理よ」とのことで、当初GanterのG7aゴールドブラスを狙っていたのですが、残念ながら売れてしまい、考えあぐねていた際、
「そうだ!あの楽器・・・」と閃いたのがGustav Adorf Wagner/Dresden です。

Gustav Adorf Wagner(グスタフ アドルフ ヴァーグナー)  

1865生まれ

1941死去 (享年75歳)

1879年 F.A.Heckelに弟子入り、その後Wanderschaft で、

Alexander/Mainz,

 F.A.Schmidt/Cöln, 

J.Altrichter/Frankfurt-Oder.等のマイスターのもとで修行をした後の1889F.A.Heckelの下に戻り職人として働き始めたそうです。

自身ではEschenbachの工房を継いで1904年に独立しました。

彼は唯一F.A.Heckelから製作の秘伝を伝えられた、と言われており、宮廷御用達の楽器製作時にもHeckelの右腕として活躍しました。





息子のRichard Gustav Wagnerに工房を譲るまで楽器製作を続けていましたがその後Richardも兵役で楽器作りを中断され、Dredenの空襲で工房が破壊されその後は楽器作りをやめてしまったようです。

で、肝心のこの楽器ですが、上から下までものすごく良く鳴ります。ヘッケルとは違う倍音の出方でめっちゃいい楽器です。ユーロが高いので、激安ではありませんが、いいお買い物でした( ^∀^)。
ヘッケルよりクランツ小さめ、ライプツィガードゥルッカーがおしゃれさんですね
( ◠‿◠ )





因みに息子のRichard Gusravは1934年から自分の名前で楽器製作してましたが、前述の兵役(1943年)で楽器製作辞めてしまったので、現存する楽器は極小で極めてレア、だそうです。(^○^)




Richard Gustav銘のB♭/A管(写真いただきました)。博物館級ですね。

最近Bachが値上げしたそうで、チョッとした話題になってましたが、ドイツあたりでも中古楽器は以前より500から1000ユーロ上がってます。それに為替のダブルパンチですね。_| ̄|○

でも探しますので、お気軽に*\(^o^)/*










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