増田明利,2006,『今日、ホームレスになった-13のサラリーマン転落人生』,新風舎(¥1,200)'07.9.17・・・ 本書で紹介されているほとんどのホームレスは順風満帆の人生を送っていた元リーマンであるけれども、ホームレスの多数はもともと不安定就労を余儀なくされていた人なわけで、そこんところは留意しておかないといけないだろう。ホームレスになるということは、「住み家を失う」だけでなく「関係性を失う」ことであることを、13のケースが生々しく示している。