団塊の世代、いや全共闘世代というべきか、彼らのなかには、こてこてのマルクス主義者が多い。
東欧と旧ソ連の社会主義体制の崩壊もなんのその、「リーマン・ショック」のような資本主義の危機がおとずれるたび、息を吹き返す。
それにしても、なぜここまでマルクスに拘泥するのか、本書の著者たちがみな市井の人だけに、よけいに不思議になる。
わたしとしては、マルクスのアソシエーション論を、レスター・サラモンのいう「アソシエーション革命」論と重ね合わせて、社会変動の議論を組み立てたく思うだけだ。
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