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どうなる激安音楽配信のAllofmp3.com!? 合法性を主張も、米政府らが非難

 米通商代表部が、本格的にロシアの格安音楽配信サービスを潰しにかかってきたようだ。
先進産業国の約1/10の価格で、全世界をマーケットに商売されたら、そりゃかないませんわな。w
 ここは、こわもてプーチンに毅然として立ち向かってほしいところ。北方領土などいらんから、アメリカの圧力に負けるな。
 
どうなる、激安音楽配信のAllofmp3.com!? 合法性を主張も、米政府らが非難
Yahoo!ニュース 6月5日(月)23時33分
米通商代表部(USTR: U.S. Trade Representative)は、ロシアのMediaServicesが提供している有料音楽配信サービス「Allofmp3.com」について、知的財産権(IPR: Intellectual Property Right)を侵害しているとし、早期のサービス中止を要求している。
Allofmp3.comは、無料の会員登録を行うならば、ロシア国外からでも自由に利用できるサービスとなっており、シングル楽曲の平均販売価格はUS0.09ドル、アルバム1枚の平均販売価格はUS1.5ドルの設定で、非常に低料金で楽曲をダウンロード購入できることがアピールされている。世界各国の幅広いジャンルの楽曲が提供されているようで、現在提供中の楽曲数は55万5,000曲、アーティスト数は12,800人を超えているという。ダウンロードフォーマットは、MP3 / WMA / OGGなどから自由に選択可能で、専用ダウンロードソフト「allTunes」も無料提供されているようだ。
しかしながら、米通商代表部は、Allofmp3.comを"世界最大規模の海賊行為を助長するオンライン音楽配信サイト"であると厳しく非難。世界87カ国の知的財産権保護の状況などを調査した最新レポート「2006 Special 301 Report」においては、ロシアを特別な監視対象とする「Priority Watch List」に継続指定して、その最も悪質なオンライン海賊行為の筆頭には、Allofmp3.comが挙がっている。 同レポートは、世界貿易機関(WTO: World Trade Organization)への加盟などを視野に入れつつ、ロシア国内で海賊行為の取り締まりが強化されていることを評価しつつも、昨年の同国市場における知的財産権侵害の被害総額はUS17億ドルと見積もっている。また、同国をPriority Watch Listへの指定から外すかどうかを検討する上で、Allofmp3.comの閉鎖などを強く要求する姿勢を打ち出しているようだ。
一方、MediaServicesは、Allofmp3.com上の全楽曲販売に関して、ROMS(Russian Multimedia & Internet Society)およびFAIR(Rightholders Federation for Collective Copyright Management of Works Used Interactively)より正式にライセンスを取得していると主張。ダウンロードした楽曲データの転載や再配布を行わず、個人として楽しむ目的で利用するならば、ロシアの著作権法には全く違反していない合法的なサービスであると説明している。
(湯木進悟)

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