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本と音楽とねこと

George Michael,Twenty Five(2006)

 George Michaelのデビュー25周年記念ベストアルバム。Wham!時代からの幾多のメガヒット曲を聴くにつけ、当時の↑↑(アゲアゲ)なはりぼて金ぴかバブルの世相が、ディスコで扇子(?)片手にパラパラ踊るボディコン-ワンレンねーちゃんの姿ともどもよみがえってくる。w
 George Michaelは、巨大化した音楽産業が、緻密なマーケティングにもとづいて造り出した、典型的な「カルト・ヒーロー」であった。
 日本社会が、90年代初め以降、鬱々の暗い時代に沈み込んでいき、やがて音楽産業も斜陽化していったことを想起するに、最高にポップで明るいヒット曲の数々が妙に切なく聞こえてくる。

Sudjic, Deyan,1989,Cult Heroes(小沢瑞穂訳,『カルト・ヒーロー-セレブリティ・ビジネスを読む』,1990,晶文社)

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