飛~日記

飛の感じた事をおしらせしま~す!

相思相愛の黄生と香玉

2011-12-14 10:27:52 | Weblog
暫くすると、あの素朴衣装の女性と赤い衣装の女性がやはりやってきた。

遠くから見てなんと美しい女性だろうと思った

二人はゆっくりと歩いてきて、突然赤い衣装の女性が二歩後退りして「まずい、ここには知らない人が居る」と言いながら、

そこを去ろうとした。

黄生はそれではその女性と知り合う絶好のチャンスを逃がすではないかと思って慌てて木の中から出てきた

女性の二人は大変驚き、踵を返して走っていった。

彼女たちの袖や裾がはためき、香りが漂ってきて、心も蕩けるように気持ちよかった。

黄生はある壁まで追いかけたが、彼女たちの姿が居なくなった。

彼はその女性のことをもっと慕うようになり、書くものを持ってきて、木の下に詩を書いた。

果てしない思いがつらい

愛情をこめて窓で見つめる

ただの夢に終わろうかと恐れながら

相手を見出す術がどこにもないのだ。

ミッドタウン

2011-12-14 02:35:45 | Weblog
今夜は10時まで仕事でした。昼も夜も食事する時間がなくて、腹ペコでした。

家に帰る前に、六本木ミッドタウンまで足をのばし、イルミネーションを見て来ました。毎年テレビ番組で取り上げられるほ

ど何かと話題にのぼるここのクリスマスのイルミネーションが、今年は特に素晴らしいともっぱらの噂です。でも私は、明日

地方から上京する友人に東京を案内するための下見のつもりで行きましたので、あまり期待していなかった。だいたい話題性

のあるところ、人気のあるところは、絶対に混雑するから、人混みが苦手な私ができれば避けたい場所でもあります。

でも今夜は10時過ぎということもあったでしょうか、見物客はあまり居なくて、思ったより穏やかな雰囲気が感じられまし

た。私は目の前に広がる光と音楽で織りなす幻想的な空間に吸い込まれてしまい、寒い中30分間も足を止めて、光と音楽の野

外コンサート会場にいるような気分を味わいました。空腹と寒ささえも忘れてしまいました。