先日用事があって、上野に行ってきました。アメ横で偶然焼き小籠包の店を発見しました。郷愁に掻き立てられて、それを見逃すわ
けにはいきませんので、早速店内に入ってみました。店の一階には小籠包を焼く調理場で、外から丸見えになっている作りでした。
私は2階に上がり、焼く小籠包とワンタンのセットを注文しました。
焼き立ての小籠包とワンタンがすぐに運ばれてきました。ワンタンは上海伝統の小ワンタン、なじみのある味でした。焼き小籠包は
見た目も焼き加減も上海で食べていたものとまったく同じでしたが、肉汁は妙に多いのと、肉の香り(いわゆる新鮮な豚肉の独特の
香り)がありません。どんな肉が使われているのでしょうか。何年か前に起きたミートホープ事件を思い出し、食べる気が失せてし
まいました。
店にはしきりにお客さんが入ってきて、かなり繁盛しているように見えました。「肉」についての疑惑が解せないまま、私は店を後にしました。
そういえば、店のメニューには新潟産の有名な豚の名前が書かれていました。