ある物語

　コスモスが風に揺れ、朝夕はしのぎやすくなりました。ある農家の果樹園の中に、柿は実って、輝いています。
　今朝、農家は籠を持って、早く果樹園にきました。午前中、ずっとたゆまず柿の実を捥いでいて、やっと捥ぎ終わりました。「よし！やっと終わった。」とぶつぶつと呟きながら、柿木に腰を掛け、ぼうっとして、伸び伸びと目を閉じました。ところが、農家が熟睡している最中、ずるい猿らがこそこそと柿の実を盗みにやってきました。これらのずる賢い猿は柿の実を帽子とし、被ったり、下ろしたりして、遊び始めました。「ぱっ！」猿は柿の実を投げて、思わずちょうど農家の頭に当たってしまいました。驚きながら、目を覚めて、、なんと、自分の捥いだ柿の実は盗まれて、また、籠もめちゃくちゃにされてしまいました。「おい！てめえ！返せよ！」怒った農家は両手を挙げて、叫びだしました。しかし、猿らはさりげなく、農家の動作を倣い始めました。何回も、何回も叫んでいても、猿らは楽しく遊んでばかりいて、農家の叫び声を無視し、取り合わなかったのです。「どうしようかなあ」、仕方なく、農家が額を掻き、脳みそを絞り始めました。それを見て、猿らは再び倣い続けました。「あった！」突然、アイデアがぴんときました。農家は柿の実を籠に投げたところ、猿らも同じ動作をしました。
そうして、全ての柿の実はそっくりと返されました。猿との戦いに勝った農家は籠を持って、楽しく帰りました。

谷中 ９月１７日

谷中銀座通りを渡りました。この通りは前に見た地区ほどにぎやかではありませんが、小さい店がたくさんあって、よくお土産が売っています。すぐに家族と友達に買います。そして、お腹がぺこぺこなので、変わった飾りつけのCoffee Shop Rampoに行きました。猫の写真や木の飾りなどありました。

この地区には西洋の人を見なかったけど、日本人がこの地区を見物するみたいです。多分東京の他の地区を逃げるのです。
それから、誰もがいなくてお寺が多い通りで迷って、上野の池を散歩して、地下鉄でうちへ帰りました。

この一日の後で、疲れましたが、谷中の気持ちがいい雰囲気にリラックスしました。