アプローチは様々ですが、その一つがテイスティング。
例えば、お茶を炒ると言っても…
画像のように、色々な流儀や道具があります。
どの機械にも(手作業をする人間も含む)
長所欠点は必ずありますし、
求める先にある物事は同じでも
産地の様々な環境、背景や事情で方法論が
違ってくるのです。
「拿茶説話」ー先ずはお茶を見よう。
業界内の人間同士は、何はなくとも先ずは
結果(お茶)そのものを見ます。
出されたお茶から、各工程を思い描き、
その時に起きた問題点を読み解く
それがシングルオリジンのテイスティングに
求められることとなります。
この世界はとにかく客観性が重視され、
ある種の嗜好性や抽象的な表現は入り込めません。
よって中途半端な実力でテイスティングをするとすぐバレてしまいます。
この手のテイスティングが出来るようになるには???
ただ只管練習して経験を積むこと、
そしてそれらとフィールドワークで見てきたことを繋げていくことです。
今のコロナ肺炎騒動、テイスティングの練習するのにピッタリなのでは?
色々なお茶に触れ、自由に外出が可能になったら、優秀な人材のいる園地や工場を訪れてくださいね。