小さな声とフランス語と

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仏検(実用フランス語技能検定試験)は今年40周年

2021-09-14 20:01:16 | フランス語
今年、仏検(実用フランス語技能検定試験)は開始されて40年を迎えられました。

検定管理団体である財団法人フランス語教育振興協会は、その前身である日仏文化交流センターが1967年にフランス語研修旅行を開始して以来、日仏の留学生交流・文化交流にかかわる数々の仕事に携わってこられました。
研修旅行は2007年に終わりましたが、1981年に始まった実用フランス語技能検定試験(仏検)は順調に進展して、今では1986年に財団法人として発足したこの協会の主軸事業となっておられます。
2011年には仏検創設30周年、財団法人設立25周年を迎え、新しい公益財団法人制度による新法人として出発しました。
仏検とその管理団体の歩みをこの機会に紹介させていただきたいと思います。

沿革
事項
1966(S41)日仏文化交流センター(Centre d’échanges culturels franco-japonais)設立 初代理事長 小林正
1967(S42)フランス語研修旅行を開始(ソルボンヌ文明講座。以後、他の都市にも派遣)
1970(S45)日仏文化センター(Centre culturel franco-japonais)と改称、留学個人ガイダンス開始
1971(S46)『フランス留学案内』刊行
1974(S49)12月21日付協定書によりパリ国際芸術都市に音楽部門・美術部門各1名の入居者推薦権を獲得  翌1975年から毎年、音楽部門、美術部門各1名を選考し、同施設の利用を許可
1981(S56)実用フランス語技能検定試験(仏検)を開始(1・2・3級)
1984(S59)フランス語教育振興協会(任意団体)に改組
1985(S60)仏検4級を新設
1986(S61)財団法人「フランス語教育振興協会(APEF)」が文部省(当時)により設立を許可される  ▶ 歴代理事長・副理事長一覧
実用フランス語技能検定試験(仏検)が文部省認定となる
1987(S62)仏検3級および4級は春季・秋季の年2回実施となる
1989(H1)仏検2級、春季・秋季の年2回実施となる
1991 (H3)フランス文部省認定フランス語能力検定試験DELF・DALF日本実施の支援を開始
1994(H6)仏検準1級および5級を新設(準1級は春季のみ。5級は春季・秋季)
1997(H9)APEFホームページを開設
2001(H13)DELF/DALF実施の支援を停止
2005(H17)認定試験制度が廃止される。以後、仏検は文部科学省「後援」試験となる
2006(H18)仏検準2級を新設 (春季・秋季)
夏期の研修実施を最後に研修事業廃止を決定
2007(H19)研修旅行・留学支援事業を廃止
2011(H23)財団法人設立25周年、仏検創設30周年
内閣府より、新公益財団法人への移行を認可される
2015(H27)仏検1級合格者を対象とした国家資格「通訳案内士」外国語筆記試験免除の開始
2018(H30)教育事業として青山学院大学との共催による「APEF青山フランス語プロフェショナルコース」を開講
2020(R2)新型コロナウイルスの感染拡大により仏検春季試験の開催を中止。秋季より開催再開
2021(R3)財団法人設立35周年、仏検創設40周年

私自身、恐怖をあおる報道の影響など、苦しい中でもフランス語は心の支えになっています。
また、フランス語を通して、グルメとペットの絵のブログの管理人さんなど新しい関係もできました。

宝塚歌劇ファンへの復帰が来年以降かなうかどうかわかりませんが、宝塚歌劇観劇におけるフランス人演出家との交流・パリオリンピック観戦など目標を決め、それに向かって努力したいと思いますので応援よろしくお願いします。