山梨へ釣りに行った時に食べた吉田うどんが食べたくて、ちょっと前だけど山梨に行ってきた。
釣りの時は確か都留市にあった店(ここは周りが田んぼでロケーションが良い)だったんだけど、折角だから今回は違う店に行こうと思った。
吉田市にあるたけかわというローカリーなうどん屋なんだけど、あまりにも質素すぎて最初は良く分からなかった。
ただ店の中は結構な数の人が居たので、あーここかと分かったんだけど、人が入って無かったらちょっと入り辛い店かもしれない。
そんなローカリーな店の特徴として、やたら声の高いちょっと小太りのおばちゃんが忙しそうに働いている(若いアルバイト店員がいない確率が高い)。
そして、たまに注文を間違えてオーダーされてしまう。
でもまあこういうローカリーな店なんかだと、「まあ仕方ないか」と許せてしまう。
さらに近所の常連の客が必ず入ってくる(若しくは座っている)。
レジ前とかには招き猫、壁には地元企業のカレンダーが掲げてあり、部屋の角っ子にテレビが置いてある。
家族連れの子供が煩い。
とまあ、要は一言で言うとなんか落ち着くんである。
肝心のうどんの方は、想像していたうどんが出てきてやはり非常にコシが有って旨かった。
うどんのコシでいうとあくまでも僕の感覚の中では、稲庭うどん→水沢うどん→讃岐うどん→武蔵野うどん→吉田うどんと、吉田うどんはかなりコシがある。
つるつるという喉越しよりも、もぐもぐといった感じで食べるうどんだ。
しかも付け汁が味噌ベースなのも吉田うどんの特徴かもしれない。
この店の良いところは注文したら直ぐ出てくる。
これだけの太い麺だから、結構ながい茹で時間が必要とされるが、そこは企業秘密なのかもしれないくらい早い。
店には欧米人2人組のバックパッカー(退職した僕の先輩はバックアタッカーと言っていた)も、どうやってこの店を見つけたのかもぐもぐとうどんを食べていらっしゃった。
そんな光景を見ると、世界遺産になった富士山の影響力は確かに高いなあと思う。
でも、この日は天気は良かったが残念ながら富士山にだけ雲が掛っていて、まるっきり富士山の存在感が感じられなかった。
いったいどの方向に有るのかも分からず、折角山梨に来たのだからやはり富士山見たかったなと。
その辺をふらふら廻ると、やたらと中国人が多いのも目だつ。
僕が中国人に間違われ無かったのは、たぶん単独で行動していたからだと思う。
そのあたりは現地の方は営業目線で見ているからわかるのかもしれない。
どうせなら南下してみようと、箱根を越えて小田原までドライブしてしまった。
イヤハヤまだ山梨の方が涼しかったと思えるほど小田原は暑かった。
富士山があるであろう方角を見ても、やはり見えないと言う事は一日中雲が掛っていたのかもしれない。
こんな日には富士山に登るのは辞めて、吉田うどんでも食べてるのがいいのかもしれない。
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