9月6日に発生した北海道胆振東部地震は、CCS(日本CCS調査株式会社が行う実証実験)が原因ではないかと、SNS等で話題になっています。
CCSが北海道で地震を起こした説の真偽
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北海道胆振東部地震により厚真町で発生した土砂崩れの様子(写真:読売新聞/アフロ)
石田昭氏は5年も前の2013年から、苫小牧におけるCCS大規模実証試験が地震を引き起こす危険性があると、警告を発してきました。また東北大震災や新潟中越地震も、CCSによって引き起こされた疑念があると指摘しています。
新・地震学セミナー
<転載ここから>
Date: 2013-07-18 (Thu)
苫小牧でのCCSによる地震・津波を警告する
CCSはいわき市沖の現場が地震で破壊したのでしょうか、この現場での作業は当面中止(中間報告書p.20)となり、現在は、苫小牧で計画が進行中です。
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CO2の圧入はもっと先のことかと思っていましたが、中間報告書を読むとすでに前段階として、水の注入を行っているようです。水であれ、液化炭酸ガスであれ、液体を圧入することは解離ガスの発生を促進する危険性、つまり人為的な地震発生の危険性が高まる可能性がありますので、
地震爆発論学会として、警告を発しておきます。
中越地震、中越沖地震と云う二つの地震を起こした疑念のある新潟県長岡市でのCCS、岩手・宮城内陸地震を起こした疑念のある秋田県雄勝実験場でのCCS、そして東北大震災の津波災害を引き起こした可能性のある福島県いわき市沖でのCCS、これらを検証することなく、苫小牧でのCCSを進行させることは、日本国民の悲劇を繰り返す危険性があることを強く警告します。
また、地震学者や日本地震学会、またマスコミ各社もこの危険性を何ら把握していないことをも、警告しておきます。
地震現象の正体は現時点では未知科学に属するものであることを認識する必要があります。
そもそも、CO2を地中に隠匿しなければならないという「思い込み」は『地球温暖化詐欺』に国家として引っかかっていることを気付かなければいけません。 CO2は陸上の植物や、海中の海草にとっては「食料」にあたるものです。植物や海草が豊かに繁茂することは、人間や動物にとってはあり難い、恵まれた事のはずです。
<転載ここまで>
更に石田氏は、アメリカ内陸部の地震増加についても「シェールガス採掘に使用した廃液の地中圧入だけでなく、CCSという液化炭酸ガスの地中圧入も”地震を生産する”危険な行為であり、中止すべき」と警告していました。
シェールガスの水圧破砕法(フラッキング)の危険性については、ここ数年ニュース、ブログでも取り上げられています。米オクラホマ州では、水圧破砕法が原因と見られる度重なる地震により、訴訟にまで発展しました。
参考サイト
米オクラホマ州で人為的な地震が増加
オクラホマ州 : 過去8年で地震が「 4000 %」増加していることが判明。シェールガスの水圧破砕法が原因の可能性
水圧破砕法とは?(Wikipediaより抜粋転載)
水圧破砕法は、地下の岩体に超高圧の水を注入して亀裂を生じさせる手法である。高温岩体地熱発電や、シェールガス・タイトオイル(シェールオイル)の採取に用いられている。
化学物質による地下水の汚染、大量の水使用による地域の水不足の可能性、排水の地下圧入による地震発生の危険性といった問題点が指摘されている。
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水圧破砕によるシェール・ガス開発の概念図 京都大学大学院工学研究科
海外では水圧破砕法(フラッキング)が危険だと認識され事業縮小していく中、日本は「地球温暖化防止」を口実に、国策としてCCSを推し進めています。
環境省の【PDF】資料によれば、苫小牧でのCCS事業には89億円もの予算がつぎ込まれ、海底下の深部塩水層(約1000m、3000m2つの層)に、年間10万トン規模のCO2が圧入・貯留されていました。
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苫小牧のCCS事業は実証試験であり、現在更に巨大なプロジェクトが推められているようです。
CCSの危険性を国や事業主が認め、停止しなければ、今後も日本各地で大規模な地震を引き起こす可能性が、極めて高くなるしょう。
CCSが北海道で地震を起こした説の真偽
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北海道胆振東部地震により厚真町で発生した土砂崩れの様子(写真:読売新聞/アフロ)
石田昭氏は5年も前の2013年から、苫小牧におけるCCS大規模実証試験が地震を引き起こす危険性があると、警告を発してきました。また東北大震災や新潟中越地震も、CCSによって引き起こされた疑念があると指摘しています。
新・地震学セミナー
<転載ここから>
Date: 2013-07-18 (Thu)
苫小牧でのCCSによる地震・津波を警告する
CCSはいわき市沖の現場が地震で破壊したのでしょうか、この現場での作業は当面中止(中間報告書p.20)となり、現在は、苫小牧で計画が進行中です。
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CO2の圧入はもっと先のことかと思っていましたが、中間報告書を読むとすでに前段階として、水の注入を行っているようです。水であれ、液化炭酸ガスであれ、液体を圧入することは解離ガスの発生を促進する危険性、つまり人為的な地震発生の危険性が高まる可能性がありますので、
地震爆発論学会として、警告を発しておきます。
中越地震、中越沖地震と云う二つの地震を起こした疑念のある新潟県長岡市でのCCS、岩手・宮城内陸地震を起こした疑念のある秋田県雄勝実験場でのCCS、そして東北大震災の津波災害を引き起こした可能性のある福島県いわき市沖でのCCS、これらを検証することなく、苫小牧でのCCSを進行させることは、日本国民の悲劇を繰り返す危険性があることを強く警告します。
また、地震学者や日本地震学会、またマスコミ各社もこの危険性を何ら把握していないことをも、警告しておきます。
地震現象の正体は現時点では未知科学に属するものであることを認識する必要があります。
そもそも、CO2を地中に隠匿しなければならないという「思い込み」は『地球温暖化詐欺』に国家として引っかかっていることを気付かなければいけません。 CO2は陸上の植物や、海中の海草にとっては「食料」にあたるものです。植物や海草が豊かに繁茂することは、人間や動物にとってはあり難い、恵まれた事のはずです。
<転載ここまで>
更に石田氏は、アメリカ内陸部の地震増加についても「シェールガス採掘に使用した廃液の地中圧入だけでなく、CCSという液化炭酸ガスの地中圧入も”地震を生産する”危険な行為であり、中止すべき」と警告していました。
シェールガスの水圧破砕法(フラッキング)の危険性については、ここ数年ニュース、ブログでも取り上げられています。米オクラホマ州では、水圧破砕法が原因と見られる度重なる地震により、訴訟にまで発展しました。
参考サイト
米オクラホマ州で人為的な地震が増加
オクラホマ州 : 過去8年で地震が「 4000 %」増加していることが判明。シェールガスの水圧破砕法が原因の可能性
水圧破砕法とは?(Wikipediaより抜粋転載)
水圧破砕法は、地下の岩体に超高圧の水を注入して亀裂を生じさせる手法である。高温岩体地熱発電や、シェールガス・タイトオイル(シェールオイル)の採取に用いられている。
化学物質による地下水の汚染、大量の水使用による地域の水不足の可能性、排水の地下圧入による地震発生の危険性といった問題点が指摘されている。
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水圧破砕によるシェール・ガス開発の概念図 京都大学大学院工学研究科
海外では水圧破砕法(フラッキング)が危険だと認識され事業縮小していく中、日本は「地球温暖化防止」を口実に、国策としてCCSを推し進めています。
環境省の【PDF】資料によれば、苫小牧でのCCS事業には89億円もの予算がつぎ込まれ、海底下の深部塩水層(約1000m、3000m2つの層)に、年間10万トン規模のCO2が圧入・貯留されていました。
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苫小牧のCCS事業は実証試験であり、現在更に巨大なプロジェクトが推められているようです。
CCSの危険性を国や事業主が認め、停止しなければ、今後も日本各地で大規模な地震を引き起こす可能性が、極めて高くなるしょう。
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