株式を保有していると株主優待を貰える企業が増えています。
証券会社も、取引活性化のために、案内に熱心です。
10万円以下でもらえる株主優待 なんて広告がありますが。。。
これ、厳密には、「10万円以下でもらえる株主優待銘柄」ということがあります。
10万円以下でもらえる株主優待なら、投資金額10万円以下で、株主優待がもらえますが
「10万円以下でもらえる株主優待銘柄」の場合、投資金額10万円以下で、株主優待銘柄を1単元買うことができますが、優待を貰えるためには、複数単元の保有が必要な場合、投資金額10万円以下では、優待がもらえない場合があります。
また、証券会社の情報も、四季報等の記載によったりしていて、必ずしも最新の情報でない場合もあり、案内の一覧で見かけても、自身で確認しないと、期待外れということも。
また、案内でよくあるのは、「今月の株主優待銘柄」ですが、それは権利月を意味し、確かに、今買えば、今月に権利確定できるので、お手軽ですが、株価的には、権利取りで皆さん買うことも少なくなく、株価は高めです。
なので、権利落ちとして、かなり株価が下がる場合があるので、注意も必要です。
そういう意味では、株主優待に目が言っても、年間チャート等で株価の推移を見極め、株価が高くない時期を選ぶことも有効です。
証券会社の広告では、優待クロス取引として、信用売りを併用して、権利落ちの株価リスクを避ける方法を勧めていますが。。。
これ、取引手数料が倍かかるのと、もらえる配当と同額を、あとで返さなければならなかったり、また、高額な貸し株料が必要だったりと、あまりお得なものではありません。
更に、権利取りだけの株主を避けるために、継続保有の確認をするところも増えているので、注意が必要です。
本来の株主は、長期保有なので、気にすることはないんですけどね。
投資判断は慎重に
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