【ハンドメイドの型紙と教室】flico/服のかたちデザイン熊本

レシピと型紙の販売、熊本で洋裁教室しています。flico(フリコ)です♪

裁断

2010-10-10 05:43:36 | ハンドメイドの雑談
昨日は、連休&秋休みの息子と娘を
おじいちゃんおばあちゃんにお願いし、
朝から、裁断していました。

今回の裁断は、
間違えたら、本当にアウト!
もう代わりの生地は手に入らなくて、
要尺ぎりぎり、しかも柄あり。

何度もパターンを置いて、確認して、でも不安で、
でも、切らないと、縫えません・・・

ハサミを入れるときの緊張感!!!
胃が痛い~~~~~

でも、大丈夫でした!
間違えなかった!!!!
裁断が出来ればもう90パーセントは出来た気分

ああ・・・よかった~~~


でも、まだ完成していないので、
気を抜いてはいけません!

+

ちょっと思い出したのですが、
結婚してから会社を辞めて、
1年半くらい和裁の工房に行っていたことがありました。

着物の生地はとても高価なので、
裁断なんて、もちろんさせてもらえません。
うわさでは、いつまでも教えてもらえないらしい、と言われていました。

『それじゃ、、いつまでも独り立ちできないじゃん~。』
と、思っていましたが、
今考えると、もし教えてもらっても、
やりたくないです
たぶん、私には出来なかったと思います。

先生は、高そうな生地をさくさく裁断していました。
和裁の裁断、型紙無しです。
寸法だけで切っていくんです。

着物ですから、柄がもちろんあります。
ぴったりあわせるのはもちろん、
着てみて、それが一番にいい位置にこないといけません。
すごいです~~~~~。

着物は縫うのもすごく大変でした。
結局、浴衣とか、襦袢とか、一重がやっと。
それもきれいには縫えません。
合わせの着物は縫えるようになりませんでした。

本当に、難しかったです

それなりのものが出来るようになるには、
何年、何十年と毎日毎日
やり続けないといけないんだと思います。

和裁をやっている方、
本当にすごいと思います!!!!!

同時に、人の手って、ここまでのことが、出来るんだな・・・
と、思い知らされた経験でもありました。