【ハンドメイドの型紙と教室】flico/服のかたちデザイン熊本

レシピと型紙の販売、熊本で洋裁教室しています。flico(フリコ)です♪

ボアの縫い方1

2011-09-14 01:34:04 | 過去の雑多な記事
今日は予告通り、ボアの縫い方をやりますね!

まず、部屋を掃除することをおススメします。
糸くずとか、ボアに入り込むと、後からとるのが大変なので・・・

ごく、一般的なプードルボアを使っています。
ボアには毛並みがあって、上から下に触って、
引っ掛かりがあるほうを『逆毛』

すっと、引っ掛かりがないほうを
『なで毛』と言います。

画像では分かりにくいですが・・・
これが『逆毛』


これが『なで毛』


『逆毛』のほうがもこもこして見えます。

毛並みがある生地、例えば別珍とかベロアとか、
毛並みが無くてもニットなどに良くありますが、
上下を逆にすると、見え方が違う生地があります。

型紙の上下をあわせておかないと、
縫い合わせたときに、あっと驚く結果になるので、
注意が必要です。

『なで毛』『逆毛』どちらを使うのが一般的?
というのは、どちらでも好みでOKです。

今回はボリュームを抑えたかったので『なで毛』を使います。

間違えないように、裏にマジックで矢印を書いておきます。

↓は、下に向かって、毛並みが流れていると言うことです。

型紙を配置します。
地の目をあわせます。

ボアの端は、たいていうねっているので、よけて使います。
よれていても影響が少ない脇側を持ってきます。
前中心をとってしまうと、よれよれできれいな仕上がりになりません。

裁断していきます。

ボアの毛足を切らないように、
土台の生地だけ切ります。

ハサミを細かく動かして切ると、上手に出来ます。


こんな感じに切ります。
毛足を切ってしまうと、毛がいっぱい出て大変なことになります。

裁断できました。

ノッチを付けておきます。
いつも使っている、消えるチャコペンです。

画像が深夜っぽいですね~
お許しくださいませ。

続きは次回です。

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