カテゴリ微妙(笑)
昨日、ふと思い立って、いつもその前を通りながら行ったことのない、近くの
Echo Bridgeに行ってみることにしました。
こんな感じ。
とてもショッピングモールには見えない佇まいなんですが、「アンティーク」と書いてあったので一応冷やかしてみることにしました。
…なんと、中はアンティークショップがぎっしり!!
こんな楽しいところがあったのね~~~と夫ともう夢中。
一軒目には夫の出身大学の1930年のお皿が。
裏を見ればウエッジウッドのロゴ。こんなお皿出してたのね~。35ドル。
そして数軒目には、1910年代の皿セット。
よく見なかったけど、ブルーが素敵!しかも1910年て私の祖母が生まれた年です、もう100年以上前!
250ドル。
で、あ~面白かったねまた行きたいね。と帰ってきました。
が。やはり二人とも皿が忘れられず…
本日現金を下ろして買ってきましたよ!やっぱり!
夫の皿はロジャービルディングという、メインの建物が絵柄になっているもの(まだ後ろのドームがありません)。
そして私のお皿は7枚セットで、なぜか150ドルに値下げしてくれました。
これです。ブルーがきれいに写っていませんが、実際はもうちょっとこっくりとしたブルーです(紺に近い)
一応値札(シールなので怖くて剥がせない!)には「1910年頃のチェコの食器」と書いてあるのですが、実際には後ろの刻印には「チェコスロバキア」と書いてあり、チェコスロバキアは1918年にできたので、それ以降のもののようです。
お皿に番号が振ってあり、全部でお花が三種類、三枚-三枚-一枚という組み合わせでした。
Wの刻印になっていて、チェコの他にあった刻印が
JONES McDUFFEE & STRATTON CORP.
BOSTON(←ここ重要)
とあって、この会社は19世紀からある会社で、最初はタイルを外注して(アメリカでは製造せず、イギリスや他の陶磁器の名産地に注文していたそうです)大きくなり、のちには、カレッジのお皿をウエッジウッドとコラボして作るようになったとあります。
ハーバードのお皿がWebに載っていたので、夫のお皿も同じ会社のコラボ商品かもしれません。
私のほうのお皿は、たとえば
これの色違いとも考えられ(マークの刻印の色が違いますが、数字の刻印も同じようにあります)、そう考えると私の皿のほうが金も多いし(関係あるのか?)、お買い得だったかな?と思います。
(問題は輸送時の破損…同じ物はもう買えないしぃ~、どうしてくれるー)
お店の人には「食器洗い機には入れないでね~」って言われましたが、電子レンジにも入れられないのに、食洗機なんて論外!金が剥がれちゃう!!
で、ほくほく帰ろうと思ったその時。
夫がその店のキャビネットにある何かを見つけてしまいました。
懐中時計です。
夫は無類のミニカーファンでもあり戦車プラモオタでもあり車好きでもありますが(多すぎだよw)、時計マニアでもあるのです。
私が結納返しの代わりに送った「Eberhard」にはじまり、ロンジンの懐中時計から、いろいろ持っています。で後生大事に磨いているのです。
そんな彼が、シルバーの懐中時計を見逃すはずはない!
結局買われてしまいました。
店の人曰く、1900年代前半(つまり日本で言う「戦前」?)のイギリス製ということで、鍵でゼンマイを回す方式です。
中も見ることができて、とても美しいものです。
箱つき。
これも150ドル。
で、どうするんだこれをおまえら、という感じで、でも本人たちはほくほくして帰ってきました。
問題は自宅に(特に皿)置くスペースがないかもしれないってところですね。
それと、たとえば鑑定に出したら「10円」とか言われて「普段にお使いください」とか言われちゃうとかね。
お店の人に、ここは毎日通るけれどこんなに中が広くていろいろ売っているとは知らなかった、と言ったら、「ここは歴史的な地域なので、商業的なものは出店できないし、これも昔の建物を生かしている」というお話でした。
なるほど~と思って家で調べたら、Wikiさんに載っているし
Echo Bridge!!
本当に良い場所に住んでいたんだなあと改めて思いました。