古い話を思い出してしまったので。
これは、はじめての自動車でのロングツーリング。
東京から九州まで20時間の高速道、伊万里、唐津、長崎、熊本、宮崎を巡り、帰りは日向からフェリーで東京というコースでした。
豪雨の雲仙普賢岳で怖い思いをしたあと、山を下り、翌朝の有明海を渡るフェリーに乗る為、フェリー乗り場で車中泊しようと10数台位の小さな駐車場で車を止め、セカンド、サードシートを倒しウトウトし始めた頃、カーテンの隙間から覗く人影を見たんです。
外を気にしてみると、なにやら大勢の気配。
今度は、カーテンの隙間を内側から覗いてみると、あら大変。C= C\( ;・_・)/
( ̄□ ̄;)「〝鬼が島〟って、ホントに有ったんだ!」
と、思うくらいの(キ▼ー▼)χ(▼ー▼キ) ヤ○ザ軍団。
浮島が駐車場になっている狭い乗り場に、数十人の赤鬼さんやら、青鬼さんの方々・・
暫く呼吸するのを忘れ、降って湧いた外の景色を眺めていると、気がついたのは、何やら警戒しながら何かを待っている様子。
「もう、フェリーの便無いのに・・・」
「・・・もしかして、何かの取引現場?」
「だったら、目撃しちゃいけないんじゃない?」
「見たのばれたら、沈められるーーー!?」
車内には、バブルの頃の旅資金、数十万円が・・・
お金の事を思い出した3号は、余計なもの見たくないし、死にたくないし、渡したくないしで、こうなると大胆です。
車体を揺らさないように、そーーーーーっと移動して、運転席に着座。
駐車場の出入り口を、お決まりの高級外車が塞いでいないのを確認して、更に、車の前後に誰もいないのを確認のため左右、後ろを見回すと・・・、
皆さん、車とは反対方向の海を見ています。
「・・・・・やばい、ホントに何かが到着するみたい」(ーー;)
更に数分の時間を置き、より大勢の注意が逸れるのを待ってギアをバックに入れ、エンジン始動と同時にクラッチを合わせハンドルを切り、車の鼻を出入り口へ向け、なんとか〝鬼が島〟を後に出来ました。
もちろん、神経を逆撫でしないように、
吹かしすぎず、
スルスルーーっと、
ごくごく、当たり前のように動かしましたよ。
今思うと、到着するのは親分さんとか偉い人だったんでしょう。
取引だったら、目立たないようにしますもんね。
で、有明海沿いを10数分走らせたらフェリー乗り場を見つけ、最終便に滑り込みました。
写真は、港で車中泊した翌朝、〝鬼が島〟をバックに撮影したものです。
カーテンの隙間から覗いた瞬間が、人生で一番怖かった体験です。
想像してみて下さい。
営業が終った人気の無い夜のフェリー乗り場に集まった、数十人のヤ○ザの中にいる・・・
それにしても懐かしいです。
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人生最大の落ち込みです・・・。
なんて持ったいない・・・
でも、それを理由に、ポチっと出来るじゃないですか\(*T▽T*)/♪
もしかして、慰めになってない?
ありがとうございます。
ちょっと元気がでました。
http://www.yupiteru.co.jp/products/atlas/asg-cm11/index.html
こんなのどうでしょうね。
やっぱり、陰謀だったんですね・・・
子煩悩で家族を大切にしているお父さんの裏の顔を、垣間見させて戴きました。
16時間か・・・充分だな。
長い人生、失くしてしまっても良い事って有るんですよ。
(^^)いっちゃいましょう。
レポート待ってますね。
もしかして・・・誘惑?