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2015正月、広島、尾道、高松 快速電車の旅

2015年01月06日 17時36分54秒 | お出掛けなど


今回の旅行先は、広島、尾道、高松。

行くと決めたのは、12月29日の事。

当然、ツアーでも切符が確保できず、個人でホテルを予約し、夜行バスで広島へ。

帰りは青春18切符で在来線を使っての旅でした。

まぁ、広島は大和ミュージアムと原爆ドーム&資料館が目的ですが、昨年、脳梗塞で倒れた香川県・高松の介護施設に居る義母(寝たきり)への見舞いが本当の目的でした。

ただ、脳梗塞も2回目という事も有ってか、大分痴呆も進んでいて、2号は兎も角、1号の名前が出たのは最初だけ、3号など、名前も出てきませんでしたし、恐らく、ずーっと誰だか判っていなかったと思えるほどの状態でした。

不自由になった身で正月を病室で過ごす寂しさを、3号の独り暮らしの頃の寂しさと重ねて考えていたんですが、どうも、その心配は行き過ぎのようでした。

広島に到着した朝は雪。

最初は広島で宿泊なので、交通費を倹約する為、広島で下車して厳島神社への参拝をしようと思っていましたが、バスの予約通り、呉まで行き、屋根が在る大和ミュージアムへ寄り、その後、厳島神社へ行く事にしました。

大和ミュージアムへ到着すると、先着100名プレゼントのメモ用紙を人数分貰い、館内に入って、先ず目にする大和1/10の模型の大きさに感激します。



       

なかでも、人間魚雷の狭さや特殊潜航艇などの特攻兵器は、どの様に死ぬかしか選択出来なかった当事の若者への尊崇の想いを想起させてくれます。

ところで、昨年はゼロ戦の映画が封切され巷では話題になっていましたが、ゼロ戦の右側の翼の上に、搭乗のために足を乗せる場所が有る様なので、その写真をアップしておきます。



で、大和ミュージアムの斜め前には、海上自衛隊の潜水艦が鎮座しています。



兎に角、大きいんです。



で、この後、宮島へ向かうのですが、今まで新幹線や特急では窓際を1号に譲っていたんですが、今回は向かい合わせの席なので、3号も窓際に座って景色を眺める事が出来ました。

で、宮島・・・




長い長い不況の中、大分渋ちんになったのか、アレだけ並ぶ屋台の匂いだけで満足し、参拝も参詣客の行列に辟易して却下。

    

唯一、立ち寄った店が、五重塔付近の古民家改装の牡蠣のオイル漬けを販売もしている店。



ケーキセット2つ、日本酒とオイル漬けを注文し、3人で6千円ほど・・

ま、眺めも良いし贅沢気分も味わえたので、良しとします。




で、翌日、すっごく寒風吹きすさぶ中、尾道へ向かう前に、原爆ドームを目指しました。






この原爆ドームから300メートルほど離れた所に小学校が在ります。

その小学校では、朝礼の時間に爆発が起きたそうで、300人の児童が亡くなったそうです。

実は3号、10代の頃、自分が実際に通っていた小学校に原爆が投下され爆発が起きる夢を3回ほど見ています。

原爆が爆発するというのは予め予知されているんですが、人っ子一人居ない鉄筋コンクリートの校舎を歩き、此処なら絶対に安全という階段下の鉄の扉スペースに避難し、じっと爆発を待つんですが、爆発の音は、夢とは思えないほどの轟音で、かなり熱かった・・・という、3回とも内容が全く同じの夢でした。

ただ、彼等の場合、光ったと感じた次の瞬間に熱くなり、身体が燃え出して灰になってしまった訳ですから、一体、どんな痛みだったんでしょうか?

でも、その痛みの片鱗は、次の資料館で垣間見る事が出来ました。

感じ方も、湧き上がる想いも人それぞれ。

兎にも角にも、行った事が無い方は、一度、行って視る事をお勧め致します。


で、原爆ドーム・資料館の後は、尾道へ向かいました。

乗ったのは山陽本線ではなく、海側を走る呉線。

瀬戸内海の雪景色を眺めながらの時間。


尾道の夜は雪でしたが、日中は天気が良かったので、千光寺ロープウェイ頂上からの眺めをアップします。



尾道では千光寺を回り、夕食は焼肉。

呑み足りない3号は、雪模様の寒さの中、一人で出掛ける気にもなれず、部屋呑みの為、金箔入り日本酒を購入。



1号に見せびらかしながら、大人の特権を行使。

翌日は、駅名ミントを買って高松へ移動。



この時、初めて2・3号は青春18切符を使います。

1号は、子供料金の方が安いので大人だけ。



明るいうちに瀬戸大橋を渡り、介護施設に到着したのは14時を回った頃。

で、冒頭の話になるわけです。

ま、義母の状態は、恐らく、3号の両親にも降りかかりそうな事だけに、心の準備としては、先ず先ずだったんじゃないでしょうか・・?

でも、3号の名前が、全く出てこなかったのは、ちょっと寂しい感じでした。



高松での夕食は焼き鳥。

まぁ、それほど美味しくは有りませんでしたが、食後、2号と久し振りに手を繋いで歩いたのは、ちょっと照れました・・




最終日


高松出発はAM6:08のマリンライナー。





以後、快速電車を乗り継いで新橋までが帰路だったんですが、一本遅らせたりしながら、最後まで座席を確保して移動できました。


今回、高松⇒東京間を3000円未満で移動出来たのが、我が家にとって、新年最初のトピックスとなりました。


因みに、前回の記事の写真はiPhone。

今回の記事の写真は、全て、オリンパスの防水カメラで撮影。

このカメラ、広角側が21ミリで回転する液晶を装備。

なので、自撮りは勿論、引きが出来ない場所での撮影に向いています。

旅カメラとしては、優秀という所でしょうか。


ただ、こんな感想を持ってしまうという事は物欲も刺激されるという事で、最後の一眼レフに35ミリのデジイチなんかも


「良いじゃないか~」


と思っていおるんですが、お財布の紐は


「ダメよ、ダメダメ」


といって、緩んではくれないようです。













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