こんにちは。高溝です。
先日、お電話で問い合わせを頂きました。
「抗がん剤治療を始めたけれども、爪の副作用をどうしたらよいのか・・・」
「ウィッグは購入したけれども、爪に関しては何か、今のうちからやっておいたほうがいいのか・・・」
そんなお話でした。
一応お電話で簡単なアドバイスをしましたが、もしご来店が可能なら、直接お爪を拝見して詳しいお話も出来ますよとお伝えしたところ、近いので伺いますと・・・
そんなやりとりでご来店されたM様は、爪の副作用はそれほど出ていない状態でした。
ただ、元々の爪がすごく薄い方で、以前は、ジェルネイルをしていたそうなのですが、ネイリストさんに辞めたほうがいいと言われてそれ以来やっていないそう・・・
確かに、M様の爪は、薄く柔らかい状態です。これでジェルネイルなどをするのは更に爪を薄くしてしまう危険もあるため避けた方がいい
とりあえず、甘皮ケアだけさせて頂き、自宅でのケア方法をお伝えしました。
・爪が薄いということは乾燥もしやすいので、キューティクルオイルをまめに塗ってもらう
・爪を保護する意味で、爪や肌に優しい水性ネイル「アクアネイル」のベースを塗っておく
・リムーバーは、アセトンではなくアルコールが主成分のものを使用する
以上、3点です。
甘皮をしっかりケアしましたので、キューティクルオイルの成分も爪母までしっかり届きます。
爪母は、爪が作られているところで抗がん剤に影響をされる部分でもありますので、そこをしっかり保湿しておくのはとても重要です。
アクアネイルのベース＆トップとリムーバー、カラーのシャンパンベージュをご購入頂きました。
キューティクルオイルは、OPIのものをお持ちでしたのでそれを塗って頂くようお伝えしました。
アクアネイルは、水が主成分で出来ていますので保湿成分がたくさん入っています。
嫌な臭いもなく、安全で安心なマニキュアです。
治療中は、特に、気を付けたいですね。
Frangipaniでは、このような、爪のご相談も受け付けています。
メール、電話だけでのご相談も大丈夫です。
爪の状態の写真などをお送り頂ければ、より的確なアドバイスが出来ると思います。
脱毛の事は、病院でも教えてくれたけど、爪の事は誰も教えてくれないというような声も結構聞きます。
でも爪って、いつも目に触れる部分なので、爪に副作用が出てしまうと気分も落ちてしまいます。
でもどうしていいかわからない・・・そうならないよう、私も頑張っていろいろ情報を書いていきますね。
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