【目黒-世田谷】自由が丘~がん治療中でもいつもの髪形で笑顔の生活~自然に見えるウィッグ製作(がんサバイバー)高溝のブログ

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ikus.医療美容ケア研究会認定サロン

抗がん剤による足の爪障害・・・爪が剥がれそうで剥がれない

2020-06-14 14:33:44 | 抗がん剤の副作用【爪・ネイル】

皆さま、こんにちは。

がん患者支援団体 ikus.医療美容ケア研究会 認定サロン atelier Frangipani 高溝です。

 

先日、足の爪障害ケアに関しても力を入れていくとブログに書きました。

現在進行形のお客様が2人いらっしゃいます。

そのうちのお1人、K様

前回付けた、人工爪は、そのまま大丈夫そうだったのでケアだけして、今回は、前回何もしなかった右の親指を施術することに・・・

元の状態がこちら↓

一見、黒く変色しているだけのように見えます。

親指の爪を正面から見てみると・・・

実は、この爪は、爪甲剥離といって、爪が皮膚から剥がれて浮いてしまっている状態なんです。

K様も剥がれそうだなーと思っていたそうですが、なかなか剥がれず・・・結局剥がれないまま治療終了から1年近く経過してしまいました。

果たしてどこまで浮いているのか、見た感じではわかりませんでした。

なので、ちょっとずつ浮いている部分をカットして行きます。

そうすると、爪の下、本来なら皮膚と密着している部分が固く厚くなってきていました。

これは、爪甲のハイポニキウムという部分が増殖して角質化してしまっている状態です。

状況を見ながらちょっとずつ、この角質化したものを爪から剥がしていきました。

奥に行くほど、角質化したものは厚くなり2㎜くらいはあったでしょうか・・・

ちょっと写真は、生々しすぎて載せられません。

この角質化したものが邪魔して、爪が先に伸びていけないんですね。

なのでどんどん爪は厚く肥厚していきます。

K様によると、治療の過程で、この親指の爪から浸出液が出てくることがあったそうで・・・

おそらくそれが、固まってしまって角質化してきてしまったのかなーと・・・

角質化してくっついていましたのでなかなか剥がれなかったんですね。

 

ある程度、角質をキレイにして、長さが短くなってしまったので人工爪で長さを足して今回は終了しました。

 

さぁ、これが今後どんな感じに伸びていくのか・・・

楽しみです。

 

足の爪は、伸びる速度が遅いので時間がかかりますが、月に1回のケアでちょっとずつ改善して行きます。

 

気になる症状がある場合には、写真を送って下さい。

 

足爪の対応は、2号店にて行います。

世田谷区奥沢7-5-10サンエウラマンション102

 

 

 

 

 

 

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