皆さま、こんにちは。
がん患者支援団体 ikus.医療美容ケア研究会 認定サロン atelier Frangipani 高溝です。
抗がん剤治療では、脱毛だけで無く爪にも影響が出る場合があります。
乳がんの治療に使われる、タキサン系の薬は、爪障害が出やすいです。
どんな事になるのかというと・・・
まず多いのが変色です。これはタキサン系の薬と言うよりは、アンスラサイクリン系の薬の方が変色するかもしれません。下の方から黒くなってきます。実際の投与から1ヶ月くらい経ってから見えてくる場合が多いです。
つぎに、横筋が入る場合。
さらに酷くなると爪甲剥離といって爪の先端が皮膚から浮いてしまって白くなってきます。
あとは、途中から剥がれてきたり・・・
このような症状は治療から時間が経って出てくることが多いです。
実は、爪障害に関しては、抗がん剤治療中のセルフケアである程度予防することが出来るんです。
先日の、「Webでおしゃれマルシェ」でもお話をさせて頂きました。
もっと早くに聞きたかったという声をいつも耳にします。
もっともっと発信していかないといけないなぁと思っています。
治療中の方向けに、ネイルケアメニューがあります。
ファイリング、炭酸トリートメント、甘皮ウォーターケア、オイル保湿、巡活マッサージ
(ご希望があれば水性ネイルを塗ります別料金)
ご自宅でのファイルのかけ方、オイルの塗り方などセルフケアのレクチャー付です。
トータルで1時間、6000円(税別)となります。
このお客様のように、甘皮がたくさん付いている状態ですと、キューティクルオイルの吸収もよくありません。
なので甘皮をある程度キレイにする必要があります。甘皮ケアは、プロに一度やってもらうほうがいいです。
その後はご自身でケアして頂ければ・・・甘皮ケアの方法もお伝えしますよ。
水性ネイルの透明でコーティングしました。
甘皮をキレイにしたら、爪半月が見えてきましたね。これでオイルは爪母までしっかり吸収されます。
ご希望の方は、ご予約下さい。norigure@gmail.com
ネイルに関しては、2号店にて行います。
世田谷区奥沢7-5-10サンエウラマンション102
03-6411-6184