皆さま、こんにちは。
ikus.医療美容ケア研究会 認定サロン atelier Frangipani 高溝です。
医療用ウィッグを選ぶポイント、細かく書くといろいろあるんですよね。
Part4になってしまいましたね。
今回は私が、お客様に似合うウィッグを作る上で一番重要だと思う「サイズ調整」です。
サイズ調整というのは、ウィッグをお客様の頭に合わせて縫っていくことです。
よくインターネットで購入したウィッグなどは、えり足にアジャスターがついているのでサイズも変えられます・・・書いてあることがあります。
えり足のアジャスターで調整するのはあくまでもウィッグの外周になります。
実はここを調整しても、サイズを調整したことにはならないんですね。
私はそう思います。
よく大手他社のウィッグを見てほしいと要望がきます。
ボリュームがあって頭が大きく見えるなど・・・
でも実際にご来店頂いて拝見すると毛量が多いのでは無く、サイズ合っていなくて膨らんでいる状態の方がほとんどです。
医療用ウィッグスリールは、手縫いで余分な部分を縫っていきます。
縫う場所はその方によって変わります。とにかく被った状態で緩い部分を留めていき縫い合わせていきます。
ウィッグのカットよりサイズ調整の時間の方が長くなる方もいらっしゃいますよ。
頭にぴったりになれば、ヘアスタイルも似合うスタイルになるんです。
ただ、サイズ調整が出来るウィッグはあまりありません。
他社のウィッグはサイズ調整には向かないウィッグも多いです。
そもそも、こうやってサイズ調整をするという概念が他社にはない場合もあります。
医療用ウィッグスリールは、もみあげもぴったり収まり、全体もぴったりになります。
水泳キャップを被っているような感じのぴったり感ですね。
トップのあたりを触ってみてプカプカ隙間があるような場合にはサイズが合っていないんですね。
なるべく元の髪型を再現したい・・・という場合には、サイズをぴったりに合わせられるかどうかという事も重要なんです。
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