少し前の
「カンブリア宮殿」で「ネスレ」を取材していましたね。
老舗グローバル企業でありながら、常にイノベーションを起こし続けている
成長企業でもあります。特に「ネスレ日本」は世界的に見ても売上成長が
著しいそうですね。
その快進撃を支えているのが、様々な味の「キットカット」であり、
「バリスタマシン」なのだと。
「ネスレ日本」は法人向けに「ネスカフェアンバサダー」制度を構築し、
「ネスカフェアンバサダー」として登録した個人に「バリスタマシン」を
無料貸出。オフィスで「ネスカフェ」商品を楽しんで貰おうという
販売戦略が大成功しました。
1杯たった30円で飲めるコーヒーなら、コンビニで買うより安いですからね。
しかもリピーターに繋がりやすい。オフィス内なので、お金を入れるのを
誤魔化すこともしにくい(これが一番効果が高いと思いました)
「ふりとも」も会社員時代、「ネスカフェアンバサダー」登録をし、
勤務先で「ネスカフェ」の普及活動を行なっていました(笑)
毎日「バリスタマシン」のメンテも行ない、給水やコーヒーの補充などを
やっていました。会社を辞めてからは自然消滅?のような形になりました
けども、今でも出来ることなら再開したいなと思っています。
番組で印象的だったのは、イノベーションはグループワークからは
生まれてはこない。イノベーションは個人の発想からしか生まれない。
という高岡社長兼CEOの言葉。
社内でイノベーションアワードを開催し、大賞を取る人材の多くは
必ずしも人事評価が高いわけではないとのこと。
ということは、人事権を持つ側、管理職、役員クラスの人たちに
ダイヤの原石を見極める目が無いということだと言い切っていましたね。
ソツなくこなす人材では上にいけない。
お客様の抱える課題を見つけること、お客様が気付いていない課題を発見すること、
そして解決策を示すこと。
また頑張ろうという気持ちにさせられましたね。
ちなみに「キットカット」は「きっと勝つぞ!」と聞こえるから、受験生に
大受けしたそうです。なるほどねぇ。