湯沢日和(ゆざわ びより)

今日もなんだか、いい日和♪
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秘境?密林?いえ、越後湯沢温泉の源泉です。

2007-08-29 00:22:04 | 温泉・足湯
昨日、『明日、面白いところに行ってきます♪』と、宣言しました

前から楽しみにしていた、とっておきの場所に、初めて足を踏み入れることが出来たのです。

それは、800余年前より、脈々と湧き続けている越後湯沢温泉の源泉。

通常、入ることは許されないその聖なる源泉を特別に見学させていただきました。



●越後湯沢の湯元周辺です。


●ここに横穴の鍾乳洞があります。
温泉大国日本でも、垂直に湧き出すのではなく、横穴で湧き出す温泉は珍しいそう。

今回は、通常入れない場所なので、マップ等の詳細は入れていません。ご了承ください。

この後、入口でマスクを着用。
手入れした長靴に新品のビニールをかぶせ、消毒します。

ばい菌を持ち込まぬよう、細心の注意を払います。


●かぎのかかった入口を開けると、

‘もわ~っ’

暑い。蒸し風呂状態!とは、聞いていましたが確かに高温ミストサウナの状態。

しかも、天然の鍾乳洞のため、立ってまっすぐ歩くことが出来ず、中腰で進むことに。

当然電灯もないため、(懐中電灯も忘れたので)携帯のカメラ用ライトで前を照らすことに。

あまりの湿度に、カメラもすぐに曇って撮影不可能な状態。


●見えな~いっ。

中腰のまま、十数メートルまっすぐに進むと、冷たい水が湧き出ていました。

そこから右へ直角に5~6m行くと、そこにとうとう源泉を発見

『やった~っ』


●写真を10枚ほど撮って、何とか雰囲気だけでも伝わる?と思えた写真は、コレ一枚。後は、くもって真っ白になっていました。

あまりの暑さに、朦朧としながら 『源泉を見ることが出来た。』

という達成感で、きた道(鍾乳洞の中)を再び中腰で引き返すことに。


鍾乳洞から出たとたん、涼しい風が さ~っ と頬をなで、
『なんて心地よいんだ~。』とココロの底から思ってしまいました。

本当は、源泉でやりたいことが沢山あったのに、何も出来ずに朦朧としていた自分がちょっと情けなくもあり、後になってこうして写真整理をしながら『800年以上前に、発見された温泉が、今もこうして湧き続けている。本当にありがたいことだな・・・。』と感じたり。

じわじわと、天然湧出の温泉を目の前で見たことで、地球の生命力の凄さを感じた今日の出来事でした。


この源泉の泉質そのままの温泉が楽しめるのは、

雪国の宿 高半

一望千里御湯宿中屋

湯沢 湯元共同浴場 山の湯(やまんぼちゃ)

です。
来月1日には、更に1軒の温泉旅館『湯居間蔵』がOPENします。
こちらも、楽しみです。



なぐー、今日のひとこと。

以前に『雪国の宿 高半』で、源泉の写真を見たときから
『いつかは行ってみたい!』と強く思っていたこの源泉。

本日、念願かない 行くことができました。
本当に嬉しいです。
きちんと写真が撮れずに、残念な面も多かったのですが、大地から命のパワーを頂いたような気がします。

これからも、湯沢の‘素敵’を皆様にたくさんお届けしたいと、いつもにも増して思いましたよ♪



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2 コメント

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Unknown (kumand)
2007-08-30 17:57:31
温泉は地下から上へ、垂直方向に噴出するものが殆どです。湯元の源泉は、「横穴式」という部類のようですね。全国でも珍しいと思います。
返信する
ありがとうございます♪ (湯沢日和)
2007-09-01 22:44:57
以前より湯元の源泉について尋ねると

『横穴の鍾乳洞より湧く源泉』

と聞いていたのですが、
今回自分の目で見て、
『本当に横穴の鍾乳洞だぁ。』と驚き、
納得しました。

文字だけでイメージするものと、実際体験して見るものに、これだけ‘感動’の差があることを改めて実感しました。
これからも色々な発見をみなさまにお伝えしたいと思っています。
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