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フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

辰巳屋 獣騎士合体 ユナイトビースト

2025-03-20 12:56:42 | チープトイ







「原風景」って言葉がある通り、フィクション、ノンフィクションに関わらず、人の心には何かしら強く焼き付いている物というのがあります。

自分の場合、子供の頃に見ていたロボットアニメや、持っていた超合金にはそんなにノスタルジーを感じないのに、なぜか雑貨屋や土産物屋の軒先に吊り下げられたダガング・チープトイに哀愁と未知の玩具へのワクワクが入り混じった、不思議な気持ちになります。





こちら、ネットで情報を見かけ気になってたヤツなんですが、店頭で思いがけず見つけてしまい、思わず買ってしまいました。

ダガング・チープトイ好きならお馴染みの(株)辰巳屋から発売されている「獣騎士合体 ユナイトビースト」

ご覧の通り、ワンパッケージで4体のロボットが入っているフルセット。

西松屋で見つけたんですが、1200円くらいでした。






とはいえ、チープトイとしては注目製品で、すでにアチコチでレビューされているので軽くの紹介です。





こちら、白と赤のカラーリングで主人公っぽい雰囲気の「ディーガーユナイト」。

他のロボットも名前は○○ユナイトとなっています。

合体する事がバレバレのネーミングです。







ティーガーユナイトのヒューマロイドモード。

変形ギミックはご覧のように、ビーストモードの四肢がそのまま手足となり、動物の頭部分が折り畳まれてロボット頭部が現れるというシンプルな物。

頭部が異常に小さいのが、TFのスクランブル合体シリーズを思い出させます。

この状態で、大きさは約10センチとミクロマンサイズになっています。

あまり透明度は高くは無いですが、クリアーパーツが効果的ですね。











お次が「レオンユナイト」

非常に分かりにくいですが、手足の黒いパーツは、ちゃんとクリアーブラック成型になっています。

また、4体ともビーストモードでは口の開閉が可能です。

ちょっと鬣のある頭部に対し、本体が細すぎる気もしますが、まあ、こういう玩具ですので・・・








ヒューマロイドモード。

よく見ると、いや、よく見なくても分かりますが、動物頭部以外、ティーガーユナイトと同型です。

ロボの顔まで全く同じ。

せっかく拳に穴があるんだから、手持ち武器くらいあれば良かったんですけどねぇ。











こちらは「ファングユナイト」

なるほど、分かります。

だって、こいつは何の動物がモチーフかよくわからないですもんね。

牙があるからファングですよ。

目の上にある小さい角も謎ですね。



でも、なんかこの動物の顔、見覚え有るんだよなぁ。

他のチープトイでこの顔いた気がするなぁ、ヤマネコとか豹とかのモチーフで。










こちらはよく見るとティーガーユナイト、レオンユナイトとは違う造形。

とは言え、変形方法も同じだし、代わり映えはしないんですけどね。












最後は「クーガーユナイト」

いやあ、どう見ても犬系顔でしょ!

ウルフユナイトで良かったんじゃないの?


ちなみに、どのロボットにも背中にレゴっぽいポッチが4つ出ていますが、何にも使いません。

この手のチープトイに良くある、オリジナルには付いていたギミック、もしくはコピー、パクリの段階で使えなくなったギミックの名残なんでしょうね。








こちらはファングユナイトと同型。

つまり、パッケージには4体入っているけど、同種2個づつになっています。

緑は屈折率が良いのか、一番クリアーパーツがキレイに見えます。










ここからはユナイトの名前通り、合体ギミックについてのレビューです。

同型のティーガー、レオンには、当然同じギミックが搭載されています。










腰から下の部分を、キャメルクラッチかボストンクラブか?というくらいに後ろに折り曲げます。










そのまま、2体を合体させると・・・えっと箱の説明だと「2体合体モード」ですね。







お互いを半分づつにして合体するので、全長は変わりませんが、ご覧のようにケンタウロス風になります。

鋼鉄ジーグとか、大巨神とか、ケンタウロスモード=パワーアップ、ですから!








もちろん、上下を逆にしても2体合体が成り立ちます。

こちらはティーガーモードと呼称されるようなので、先ほどのはレオンモードなんでしょうね。












ファングユナイト、クーガーユナイトも合体モードを搭載しています。

こちらも同型機なので、ギミックは共通です。









ビーストモードに戻し、下半身を腰からぐるりと回転させます。

手足を折り畳み、股関節部分から合体後の拳パーツを引き出します。











2体合体のレオンモードに合体。

さらに余剰・・・別パーツの強化マスクを取り付けて

「究極合体(アルティメットユナイト)」モードの完成です!









パッケージでの強化マスクの謳い文句は「さらにKAKKOII」!!

でも、この余剰パーツのおかげで、全合体時のバランスがそこそこ取れていますね。

これで下半身不要で両足になるためのもう1体だったら・・・

まあ、チープトイってその「あと1歩」がまた魅力なんですけどね。

あと、ファングとクーガーの尻尾が脇の下で邪魔になるので、もっと短くても良いですね。










昔ほど、この手のダガング、チープトイの情報、新製品をチェックしなくはなっていますが、それでもここ数年出たロボット物としては、デザイン、プレイバリューともにかなり良い品だと思います。

Xでのポストを見ていても、ヨドバシやしまむらで入手されている方も多そうです。

ちなみに同時期で同じコンセプトの「甲騎士合体バグナイト」ってのもあるんですが・・・

そちらは全然店頭で見かけないんですよねぇ。


出来が良い合体変形ロボットも良いですが、こういう雑な玩具もたまに遊ぶと楽しいですね!!


























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森永 PEZ マーズ・ミッションシリーズ

2025-03-16 10:25:47 | サブカルチャー











実は、昔は結構集めていた「PEZキャンディー」

正しくはディスペンサー(容器)ですけど。

今は手元に全然残っていなくて、ほとんど人に差し上げてしまいました。






そんなペッツディスペンサー、先日店頭で見かけ、思わず買ってしまったのがコチラ。

「マーズ・ミッションシリーズ」のマーズローバー(火星探査機)とシャトル。


ペッツがコレクターアイテムとして認知されて、ディスペンサー以外にもアパレルやらグッズやらが巷に溢れ、

さらに本家のディスペンサーも既存キャラとのコラボばかりになり、ほぼ興味を無くしていたのですが・・・

これはカッコいい!

実は宇宙物って結構好きなんですよ。(宇宙物のコレクション記事











買ったのは森永製菓から出されている、いわゆる日本版。

パッケージ裏を見ると、全4種類が載っています。

残りの2種はアストロノーツで宇宙服のバイザーの色が金と銀で違っています。

そちらも売られていたんですが、今回はパス。


昔のペッツって、人物や動物の頭部だけだったのが、最近は胸像が多くなりましたね。












未開封でコレクションアイテムにするつもりも無いので、さっそく開封。

こちらはマーズローバー。

ボディステムに印字されているのは、小さな子供が見てもコレが何だか分からない可能性が有るからでしょうか?


ここに印字が入っているのも珍しくて購入する気になった要因の一つです。










デザインは、実物のマーズパスファインダーの箱形っぽいボディと、マーズエクスプロレーションローバーのディティールを組み合わせたようなデザイン。

そりゃあの繊細なデザインはそのままじゃPEZには出来ないですからね。

これは中々良いアレンジだと思います。










ボディステムに対して斜めに配置されているのも面白いです。

ただ、PEZディスペンサーってご存じの通り、このヘッド部分を後ろに押し倒すと首部分からキャンディがせり出すんですよね。

後部のソーラーパネル部分を押し下げるのが使いやすいんですが、子供はこの飛び出たカメラ部分を押しそうです。

ある程度太さも確保されていますが、ここは折れやすそうですね。













もう一つはシャトル型。

残念ながら現実のスペースシャトルは廃止となり、スペースXドラゴンなど新型のロケットに移っていますが、やはり宇宙開拓を象徴する乗物の一つですね!









こちらも、大きな黒い窓や鋭角気味の船首など、オリジナルデザインになっています。

ボディステムに印刷されたジェット噴射が、おもちゃ感があって素敵です。









モチーフ的に、立てても寝かせても様になるのがイイですね。

まあ、人類が実際に火星に行く時には、こういうシャトル型の乗物は絶対に使わないんだろうけど・・・


カッコいいモチーフをPEZらしいディフォルメでシンプルデザインに落とし込んでいるのは素晴らしいですね。











すぐに取り出せる位置にあった宇宙系グッズと。

JAXA系ばかりなので、PEZのNASA系と一緒にするのはアレなんですが、まあ、そこはヨシとしましょう!


昭和生まれのオヤジとしては、子供の時に想像していた2025年は、巨大ロボとか空飛ぶ車とかが現実になっていて、人類は当たり前に宇宙に進出していると思っていました。

現実はそこには追い付いていない一方で、インターネット、スマートフォン、ドローン技術など思いもつかなかった技術が発達しています。


そして、宇宙への追求心、開拓心は、人類は飽きることなく抱き続け、次の未来を追い求めています。


そんな壮大な人類と宇宙に思いを馳せながら、フルーツフレーバーのPEZキャンディを夜空の下で頂くことにします。

・・・コーラ味って最近売ってる??





















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ハシートップイン AKEDO ニンジャボス ボスラップスナップ

2025-03-14 15:53:07 | AKEDO








AKEDOシリーズ8、ニンジャフューリーW2で発売された、もう1体のニンジャボスをレビューします。




「ニンジャボス ボスラップスナップ」

画像リーク時から話題になっていた、みんな大好きカボチャ頭です。










商品構成は、こちらも過去のバトルジャイアント、ウルトラビースト、ニンジャボスと変わりはありません。









付属のコントローラーはスピンコントローラー・・・

って、  えっ?? なんでコレだけ本体カラーが黄緑なの???

ニンジャボスはシルバー基調で、ダイアルとかがそれぞれ所属のニンジャスクワッドカラーなんじゃないの・・・???










通常のウォリアーも、所属しているニンジャスクワッドに合わせ、それぞれのチームカラーのコントローラーが付属しているのに!

とりあえずニンジャボス付属のコントローラーを並べました。


龍爪所属のスコーチドクローに付属するコントローラーは、シルバーに赤。
毒牙所属のヴェノムクロー付属のコントローラーは、シルバーに黄緑。
隠密所属ウェブウィーバーのはシルバーに紫。
電脳所属のサイバーブレードがシルバーに水色。
正心所属のプライドハートに付属のが、シルバーにえんじ色・・・
無法所属のボスラップスナップに付属しているのが、黄緑に橙色・・・

プライドハートもズレてた!!


なんで!なんでW2のコントローラーだけコンセプト外れてるの!!

正心は黄色、無法は白でしょ!










・・・ちょっと心を落ち着けます。

ふぅー・・・コントローラー好きが暴発してしまいました。

改めて見ると、ウォリアーとコントローラーのカラーが統一されているので、専用コントローラー感があって悪くないですね。











改めて本体を確認。

パッケージイラストでもハッキリ描かれている通り、カボチャで間違いないんですが、なんとなく造形的には脳みそ感が。

ダークカラーの本体に、カボチャのツタが絡まっている様子が鮮やかにプリントされています。











付属のアーマーは、クリアーパーツ製という、珍しいパターン。

もうちょっと透明度が高かったらなぁ







アーマー装着すると、球面から覗く顔が宇宙服を思わせるデザインとなります。

なんでカボチャなのに?って思いますが、このボスラップスナップも複数のAKEDOウォリアーの型を流用しているからなんですね。

上半身とアーマーは、日本未発売のシリーズ2で出たドリルボーグというバトルジャイアントから流用しています。

ドリルボーグは宇宙服の中身が脳ミソというデザインで、名前の通りドリルを装備した4本腕のウォリアーです。

また、ボスラップスナップの両腕は武器も含めてサイバーブレードからの流用。

下半身はシリーズ3で出たバトルジャイアントのバックトゥースからの流用となります。

プライドハートと同じく、3種の掛け合わせなんですね。











ボスラップスナップのスプリットストライク状態。

スペックは
ランク:ニンジャボス
クラン:無法所属
コスト(value)9
HP(ヘルスポイント)10
DP(ダメージポイント)5
ニンジャスクワッド:無し

と、数値としてはウェブウィーバーと同一になっています。

ちなみに、ニンジャフューリーではワック・オ・ランターンというカボチャ頭のニンジャが居ますが、彼とは関係ない別キャラです。

シリーズ3でリリースされたラップスナップという4本腕のウォリアーがボス化したキャラです。




ボスラップスナップの元になったドリルボーグも、ラップスナップも、どちらも4本腕のウォリアー。

そして、AKEDOファンならご存じの通り、4本腕ってバトルだと弱いんですよねぇ・・・

なので「デザインは好きだったあのキャラが、勝てる仕様に変更された」と考えると、今後も同じような改善復活キャラに期待が出来ますね。

・・・シャーディベア、期待してるよ!!








また、このアーマー、肩回りがすっきりしているので、他のニンジャボスやバトルジャイアントより少しだけ肩が上まで上がるんです。

これが何気に強い!

ある程度、腕の上がり方は固定化されていた方が打撃のダメージが大きいのか?と考えていましたが、より自在な軌道で攻撃できるっていうのも、メリットが大きいですね。










今回のW2で、プライドハート・ボスラップスナップが発売されたことでニンジャスクワッド6クランすべてのボスが揃いました。

6種類もあると、これだけでバトルしていても飽きることなく遊べます。

まあ、本当はコレに無所属流れ者のボスファントムが入って7体なんですけどね。













ニンジャボスに限らず、バトルジャイアントのアーマーは、各ウォリアー微妙に造形が違うので基本的には互換性はありません。

しかし、ボスラップスナップのアーマーは使い勝手が良くて、他のニンジャボスにも(多少無理矢理ですが)装備させることが可能です。

SF色の強いデザインですが、意外と誰が装備しても似合いますね。









海外版では、限定のリカラーバージョンもあるので、これで全種という訳ではないですが、やはり1カテゴリーをコンプリートするのは気持ちが良いですね。


今までのAKEDOの発売方法を見ている限り、おそらく今回のシリーズ8でニンジャフューリーは終了し、シリーズ9では新たなテーマでの展開になると思われます。

また、既にシリーズ5,6にあたるビーストストライク商品も一部入手が難しくなってきている商品もあるので、ニンジャフューリーも「まだ発売されたばかり」と油断していると、市場から無くなる可能性もあります。

ついつい「当てモノ」要素の強いシングルパックの購入に走りがち(自分もですが)ですが、気になるニンジャボスは早めに入手される事をお勧めします。























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ハシートップイン AKEDO ニンジャボス ゴールデンライオンプライドハート

2025-03-12 11:53:02 | AKEDO






AKEDOのシリーズ8、ニンジャフューリーとしてはウェーブ2が発売になり、新たにニンジャボスも2体が発売されました。

今回は、その新型ニンジャボスのうち1体をレビューしていきます。





ニンジャボス ゴールデンライオン プライドハート

名前の通り、ライオンモチーフの獣人型ウォリアーです。








開封した中身は、今までのニンジャボスやバトルジャイアンツと違いはありません。

コントローラー、本体、アーマーが入り、ミニパンフレットが封入されています。









付属のコントローラーはスピンコントローラー。

回すスピードを速める事で連続攻撃を強めたり、連続での右回転、左回転攻撃を繰り出すことが出来ます。

一方で欠点は片手では扱いにくい事。

大会のレギュレーションによっては片手操作がルール化されていたりするので、注意が必要です。












ゴールデンライオン プライドハートの本体部分。

いや、名前長いな・・・

プライドハートでいいか。

顔は擬人化というか、アニメ処理っぽいデザインですが、体色といいライオンと言われて違和感ないAKEDOとしては珍しいシンプルなデザイン。

鎧を纏った擬人化ライオンという、ファンタジー系王道なスタイルですが・・・

ねえ、これニンジャなの?

ライオンでしょ?唐獅子ならともかく、ライオンじゃん?

ニンジャ・・・ニンジャって一体・・・










素の状態でもバトルは可能ですが、ニンジャボスの特徴であるアーマーを装着させる事で防御力を高めることが出来ます。

付属のアーマーを頭部側から差し込んで装着します。










アーマー装着状態。

ニンジャボスを始め、バトルジャイアントやウルトラビーストなど、アーマー装着するウォリアーは、ギミック上、ちょっと鎧が浮き上がった感じになるんですが、プライドハートはその部分もあまり気になりません。

両肩の狼のようなレリーフや、頭部周りのディティールなど、中世ヨーロッパ風の鎧ですね。

もういっそのこと、シリーズ9は中世ファンタジー系にしたら好いんじゃないですかね。


ゴールデンライオンプライドハートのスペック

ランク:ニンジャボス
所属:正心所属
コスト(value)8
HP(ヘルスポイント)9
DP(ダメージポイント)6
ニンジャスクワッド:ナシ

コスト8でDP6はハイスペック!

と、喜びたい所ですが、ボスクラスのコストって8でも9でも実質の影響少ないんですよね。

デッキの総コストが15なので、ニンジャボスを組み込んだ時点で、あと1体しかウォリアー入れられないし、基本の単体ウォリアーのコストは6までなので・・・

とは言え、DP6はかなり強い事に変わりありません。


キャラクターとしてのプライドハートは、AKEDOのシリーズ1でラインナップされたキャラクター。

西洋風の鎧とツノのあるヘルメット、そして胸にはライオンの紋章を持つウォリアーです。

その後、シリーズ3で再登場し、名前もブライトナイトプライドハートとなり、白に金縁の鎧兜を装着した聖騎士風となりました。

まさか、ニンジャフューリーで獣化するとは・・・ビーストストライクじゃ駄目だったんですかね。










左右の腕の付け根部分はフリーで動くようになっており、コントローラーを動かした際の遠心力で腕が上がり攻撃を仕掛けます。

右手にはサイのような三叉の武器、左手にはダンビラと表現される幅広の刀を持っています。

どちらも右側に武器が伸びる位置で固定されているので、右回転(時計回り)での攻撃時に武器が当たりやすくなります。

腕はどちらも90度近くまで上がります。










スプリットストライク状態。

ニンジャボスは、相手の攻撃を受けた際、1撃目で鎧が弾け、2撃目を胸部に食らうとスプリットストライクします。

スプリットストライクする通常ウォリアーは頭部でロックしますが、ニンジャボスは胸部のボタンと連動しているのでロック機構に違いがあります。

写真では見えませんが、頭頂部にはアーマーパーツのピンを差し込む穴があり、内部には弾き出すギミックのためのスプリングが内蔵されています。









そんなプライドハート、よく見るとAKEDOではお約束の「金型使い回しウォリアー」です。




W1で発売されたウェブウィーバーとの比較。

両腕の形は、武器も含めてウェブウィーバーと同じになっています。

自分は未所有ですが、頭部とアーマーはAKEDOシリーズ2でリリースされたバトルジャイアント「アルファウルフ」と同型になっています。







同じく、W1のサイバーブレードとの比較。

下半身は色変えで同じ型なのが分かります。


つまりアルファウルフ、ウェブウィーバー、サイバーブレードの3種キメラなんですね。








型が同じと言うことはアーマー互換も・・・と思いましたが、それぞれ頭部の大きさが違うのでダメでした・・・

サイバーブレードにプライドハートのアーマーは装着できます。

ニンジャボスは武器交換も出来ないですが、通常のニンジャウォリアーのように武器も交換可能、さらにアーマーも互換性アリとなれば、かなり面白くなりそうですね!










同時発売のボスラップスナップに注目が集まり、ちょっと影が薄い気がするプライドハート。

でもニンジャと言う事を忘れれば、ベーシックにカッコいい獣系バトルジャイアントが手に入りますよ!

スペックも悪くないし、デッキに入れても使いやすいです。


しかし、所属スクワッドが正心ってことは、チャックスやハイアシの上司にあたるウォリアーなんですよね。

うわぁ、なんか部下の管理、大変そうだなぁ























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ハシートップイン AKEDO NINJA FURY シングルパック W2

2025-03-09 09:15:10 | AKEDO











待望の「伝説のアケド」のシリーズ8が国内販売を開始しました!

発売日に買いに行けず、数日遅れてようやく購入。





まずは、シングルパック!

とりあえず、5個を購入してみました。









店頭で購入される方は、パッケージに充分に気を付けて下さい。

写真は左がシリーズ7(ウェーブ1)で、18種類のウォリアー(1個は激レアですが)が入っているバージョン。

右が今回発売されたシリーズ8(ウェーブ2)で、さらに8種の新規ウォリアーが追加され26種になっているバージョンです。

ご覧のように、表も裏もパっと見ただけだと違いが分かりません。

箱の下側に書かれている品番がAK-1011はシリーズ7(以下W1)で、AK-1013と書かれている方がシリーズ8(以下W2)です。

その下の小さい文字でもW2と書かれています。

裏面でも、良く見るとバーコードの上に書かれた商品名でW1かW2か分かるようになっています。


売っている店舗によってはW1とW2が混在している事もあると思いますので、お目当てのシングルパックがどちらか、よく確認してから購入する事をお勧めします。













開封した中身の商品構成は今までとの違いはありません。

バトルコントローラー1個とウォリアー1体が入っており、保護用の薄紙に包まれています。

ウォリアーによってはボーナスウエポンも封入されています。










最初に出たのはW1のコードブレード。

一緒に入っているミニパンフレットの商品ラインナップもW1のままです。

これを見て、一瞬間違えてW1のパックを買ってきたのかと思っちゃいました。








次のパックを開封したら、W2のインビジブルニンジャが当たりました。

こちらでは、ちゃんとW2のミニパンフレットが入っていました。









とりあえず、5個とも開けた結果がコチラ。

W1のコードブレードが2個、バンプチャンプ1個。

W2はインビジブルニンジャとアウトキャストニンジャが当たりました。


コードブレードをダブって引いてしまったのは運が無いですが、W1とW2のウォリアー種類の比率が17:8なので、今回はかなり封入率は均等化されているんじゃないでしょうか?


でも、正直この売り方を知ってたら、W1は慌てて集めなくても良かったなぁって思っちゃいますね。

既にW1をセミコンプしている人にはW2を集めるのは金銭面でも確率面でもかなり厳しいですね・・・









それでは、W2の2体をレビュー。




まずはインビジブルニンジャ!

W1もそうですが、ニンジャフューリーシリーズでは、個人的にこのシンプルなニンジャ型ウォリアーが一番好きです!

雑魚忍者、下忍なデザインで、何個ダブっても、いや何十個、何百個あっても困らないウォリアーです。







インビジブルの名前の通り、所属するニンジャスクワッドは隠密。

隠密のボス、ウェブウィーバーに率いられる忍者軍団の一員なんでしょうね。

ただ、武器がW1のバルーンブレードクラックアップの使い回しなのが残念ですね。

まあでも、このボーリングピンかなり強いんですけどね。









シャッターストライク状態。

インビジブルニンジャのスペックを見てみると・・・

ランク:クラシック
所属:隠密所属
コスト(value)4
HP(ヘルスポイント)4
DP(ダメージポイント)2
ニンジャスクワッド:「相手が隠密所属なら相手のDP-1、龍爪所属なら自分のDP+1」

まあ、下忍なのでこんなモンでしょうな。

ただ、ニンジャフューリーは手持ち武器の変更が可能で、武器によってかなり勝率が変わるのでスペック低い=使い勝手が悪いという事でもありません。

特にコスト4のウォリアーはデッキを組む際に非常に役に立ちます。








ボーナスウエポンは電脳所属に有利な斧。

W1のヴェノムバイトニンジャが所有していた武器の色変えですね。

インビジブルニンジャは隠密所属なので、ニンジャスクワッドルールだと電脳所属の武器を持つとDPが-1です。

この、所属に不利なボーナスウエポンが付くという法則性もW1から引き続きなんですね。
















もう1体はアウトキャストニンジャ。

無法のニンジャスクワッドに所属するウォリアーです。

異形の一つ目ニンジャ!!

やっぱりニンジャと言えば異形ですよ!

昔から腕が4本だったり双頭だったり「え、それ忍術とか忍法と関係なくない?」っていう特徴こそニンジャですよ!








標準装備の武器は、これまたW1のバルーンブレードクラックアップの使い回し・・・

というか、遡るとシリーズ1でラインナップされたビッグスティンキーの武器ですね。

まあ、リーチはもうちょっと欲しいですが、強武器のハンマー系なので、意外と活躍してくれそうです。

もうちょっとだけハンマー頭部の角度が寝てくれたら使いやすいんだよなぁ。







シャッターストライク状態。

アウトキャストニンジャのスペックは・・・

ランク:クラシック
所属:無法所属
コスト(value)4
HP(ヘルスポイント)4
DP(ダメージポイント)2
ニンジャスクワッド:「相手が隠密所属、無法所属なら自分のDP+1」

同族相手でDP+1という、なんだか色々とバックボーンのありそうな能力です。

数値面では最初のインビジブルニンジャと同じなので、標準的なクラシックウォリアーという事でしょうね。









付属しているボーナスウエポンは、隠密所属カラーの刀。

これはシリーズ1でツインファングが持っていた刀ですね。

ツインファングはW2からニンジャフューリーにもラインナップされていますが、鞭武器になり刀を持たなく(持てなく?)なったので、余った刀を手に入れた、とかの設定でしょうか?











まずは欲しかった2体を引く事が出来て、大満足。

もちろん、今後も買い足していく予定です。


さて、そうすると、おそらくW1のウォリアーがかなりダブりになっちゃうと思いますが・・・

トレードなど上手く使って収集していきたいですね!


あと、最後になっちゃいましたがW2シングルパックにもボスモードファントムの封入があります!

世界に1000個だけの奇跡を引くためにも、AKEDOファンはW2の買い足しは必須ですね!



















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バンプレスト ウルトラマンシリーズ 豪塊 ウルトラの父

2025-03-07 10:40:16 | 特撮






最近は、歳と共にどんどん玩具に対するアンテナも感度が低くなっておりますが・・・


久しぶりに店頭で一目惚れして購入した玩具です。






バンプレストの「豪塊 ウルトラの父」

自分は中古品扱いで店舗購入しましたが、本来はプライズとしてゲームセンターのクレーンゲームなどの景品として流通している物です。









外箱は縦長になっている独自の形状。

普段、クレーンゲームはまったくやらないので、これが取りやすい部類なのかどうかも不明です。

この「豪塊」と名付けられたシリーズも知らなかったんですが、2017年ころからリリースされている息の長いシリーズだったんですね。

過去にはアメコミヒーローやSW、さらにはガンダムなども出ていたようです。









箱の中には、二つに分解されたウルトラの父が入っています。

差し込んで組み立てるだけなので、開封から秒で完成。

パッケージ写真詐欺な事もなく、写真そのまんまのフィギュアが入っています。












もう、この品に関してはアレコレと書く必要も無いですね。

無可動でギミックも無いし、見た目の造形が全てなのです。







ウルトラの父は、確かに元々の着ぐるみ造形も胸板が極端に厚いし、過去の立体物でもマッチョよりに弄られる事はありましたが・・・

ここまで「筋肉」を表した表現と立体化は初ですね。








この大胸筋!

45mの巨人なので、この腕の筋肉隆起はまるで山脈ですね!


改めてwikiで見てみると、ウルトラの父ってデザインは一般公募だったんですね。








今まさに鉄拳を放とうと力を溜め込んでいる姿は、故アントニオ猪木氏のナックルアローを思わせる力強さです。


正直、リアルタイムでウルトラシリーズを見ていた幼少期はウルトラの父って好きじゃなかったんですよね。

番組内での活躍がほんの僅かというのも関係していた気がします。

近年の作品や映画では、しっかりとアクション含め活躍しており、シンプルに「カッコいい」と思える場面も多くなりました。

また、後付け設定ながらケンという本名(?)や、宇宙警備隊初代隊長といった「お父さん」じゃないキャラクター性が増えた事で、偉大なウルトラ戦士というイメージが出来上がった気がします。










下半身だって抜かりはありません。

右足には、フィギュアの安定性を高めるための台座パーツが付いていますが、大きさも最小限で、デザインも地面を踏み抜いたかのような瓦礫になっており、全体の力強さを崩すことなく仕上がっています。













そもそものウルトラマンというデザイン自体、神秘性を感じるように、仏像でも菩薩像を思わせるような流線形を主体としてるので、この筋骨隆々なデザインというのは真逆のコンセプトになってるんですよね。

過去にはウルトラマンをまさしく仏像に見立てたフィギュアも発売されていましたが、十二神将として装具を纏った姿であり、フィジカルのみで戦う姿ではありませんでした。









こうして頭部をまじまじと見ると、角と髭以外はまんまウルトラマンなんだという事がよく分かります。

ウルトラマンの頭部に力強さのツノと、威厳のためのヒゲを付けたデザインなんですね。

体の赤のラインは、ウルトラの父が初登場したウルトラマンAにも近いような、独特のラインですね。

しかし、実子という設定であるタロウが、セブンを始めとするレッド族と同じ赤一色の体色なのは、幼少の頃からずっと謎です。

まあ、ゼロやタイガになると青の要素も入って来るし、ウルトラ一族の遺伝法則は、我々人類の計り知れない所なのでしょう。

あと、関係ないけどウルトラマンキングって、幼少の頃はずっとウルトラ祖父なんだと思ってました。











これだけの力強さなら、きっと歴代ウルトラマンが苦戦してきたキングジョーの強固な装甲も一撃で砕けそうです。








ウルトラアクションフィギュアのキングジョーと並べた所。

ウルトラの父は脚を広げたポーズなので、はっきりした大きさの違いは不明ですが、二回りほど大きいです。

ウルトラアクションフィギュアは、商品サイズが約16センチ。

身長40m設定のウルトラマンなら、1/250スケールとなります。

ウルトラの父は設定では身長45m、豪塊フィギュアではまっすぐ立たせると22センチくらいありそうなので、約1/200スケールといった所でしょうか。










1998年にバンダイのS.I.C.シリーズで、既存キャラクターをアレンジして立体化する、というアプローチが一般化し、様々な切り口で多数の商品が出ています。

中には正直、まったく心を惹かれないアレンジもあったりしますが、この豪塊版のアレンジはストレートにカッコいいと思えますね。

ちょうど先月くらいには別シリーズのプライズ商品でウルトラの母も出たと聞き、調べてみたら父よりちょっと大きいらしく・・・流石に並べて飾った時に違和感があるかと思い、断念しました。


さて、箱には第一弾と書いてあるし、シリーズとして続いてくれるんだと思いますが・・・

ベタにベリアルとかも良いですが、どんなキャラクターが立体化されるのか楽しみですね!!





















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J DREAM 元気にしてる?仕送りマスコット

2025-03-05 10:31:58 | ミニチュア/シルバニアファミリー








もう、ミニチュア小物は作るより買った方が早い!

なんて、元も子も無い結論に至ってしまうほど、最近のガチャは出来が良いです。

という訳で、今回もミニチュア系のガチャガチャをレビューします。





ゲームセンターのプライズ商品や、100均などで販売されるグッズを作っている(株)Jドリーム。

そちらのカプセル事業部から出ている商品です。

Jドリームもなかなかミニチュア好きを唸らせる商品ラインナップが多いんですよね。

「元気にしてる?仕送りマスコット」は名前の通り、田舎の親が一人暮らしの子に送る荷物をコンセプトとしたミニチュアセット。

全5種類のラインナップとなっています。








5種のうち4種には、段ボール箱が付属します。

こちらは組み立て済みです。

ちょっと紙の厚みはありますが、プリントのリアルさなどかなり高品質。










各セットには段ボールの中に入れるミニチュアフードが4、5個付属しています。

こちらの緑茶の段ボールのセットは、鮭フレークの瓶が2個、インスタントカフェラテ、インスタント味噌汁、絆創膏が入っています。










箱モノは、四角いプラスチックにシールを巻き付けてあるだけで、横から見るとチープさが目立ちます。

また、大きさもある程度フォーマット化され使いまわされているので、ちょっとリアルさには欠けます。








もちろん、付属のミニチュアフードは段ボール箱に入れることが出来ます。

箱のスペースはかなり余裕があるので、他のセットのミニチュアを入れて、ぎっちぎちに詰め込みたくなりますね。

ここに「元気にしてますか?」のミニお手紙でも入れればリアルさ倍増ですが・・・信書が入っている物は貨物にはならないので宅配便では送れないので注意が必要ですね。











次のカプセルには、ティッシュの段ボールに、医薬品多めのラインナップ。







付属のミニチュアが5個とも「箱モノ」なので、ちょっとガッカリですが、風邪薬、胃腸薬、ボックスティッシュなど、あまりミニチュア化されない品があるのは良いですね。

レトルトのカレーや中華丼も、仕送りあるある感がありますね。











次のカプセルでは、段ボールがコンポタになっています。

スーパーや薬局で空き段ボールを貰って・・・という背景が見えてきますね。








付属のミニチュア、なんと言っても目玉は「のりの佃煮」!

ミニチュアフードの小瓶と言えば、ジャム瓶が定番で、レジン製でカラフルに仕上げられた物が人気ですが、まさかの黒一色の「海苔」ですよ。

金色の蓋の凹みが、個人的にはイマイチではありますが、貴重なミニチュアなのでヨシとしましょう!

さらっと紛れている入浴剤が、またいい味出してます。










次のカプセルのセットは、使い捨てカイロの段ボール。

段ボールは全部同じサイズというのがちょっと残念ですね・・・








こちらは付属ミニチュアは4個だけですが、やはりカップラーメンが目玉ですね。

いや、正しくはカップうどんとカップ蕎麦ですが。

緑茶パックとカイロが同じサイズ・・・まあ、インスタント味噌汁もボックスティッシュも入浴剤も、全部コレと同じ大きさなんですけどね。

ここは頑張っていろんなサイズにして欲しかったなぁ。

腕に覚えがある方なら、シールをうまく剥がしてサイズ違いの小ブロックに貼り付ければ、よりリアルな感じになると思います。










最後のカプセルのセットのみ、段ボールが付属していません。

その代わり、見ての通りミニチュアが多く入っています。

人によっては、これが一番の「アタリ」になりますね。







注目は、この味噌!

クリアーパーツを使い、ちゃんと味噌パックの質感を表現しています。

料理酒、お醤油もちゃんとボトルが作られていますね。











段ボールは1/10~1/12スケールくらいになる感じです。

シルバニアだとちょっとオーバースケールな感じですね。











カップうどんの比較。

左が今回紹介したJドリーム「元気にしてる?仕送りマスコット」のカップうどん。

右側はターリンの「箱買い!カップ麺」のもの。

ターリン版は正確に1/12スケールになっています。









仕送りマスコットのカップうどんも、シルバニアと絡めると違和感の無いサイズ感となります。

まあ、この辺はお好みで使う感じですかね。

いや、そんなカップ麺のミニチュアばかりあっても、どんな遊びするんだって話ですが。











ミニチュアのラインナップは「仕送り」をテーマにしているだけあり、実用性や手軽にすぐ食べられて保存性が高い、レトルトやインスタントなどがメインになっています。

しかし、これらを店舗什器に並べてみると、なんとなく田舎の寂れたスーパーマーケットのような味のある空間を演出できます。










個人でやっている、スーパーには小さくて、個人商店としては立派な店舗。

生鮮食料品は地元の物をメインで扱い、その日に売れる程度の量を仕入れています。

レトルト、インスタントなどは嗜好品として、常温保存できる鮭フレーク、海苔の佃煮も人気商品。

また、病院が離れている人口過疎気味の場所なので、一般的な薬品類も取り扱っています。


こんな雑多な感じを再現するには最適なセットですね。

シルバニアファミリー愛好家に見られる、欧米感のあるオシャレなジオラマ作りには不向きですが、日本的で生活感のある情景を作りたい方にはお勧めできるガチャガチャです!





















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BANDAI ウルトラ怪獣アドバンス ヴァラロン

2025-02-20 12:22:28 | 特撮


ブレーザーどころか、アークも終わってニュージェネレーションズの放送をしているのに

今更ながらウルトラマンブレーザーのソフビのレビューです。

いや、たまたま先日、安売りされていたのを見つけて買ったからなんですけどね。








通常のウルトラ怪獣ソフビより大きなサイズの「ウルトラ怪獣アドバンス」で発売された、ラスボス怪獣のヴァラロン。











箱自体に厚みがあり、ボリュームのある仕様になっています。

ウルトラマンブレーザーでは、このアドバンスで4種発売されています。

ニジカガチは過去の記事にてレビュー済みです。










箱を開封すると、第一形態のヴァラロン本体と、オプションパーツが別に入っています。


・・・ハァ、なんでこの商品にMod.3ユニット同梱しなかったんだろう。

いや、そもそも「怪獣ソフビまで買わないとアースガロンのパワーアップは再現できないよ」という仕様自体がアレですけど、それでもMod.2ユニットは手に入ったのに・・・







ノーマル状態のヴァラロン。

劇中の第一形態はこれより更にシンプルだったり、爪の向きが逆だったりするので、ちゃんとした再現では無いです。

ソフビとしての遊びを優先した、1.5形態とでも言うべき姿ですね。









特徴的な全体のディティールや、剝き出し感ある頭部などはしっかりと再現されています。

頭部の透明カバーは流石に表現されていないので、ここは透明レジンでも流し込んで再現したいところですね。









そして、ヴァラロンと言えば、尻尾に生成される生体爆弾。

ソフビでもしっかり再現されています。








生体爆弾部分は、ソフビの一体成型で作られており、ヴァラロンの通常状態の尻尾に突き刺す形で取り付けることが出来ます。

もちろん、付け外しは自在なので、劇中シーンを再開したり、誰かに爆弾を持たせる、などのアクションが可能です。









全てのオプションパーツを外した素の状態のヴァラロンとDXアースガロンとの対比。

ウルトラ怪獣アドヴァンスなので、ボリューム、大きさは充分とはいえ、この状態ではラスボス感も薄く、小柄な怪獣に見えてしまいます。









同じくウルトラ怪獣アドヴァンスでリリースされたニジカガチとの比較。

やはり本体部分のボリューム不足を感じます。

手足の長さなどを見ると、スケール感が違う訳ではないので、そもそものデザインの差なんでしょうね。









ここから付属パーツでヴァラロンを第二形態にしていきます。

まずは、胴体肩部分にある突起にパーツを付けたし、延びた角を延長します。








これにより後方側にシルエットが伸び、かなりボリュームが出ます。

この体から突き出したパイプ状の突起とか、頭部のヌメッとしたカバーなど、SF映画の金字塔「エイリアン」のゼノモーフの影響を感じますね。









更に、頭部も変化させますが、ここは丸々交換式になっています。

首からのパーツを嵌合部分から外し、第二形態用の頭部パーツに付け替えます。









ヴァラロン 第二形態の完成です。

ソフビとしては、もともとこっちを基準として第一形態を作っているので、劇中とコッチがそっくりなのは当然ですね。

ジャマダハルのような手の爪が個人的に好きなポイントです。

第一形態でも腕はそのままですが、劇中では爪が肘側に生えてて、第二形態になると前側になるんですよね。









頭部に増えたツノや、延びた肩のトゲなど、分かりやすくパワーアップしていますね。

劇中ではウルトラマンブレーザーの力を取り込んだ影響で変異したように見えます。

もしかしたら、取り込む力が別の何かなら、またコレとは違う姿に変化したのかも知れませんね。









フィギュアライズのブレーザーと。

コンセプト的にはウルトラアクションフィギュア版のブレーザーと戦わせるのが正しいのでしょうけど、大きさもマッチするし、何より可動や再現度が高いのでフィギュアライズ版で遊んでいます。

ウルトラアクションフィギュアも、いいシリーズなんですよね。

安くて造形も良いですし、もっと種類が増えてくれると嬉しいんですけどね。

ザンギル出ないかなぁ










うちにあるウルトラマンブレーザー関連フィギュア。

バザンガとかタガヌラーは安いの見つける事もあるし、買い足そうかなぁ?

ゲバルガとバザンガ買って宇宙怪獣だけ揃えとくのも良いかなぁ?など、作品放送は終わっているのに、いろいろと物欲が揺れ動きます。



最近のウルトラマンは半年で放送したら、再編集版のクロニクルやニュージェネレーションスターズを放送する、という流れなので、次のウルトラマンは7月から?


新しいウルトラマンが出るとしたら、どんな姿なのか楽しみですね!!























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ターリン・インターナショナル 箱買い!カップ麺

2025-02-10 11:06:25 | ミニチュア/シルバニアファミリー





またミニチュアネタで、またガチャガチャです。

いや、だって、めちゃめちゃ出来良いし、作るより圧倒的に安上がりなんですもん!







今回、購入したのはターリン・インターナショナル株式会社の「箱買い!カップ麺」です。

発売してから、もうしばらく経っていますね。

ドールハウスやフィギュアと絡めて遊びやすい1/12スケール。

ターリンから発売された過去商品では、同じ「箱買い!」シリーズではペットボトルや缶チューハイ、そのほかにも「極小寿司」など、とにかくハイクオリティかつフィギュア遊びしやすい題材でしたが、今回は「カップ麺」!

これまた遊び甲斐のあるセレクトですね!










全6種類のうち、こちらはカップ焼きそば。

1カプセルに、ブックレット、ミニ段ボール、カップ容器12個、麺ミニチュア12個、シール一式が入っています。

缶チューハイは300円カプセルでしたが、さすがに今回このボリュームなので400円商品。

それでも、クオリティ、ボリューム、プレイバリューを考えると激安ですね。







カップ容器となる白いプラスチックパーツを切り出したら、ちゃんと中に麺のミニチュアを入れます。

この麺のパーツは、ちょっと柔らかいゴムっぽい素材が使われており、表面のディティールだけでなく、麺っぽい質感まで再現されています。

その後、フタになる部分としてシールを張り付けると完成です。

フタをしてしまえば中身は見えなくなるのに、ちゃんと麵パーツを全部に用意しているのが凄いですね!!

シールを一部だけめくる事で、お湯を入れる直前の姿にする事も出来ます。

腕に覚えのある方なら、カヤクやソース小袋パーツなど自作して入れたら、よりリアルになると思います。







カップ麺は大ボリュームの12個、1ダースが付属します。

そして、それを仕舞っておく段ボール容器まで用意されているんです!

この段ボールがまた、印刷も細かくて良く出来ています。










段ボールにカップ麺を入れたところ。

商品写真などではもっとピタっとキレイに収まっているんですが、段ボールを通常に組み立てると、底面が紙の組み合わせでボコボコするので、この写真のような感じになります。

キレイに収めたい方は、定規などを使いきれいな折り目を付ける事と、底面は接着剤などを使い組み立てる事をお勧めします。










こちらは「カップしょうゆラーメン」

あさま山荘事件で世間に知れ渡った、売上No.1のあの商品そっくりですね。

そういえばバンダイからプラモデルも出てたよなぁ。








最初に紹介したカップ焼きそばと違い、容器の側面にもラベルシールを貼るようになっています。

そして、内部に入れる麺ミニチュアですが、容器とのサイズ比がちゃんと実物に合わせています。

横浜にアレのミュージアムがありますが、そこで見ると意外に容器に対して乾燥した麺は小さめなんだと分かります。






組立完成。

これ、複数買いして、UVレジンでお湯を入れているバージョンとか、頑張って出来上がったバージョンとか、いろいろ作りたくなりますね!









こちらは「カップシーフードラーメン」

先程のしょうゆラーメンの色変えですが、ちゃんとラベルシールなどの印刷部分は文字なども変更されています。







カップ麺が一つあると、フィギュアを使った情景でも、ちょっとズボラな生活感を演出したり備蓄として備えている姿なども作れます。

もちろん、店舗ジオラマに並べて商品っぽく見せるのにも使えます。










お次は「激辛焼きそば」

少し前まで過激にエスカレートしていたカップ焼きそばの激辛版ですね。

・・・どのバージョンも食した事ないですが。








麺の部分は、オレンジ色の成形色で作っているのかと思いきや、他の麺と同じく薄黄色の成形色にペイントされています。

わざわざ材料を変えるよりコストが安いんでしょうね。

ちょっと樹脂粘土で「湯切りに失敗して盛大にカップから流れこぼれる麺」でも作ろうかな?









続いては「カップきつねうどん」

どんぶり型のカップ容器が特徴的です。

こちらも、カップ容器の側面にラベルシールを貼る仕様になっています。








激辛焼きそばと同じく、麺は薄黄色成型に白で塗装されています。

ちょっとツヤが気になるので、こだわる方はつや消しを吹くと良いですね。

まあ、フタシールしちゃうと見えなくなる部分ですが。

カップ容器は白のプラスチック製なので、ミニチュアフードを作る方にはお手軽なドンブリ容器としてもお勧めですね。










そして最後は、汁飛びの悪魔「カレーうどん」。

こっちは麺が薄黄色成形色のままですね。

ちなみに、1カプセルに12個あって、ランナーから切り出し、シール貼りをちまちまやると30分以上かかりました・・・

モノが小さいだけに、焦ってシール貼りなどすると失敗するので、時間に余裕がある時に組み立てた方が良いですね。









箱買いというコンセプトも素晴らしいですが、ミニチュア好きの共通のツボである「小さい物がわちゃわちゃと数たくさんある」という状況を1カプセルで再現できるというのが素晴らしいですね。

全種買わなくても、1個か2個あれば充分に楽しめますね。










そして、この「箱買い」というコンセプトを押し上げている真の主役は、この段ボールです。

これがまたとても良く出来ている!!








焼きそばタイプ、うどんタイプ、ラーメンタイプで、それぞれサイズがちゃんと違うんですよ。

一見すると、同じサイズの使いまわしに見えますが、ちゃんとピッタリサイズになっています。








そして紙質!

このボール紙一枚をチョイスしたのも素晴らしい!

悪く言う訳では無いですが、他社のガチャガチャでは段ボールを本当に使っているんですが、どうしても厚みが気になります。

いや、充分薄い段ボールなので、かなり頑張ってはいますけどね。

箱の出来などでは、やっぱり薄い一枚紙のほうがリアルですね。









1/12というスケールは、国際的なドールハウスの標準規格でもあり、現在国内で流通しているアクションフィギュアの主流サイズでもあるので、もっとも汎用性の高いサイズです。

同じく愛好家の多いシルバニアファミリーは、厳密なスケール感が求められる場面も少ないですが、やはり1/12スケールはしっくりきます。


エポック社からカプセル事業を引き継いだターリンインターナショナル。

他にも素晴らしいカプセル商品を多発していますが、この1/12スケールのシリーズは今後も見逃せませんね!


















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DAISO THREEPPY ミニチュア アイスクリーム屋さん

2025-01-24 14:19:05 | ミニチュア/シルバニアファミリー







先日にレビューしたスリーピーの「ミニチュア パン屋さん」。

なかなか満足できる出来だったので、今度は同シリーズのアイスクリーム屋さんを買って来ました。

お花屋さんも買うか、悩んだのですが、どのセットにも付いてくるカウンターやら何やらが増えすぎても困るんで、そっちはパス。





パッケージ裏表

パン屋さん同様に、シンプルな作りですが箱の情報だけだとスケール感が分からないのがマイナスポイントですね。


ちなみに、今回買ったスリーピーの店舗には、ミニチュア ベッドルームというセットもありました。

そちらは内容物の量が少し少なく、税込み330円でした。









こっちの内容物は、今回もてんこ盛り。

外箱がパンパンになるほど詰め込まれています。









レジカウンター、レジスター、はかり、立て看板は、前回のパン屋さんと同じ物が付いています。

立て看板用のシールは、今回は大きな台紙一枚に棚用のシールと一緒に貼られています。


ちなみに、この4点はお花屋さんセットにも同じ物が付いています。

しかもワゴンとカートも付くので、パン屋さんとお花屋さんは半分近く内容物が被るんですよね・・・










アイスクリーム屋さんでは、什器棚が2種就くのが特徴。

こちらの大きいタイプは特に汎用性が高そうなシンプルな形状をしています。

上下にあるゲート跡が凹みも大きく目立つのでパテ埋め塗装で隠したいのですが・・・

この若干粒子感のあるパールっぽい成形色が、また昔のシルバニアファミリーの家具成形色の雰囲気に近いため、塗装がためらわれます・・・








通常に製品で遊ぶ方は、このゲート跡を心配する必要はありません。

ちょうど隠せる飾りシールが付属しています。

これを貼れば、外箱パッケージイラストのような、かわいらしい棚になります。








もう一つの飾り棚。

こっちはデザイン的に店舗感を出しやすいデザインです。

ただ、最初の棚よりかは棚板間隔が狭いので、載せる物は考えないといけません。










これまた使い勝手が良さそうな、低めの商品什器。

上部に穴が開いているのは、キャンディーバーを刺すためです。








さらに、木箱風の小物が2個付属します。

片方は4つに仕切りがあり、もう片方は仕切り無しの箱型です。

大きさはそれぞれ違いますが、工夫次第でいろいろ使えそうです。









本来このセットの主役とも言える、アイスクリーム。

こちらはキャンディーバー。

ご覧のようにランナーに付いた状態で、白成型とピンク成型で同じ物が2枚付いてきます。

よく見るとトッピングなども凝っているので、これはリペイントしたらかなり良くなりそうですね。









そして、肝心のアイスクリームですが・・・

いや、造形は悪くは無いです。

でも、そもそも店でアイス売るのにコーンごとでディスプレイして売るのがオカシイってのもあったり、手前側の背の低いタイプはアイスクリームと言われてもピンとこない形だったり・・・

って事で、自分の中ではこれは「アイスクリーム風の形状をしたカップケーキ」と認識する事にしました。











という訳で、内容物を並べ直すと「SNSでちょっとバズりそうな可愛いカップケーキの店舗」が出来上がります。

これまた550円とは思えないほどのボリューム。








もちろんシルバニアファミリーにサイズはピッタリです。

店舗の床壁は無いので、純正品の店舗や住宅を使えば、即お店屋さんごっこが可能ですね。

シルバニアも大人サイズでジャストですが、造形的には今はやりの赤ちゃんフィギュアを使っても違和感ないくらいのスケール感だと思います。


日本でドールハウス、ミニチュアやるなら、結局シルバニアファミリーが一番なんだよなぁ。








パン屋やカップケーキ屋に限らず、店舗のミニチュアを作る方には、このシリーズは本当にお勧めです。

什器類が揃っていれば、それだけで「お店屋さん」の雰囲気を出すことが出来ます。

また、こうした棚等を自作する場合、直線、直角などは慣れていない方だとなかなか難しく、全て真っすぐにカットして貼り合わせしたつもりでも微妙に歪みなども出てしまいます。

その点、こうしたプロダクツ製品を使えば、手間も省けて精度の高い物を使う事が出来ます。




さすがに古い型の商品の使い回し販売なので、これ以上は種類も増えないのでしょうけど、これを機にミニチュア類の新商品はどんどん展開して欲しいなぁと思います!

























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ミニチュア製作のススメ シルバニアファミリー小物編 Part3

2025-01-11 12:11:00 | ミニチュア/シルバニアファミリー






最近は、もうほんと、ありとあらゆるものがガチャガチャになっているんじゃないか?と思うくらい、カプセル玩具の種類が豊富で・・・

ミニチュアも、自作するよりむしろガチャガチャで良いサイズを見つける方が安上がりなんじゃないか、と思う訳ですよ。



そんな「作るより買った方が良い」と判断して、しかもネットでフルセットで買ったガチャガチャをちょっとレビュー。






それがこちら。

トイズスピリッツから出ている「日本の究極和食!ざ・おせち重マスコット七」

シリーズ7なので、相当前から展開されていたガチャなんですね。

気付かなかった、いや、気にしていなかった、というのが正しいのか。









ご覧のように、1カプセルに重箱1つ入っており、全5種類。

蓋を開けると、豪華なおせち料理のミニチュアフードが詰まっています。

このミニチュアフードの出来がめちゃめちゃ良い!!

大量生産品とは思えないクオリティです。









お重なので、当然、このように積み重ねが出来ます。

重箱にはそれぞれ絵柄が掛かれており、5種集めると絵柄の全体がつながる仕組みです。

まあ、4枚の蓋が余っちゃいますけどね。








自作でのミニチュア作り(だけに限らないけど)で苦痛なのが「何個も同じ物を作る」という行為。

その点、こういう「色々な物が沢山ある」という物は、割と作成モチベーションが維持しやすいですが・・・このおせちを自分で作るとなると、これだけの種類を作るのは相当な労力です。

それぞれちゃんと質感も出てるし、凄いなぁ。

しかも、この容器の重箱!これも自作するとなると地味に大変ですよね。


そう考えると、1回400円×5種はぜんぜん安い!









そもそも買った理由はシルバニアにも使えそうなサイズ感であるという事。

まあ、実際は見ての通りオーバースケールで、たぶん1/10くらいのスケールだと思います。

1/12のドールハウススケールにはちょっと大きくて、1/6スケールでは小さいので。


まあ、後はやっぱり年末年の瀬というタイミングですね。

あ、これ、もしかして毎年年末次期に売り出されていたのか??


上の写真のようにおせちを置いて人形を並べて撮るだけで賀正感が出るので便利アイテムですね!!









で、まったく自作しなくなったか?というと、そんな事も無く、ゼロから作るのはほとんどやってないのですが、リペイントや小改造で遊んでいます。







以前にリサイクルショップに行った際に見つけた、シルバニアファミリーの家具セット売り。

値段もそれなりにお手頃だったので、購入してみました。








イス2脚とキャビネ、冷蔵庫が2個。

イス、キャビネは見るからに古いセットの品っぽいですね。

冷蔵庫も同じような廃版品なのかと思ったら、このタイプの冷蔵庫は現行で売られているんですね。









食品や飲料の小物は一切付いていませんでしたが、まあ、どうせ中身は純正品入れて遊ぶことも無いと思うので問題ありません。

見ての通り、ちょっとレトロな冷蔵庫ですが、どうにも中途半端で自分のイメージする「レトロ冷蔵庫」にマッチしません。

素体としてはすごく良い品だと思うし、2個もあるので1個はリペイントする事にしました。








渋めの濃い緑にするかとも考えたんですが、やはりいろいろなシチュエーションで使える方が良いと思い、赤で塗ってみました。

ちなみにオール筆塗りです。


うーん・・・

悪くないんだけど、なんかまだイメージと違うなぁ。









ちなみに中はこんな感じですね。

以前にレビューしたターリンの「箱買い!缶チューハイ」を入れてみました。

紙パックのままじゃなく、缶の状態でズラ―っと入っている方が見栄えは良いかも知れないですね。










いろいろ考えた結果、ドアハンドルを自作してみました。

ついでに大きくて目立つドアヒンジも削り込んで小さくしてあります。

うん、だいぶイメージに近い!








塗装は、ヤスリで落としては塗りなおす、というのを何度かやったり、スプレー塗装が上手く行かずムラになって上塗り修正したり・・・

と、何度も塗りなおしたのでマダラになってしまいました。










無改造の冷蔵庫との比較。

だいぶ雰囲気は変えられたかな、と思っています。






無改造版は、本体側のヒンジの「受け」が安全上大きく造形されているため扉側の「軸」から飛び出しており、これが非常に野暮ったく見えます。

今時、外付けのヒンジのある冷蔵庫なんて見ないですが、レトロ感の演出には役立っていると思います。

イメージとしては、もっとメッキのようなクローム感があると良いと思い、ガンダムマーカーのメッキシルバーを塗ったのですが、なんだかあまりメッキ感が出ません。

・・・やっぱり劣化が早いのかな?








ミニチュアの家具家電って、1個だけあってもなかなか雰囲気が出ないので、この冷蔵庫に合わせて50年代~60年代っぽいレトロ家具を集めれば、もっと魅力的に見えるかな?と思っています。

やっぱり一番映える環境を作るならアメリカンダイナー作るしかないかなぁ?



という訳で、自作だけでなく小改造や塗装だけでも色々と楽しめるミニチュア遊び。

既製品のガチャガチャと組み合わせて、いろいろな場面を楽しみたいと思います!























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DAISO THREEPPY ミニチュア パン屋さん

2025-01-07 16:45:38 | ミニチュア/シルバニアファミリー






年末年始も、何かと忙しい日々が続き

玩具に対するアンテナが低い状態を過ごしております。


そんな中、先日にショッピングモールに行ったら、100均ダイソーの別形態店舗「THREEPPY(スリーピー)」で気になるおもちゃを発見。






その名も「ミニチュア パン屋さん」

もう、まんまな商品名。

その場でスマホでちょっと検索してみたら、アレにサイズも合いそうなので早速購入。

ちなみに、同じシリーズで「アイスクリーム屋さん」と「花屋さん」もありました。









価格は税込550円。

この商品、買った後で教えてもらった情報などで調べたら、数年前までは子供服などの輸入販売を手掛けているF・Oインターナショナルの玩具シリーズ「F・O・TOYBOX」というブランド名で販売されていたようです。

中国玩具ではよくありますが、工場やメーカーは生産を行い、日本の企業バイヤーが買い付けて販売する形式ですね。

この仕組みのおかげで、ネットで見かける気になる中国玩具が思わぬところで国内販売されたりします。

この玩具も、おそらく何かのコピー品だと思うんですが、こうして気軽に安く購入できるのは消費者としては嬉しいですね。









箱を開けてみると、中身は思っていた以上にギッシリと入っていました。

そう、この商品の一番のお勧めポイントは「この価格でこのボリューム」というコストパフォーマンスの高さです。







各パーツを簡単にレビューしていきます。




パン屋さんの会計カウンター。

緩やかなカーブ、別パーツ化された天板、木製を思わせる落ち着いた色の成形色、とポイントを抑えた作りになっています。








天板の上に置かれたレジスターは別パーツで取り外し可能。

置く場所には凹みがあり、ずれたりすること無くレジスターを置いておける半面、これがあるのでレジ位置固定となってしまいます。

ちなみにレジスターの置かれる部分の凹みには製品番号と思わしきプリント。

そしてDAISOの文字があるので、この商品はダイソーからの販売のために生産されたのが分かります。








こちらはショッピングカート。

スリーピーや最近のスリーコインズが得意な地味系カラーですが、この商品にはマッチしています。

しかし、こんなスーパーで使うような手押しカートで買い物するパン屋さんって・・・







ちなみにカゴ部分は差し込んでいるだけで取り外しが可能。

なので、カートではなく手さげカゴだけでの使用もできるようになっています。

こういうの、ちょっとしたアイデアですが、効果はすごく高いですね。










こちらはもう少し大きいワゴン。

あー、はいはい、オシャレ系パン屋さんが良く置いてあるカートワゴンですね。

だいたいは走行性能皆無で、ただのディスプレイになっているヤツ。

でも、この製品ではちゃんと車輪回転が可能になっています。

ここは日本人らしく大八車(だいはちぐるま)と呼びましょう。








その他の小物。

量り、ボウル、トング、めん棒(パンなのにめん棒って言うのか?)そしてなぜかピザプレート。

どれもシンプルながら一目でソレと分かるデザインになっており、省略・引き算の美学が味わえる形状です。







そして、主役とも言うべきパン類。

ご覧のように、同じ形状の色違いで7種×3色の21個が付いてきます。

お店屋さんごっこをするには十分な量です。

パンの種類としても、クロワッサン、プレッツェル、ドーナツなど、子供でも区別のつきやすい形状になっています。

色塗りしたらそこそこ使えそうだけど、こげ茶色のバケットは難しそうだなぁ・・・










パン以外にも飲料系小物も付いています。

牛乳パック、丸缶、角缶、ボトルがそれぞれ2個ついています。

こちらは白一色の成形色なので、専用シールが付属していますが・・・

よく見ると、全部ミルク・・・

イチゴミルク、バナナミルク、フレッシュミルク。

いや、フレッシュミルクって、じゃあ通常のミルクはフレッシュじゃないのかよ?








こちらは立て看板。

両面使える構造になっていますが、付属のシールは残念ながら片面分のみ。

でも、絵柄が実写を使っていてチープさが無いのは良いですね。

ってか、このパン屋コアラベーカリーって名前なのか・・・









そして、自分的にはメインアイテムである店舗什器。

パン屋に限らず、他のいろいろなお店屋さんごっこに使えるシンプルでクラシカルな形状です。

大きさもそこそこあり、汎用性の高さが素晴らしいですね。

これは押しピン跡やゲート跡をキレイにして、少しペイントすると想像以上にバケそうな気がします。












そして、すべてを並べると・・・

壁や床はありませんが、もう立派な「お店屋さん」になります。

これだけのボリュームで550円!


ちなみにF・Oトイボックスでの取り扱い版は770円らしいです。

いや、それでも充分安い!

このおもちゃ価格高騰の激しい令和時代に、この価格でこのクオリティなら大満足ですよ!







そして、もう皆さんお気づきだと思いますが、エポック社のシルバニアファミリーにピッタリサイズなんです。

いや、もう偶然的にピッタリという具合じゃなく、カウンターの高さとか什器のサイズ感とか、ぜったいにシルバニア用なんですよ!


これ、中国お得意のコピー商品じゃないの?と思ったんですが、過去のシルバニア製品をざっと調べても、同じ形の物が見つかりませんでした。

パンの形状とかも、なんか見たことある気がするんですけどねぇ。

気のせいかな?


なんにせよ、安くて良い玩具なので、今度また見つけたら他のお店屋さんも買い足したいと思います。

まあ、カウンターとか小物類もダブる物が多いんですけどね!




















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BANDAI ユニトロボーン ピザーラじゃがりこ メッチャアリエナイ合体

2024-12-24 11:58:27 | ロボット玩具






前回、前々回とレビューした「じゃがりこクレーン」と「ピザーラポリスモーターサイクル」ですが、ユニトロボーンシリーズならではのプレイバリューについてもレビューしたいと多います。






何度も書いていますが、この台紙が黄色い第二シーズンの商品(と勝手に呼んでいるだけですが)は、本当に出来が素晴らしいです。

特にロボット形態のデザインがすっきりしながら力強さも感じられるBANDAIらしいデザイン。







ピザーラ、じゃがりこは、それ自体の存在に意味があるというか、特にこれ単体でどうにかして遊ぶものではないので特にギミック無くても良いですね。

まあ、一応それぞれ蓋が開いて中身が見えるので、おままごと的な遊びにも対応できますし。


一方、クレーン、白バイは単体で乗り物遊びが出来る最低限のギミックを備えています。









それぞれのロボット形態。

なんだか、シリーズが続き、徐々にマシンロボらしいデザインになってきた気がしますね。










それぞれ、ロボットの上半身、下半身でキレイに合体できるシステムなので、ご覧のように入れ替え合体が可能です。

他にもユニトロボーンシリーズでは上下半身で分かれるロボットもいるので、そちらとの組み合わせで遊ぶことも可能です。









そして、今回のじゃがりこ、ピザーラの最大のギミックが、単体で上半身にも下半身にもなるというスーパーリンクな変形ギミック!!

という事で、じゃがりことピザーラを合体させます。











こちらがピザーラじゃがりこ。

じゃがりこが下半身となり、上半身時には目立たなかったじゃがりこの蓋とその中のお菓子ディティールが正面に来て、ミサイルランチャーを思わせるデザインになります。

ピザーラの格闘近距離戦闘力はそのままに、中長距離にも対応できるオールレンジなロボになります。













こっちはじゃがりこピザーラ。

ピザーラが下半身になる事で、身長は小さくなりますがガッシリとした強固さが増したスタイルになります。

じゃがりこクレーンでは砲撃スタイルを思わせましたが、そのランチャーアームがハンマーアームに機能変更しそうな感じですね。











白黒でまとめたら以外に行けるかなぁと思い、ライスボールポリスカーを出してきました。

ピザーラポリスモーターサイクルと上下入れ替え。

ライスボールポリスモーターサイクルでは胴長が強調されてしまい、ピザーラポリスカーでは腰の高さが気になってしまいます。

なかなかバランスの良い合体相手は難しいですね。








ライスボールポリスカーは、ジョイントが多設されているので、どちらかと言えば「武装合体」に向いているかも知れませんね。

こちらは「じゃがりこ=背面ブースター」「クレーン=大型キャノン兵器」として取り付けた所。








こっちは「ピザーラ=敵機捕獲用近接クロー」「ポリスモーターサイクル=背面スタビライザー」という近距離系カスタム。

工夫次第で色々と遊べますね。


個人的には今年も干支合体のユニトロボーンを出して欲しかったですが・・・まあ、2年連続だと干支が1匹被っちゃいますからねぇ

しかも竜と蛇ではモチーフ被り問題もありますし・・・

そっちは2025年末に期待かなぁ。


とは言え、上下半身変形というロボット玩具としてのプレイバリュー進化と、マシンロボらしいデザインラインという、まだまだここからも期待できそうなユニトロボーン。

一方でユニトロボーンならではのナゴヤキャッスルみたいなイロモノ路線も遊びごたえもあるので、そっちはそっちで織り交ぜながら続けて欲しいですね。






















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BANDAI ユニトロボーン ピザーラポリスモーターサイクル

2024-12-23 12:29:07 | ロボット玩具







前回紹介したじゃがりこクレーンと同時発売された、もう一つのユニトロボーンもレビューします。





ピザーラポリスモーターサイクル。

じゃがりこと同じく、他企業コラボでピザーラ商品がユニトロボーン化されました。











モスバーガーとかスシローとか、飲食系企業とのコラボが多いですね。

いや、合体ロボシリーズなのに飲食コラボできるって言うのがユニトロボーンらしさなんですが。











ピザーラは、ピザそのものではどの企業の商品か分からなくなるからか、モチーフとしてはデリバリー用のBOXを用いています。

これなら大きく企業ロゴも入るし、箱型であれば変形要素も入れやすいので、なかなかよく考えられています。








とは言え、箱のままだと流石に何だか分からなすぎるからなのか、蓋の開閉ギミックがあり、ちゃんと中にはピザが印刷されています。

これはマルゲリータかな?








もう一方のポリスモーターサイクル(長いので以下白バイ)。

こちらはユニトロボーンのオリジナルデザイン。

じゃがりこクレーンと違い、ユニトロボーン得意の近未来フォルム。







シート、タンク、ハンドルが直線ラインに並んでおり、かなり前傾姿勢で乗るバイクですね。

大きさがそこそこあるので、他のフィギュアなんかを乗せて遊べそうです。









ピザーラの箱、背面と、白バイのタンク上面に合体用ジョイントがあります。

ここを差し込んで、ユニトロ合体!






じゃがりこクレーンと同じく、自動変形箇所が少ない・・・

それぞれ2つに分割されるだけです。

ここからは手動で変形をさせていきます。










かなりマッシブな体系の頭身高いロボットに変形します。

これまた今までのユニトロボーンとはちょっと系統の違う、マシンロボ感のあるデザインですね。









ロボットの頭部はまさにピザのピース!

ユニトロボーン共通のイコライザー風グラフィックに、ピザーラのロゴが入った胸部、ピザ箱を思わせるボックス型パーツ、と意匠をうまく取り入れつつもカッコいいデザインに落とし込めているのは、さすがバンダイ。






折り畳まれた拳パーツは、展開すると爪付きハンドパーツになりますが、爪の形もしっかりピザ。

そして、じゃがりこクレーンが砲撃型ロボなのに対し、ピザーラポリスモーターサイクルは近接格闘型ロボという、対比が作られているのが良いですね。








また、変形ギミックの都合で、今回は腕が割と動きます。

しかし、残念ながら大きな肩が干渉してしまうので、アクションポーズと言えるほどには動きません。

まあ、でも、徐々にロボット玩具としては洗練されてきているのがユニトロボーンの凄さですね。



次回は、じゃがりこクレーンとピザーラポリスモーターサイクルのアリエナイ合体をレビューしたいと思います。



















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BANDAI ユニトロボーン じゃがりこクレーン

2024-12-22 07:25:20 | ロボット玩具






ちょこちょこと気になる物だけ買い続けているバンダイのユニトロボーン。

発売前から気になっていた物を購入したのでサクっとレビューしたいと思います。







購入したのはこちら。

「じゃがりこクレーン」

お菓子のじゃがりこをメーカーコラボする事で合体ロボにしてしまうという、ユニトロボーンらしい商品です。









クレーンはそれなりにボリュームがあり、手にした時の感覚もちょうど遊びやすい大きさ。

じゃがりこは本物より一回り小さいサイズになっています。











クレーン車のアームは上下に動き、先端部分の伸縮も可能。

タイヤもコロガシ走行可能で、これ単体でもちゃんとクレーン車遊びが出来るようになっています。







ユニトロボーンの乗り物デザインって、ちょっと近代的というかEV的なデザインラインが多く感じていましたが、このクレーンは変形都合上の制約はある物の、割と実機寄りのデザインになっていますね。

コストダウン影響のホイール軸やカラーリングを変えれば、かなりちゃんとクレーン車に見えるんじゃないでしょうか?







こちらは「じゃがりこ」

蓋部分は真ん中から手前半分が手動開閉式になっており、中はじゃがりこのお菓子をイメージしたティディールがあります。

まあ、本物はこんなに整列してギッチリには詰まっていないですけどね。








後ろ側は「変形の都合」が詰め込まれちゃっています。

合体用ジョイントやフレームなどが見えちゃっていますね。









じゃがりこパッケージとクレーン車、それぞれ後部の合体ジョイントを繋ぎます。

ジョイント形状はユニトロボーン共通の、いつものです。








ちょっと残念なのが、今回は自動変形部分が少ない事・・・

合体させるとじゃがりこ、クレーン車それぞれパカっと二つに割れるんですが、ここからは全て手動変形です。









じゃがりこクレーンの完成。

手動変形個所は多いけど、その分きっちりと人型になってくれるのが嬉しいですね!






全体的に腕部にボリュームがあり、クレーンのアームが腰キャノンになった砲撃ロボスタイル。

今までも銃や武器を持ったロボットは居ましたが、戦闘行為がイメージできるデザイン、というのはあまりユニトロボーンには居なかった気がします。

こういう所も、ちょっとずつですがマシンロボスタイルを取り戻してきているんでしょうか?









シリーズ共通のイコライザー風シールは、じゃがりこロゴもあってお菓子のパッケージのように見えます。

頭部はじゃがりこのキャラであるキリンをモチーフにしているそうです。








手の先もじゃがりこのお菓子をイメージした黄色い円柱パーツで構成。

これ自体が砲身に見立てられることで、より銃撃特化なロボットデザインに見えます。


ギミックもさることながら、何よりデザインがまた一味変わったと感じるユニトロボーン。

特に、個人的に2期シリーズと呼んでる、パッケージが黄色いバックカードのシリーズは、おもちゃとして洗練されてきている感じがします。


全体的に関節可動などは少ないですが、このボリュームで今時この価格で合体ロボが手に入るというのはとても良いですね!



















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