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フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

BANDAI ユニトロボーン ピザーラじゃがりこ メッチャアリエナイ合体

2024-12-24 11:58:27 | ロボット玩具






前回、前々回とレビューした「じゃがりこクレーン」と「ピザーラポリスモーターサイクル」ですが、ユニトロボーンシリーズならではのプレイバリューについてもレビューしたいと多います。






何度も書いていますが、この台紙が黄色い第二シーズンの商品(と勝手に呼んでいるだけですが)は、本当に出来が素晴らしいです。

特にロボット形態のデザインがすっきりしながら力強さも感じられるBANDAIらしいデザイン。







ピザーラ、じゃがりこは、それ自体の存在に意味があるというか、特にこれ単体でどうにかして遊ぶものではないので特にギミック無くても良いですね。

まあ、一応それぞれ蓋が開いて中身が見えるので、おままごと的な遊びにも対応できますし。


一方、クレーン、白バイは単体で乗り物遊びが出来る最低限のギミックを備えています。









それぞれのロボット形態。

なんだか、シリーズが続き、徐々にマシンロボらしいデザインになってきた気がしますね。










それぞれ、ロボットの上半身、下半身でキレイに合体できるシステムなので、ご覧のように入れ替え合体が可能です。

他にもユニトロボーンシリーズでは上下半身で分かれるロボットもいるので、そちらとの組み合わせで遊ぶことも可能です。









そして、今回のじゃがりこ、ピザーラの最大のギミックが、単体で上半身にも下半身にもなるというスーパーリンクな変形ギミック!!

という事で、じゃがりことピザーラを合体させます。











こちらがピザーラじゃがりこ。

じゃがりこが下半身となり、上半身時には目立たなかったじゃがりこの蓋とその中のお菓子ディティールが正面に来て、ミサイルランチャーを思わせるデザインになります。

ピザーラの格闘近距離戦闘力はそのままに、中長距離にも対応できるオールレンジなロボになります。













こっちはじゃがりこピザーラ。

ピザーラが下半身になる事で、身長は小さくなりますがガッシリとした強固さが増したスタイルになります。

じゃがりこクレーンでは砲撃スタイルを思わせましたが、そのランチャーアームがハンマーアームに機能変更しそうな感じですね。











白黒でまとめたら以外に行けるかなぁと思い、ライスボールポリスカーを出してきました。

ピザーラポリスモーターサイクルと上下入れ替え。

ライスボールポリスモーターサイクルでは胴長が強調されてしまい、ピザーラポリスカーでは腰の高さが気になってしまいます。

なかなかバランスの良い合体相手は難しいですね。








ライスボールポリスカーは、ジョイントが多設されているので、どちらかと言えば「武装合体」に向いているかも知れませんね。

こちらは「じゃがりこ=背面ブースター」「クレーン=大型キャノン兵器」として取り付けた所。








こっちは「ピザーラ=敵機捕獲用近接クロー」「ポリスモーターサイクル=背面スタビライザー」という近距離系カスタム。

工夫次第で色々と遊べますね。


個人的には今年も干支合体のユニトロボーンを出して欲しかったですが・・・まあ、2年連続だと干支が1匹被っちゃいますからねぇ

しかも竜と蛇ではモチーフ被り問題もありますし・・・

そっちは2025年末に期待かなぁ。


とは言え、上下半身変形というロボット玩具としてのプレイバリュー進化と、マシンロボらしいデザインラインという、まだまだここからも期待できそうなユニトロボーン。

一方でユニトロボーンならではのナゴヤキャッスルみたいなイロモノ路線も遊びごたえもあるので、そっちはそっちで織り交ぜながら続けて欲しいですね。






















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BANDAI ユニトロボーン ピザーラポリスモーターサイクル

2024-12-23 12:29:07 | ロボット玩具







前回紹介したじゃがりこクレーンと同時発売された、もう一つのユニトロボーンもレビューします。





ピザーラポリスモーターサイクル。

じゃがりこと同じく、他企業コラボでピザーラ商品がユニトロボーン化されました。











モスバーガーとかスシローとか、飲食系企業とのコラボが多いですね。

いや、合体ロボシリーズなのに飲食コラボできるって言うのがユニトロボーンらしさなんですが。











ピザーラは、ピザそのものではどの企業の商品か分からなくなるからか、モチーフとしてはデリバリー用のBOXを用いています。

これなら大きく企業ロゴも入るし、箱型であれば変形要素も入れやすいので、なかなかよく考えられています。








とは言え、箱のままだと流石に何だか分からなすぎるからなのか、蓋の開閉ギミックがあり、ちゃんと中にはピザが印刷されています。

これはマルゲリータかな?








もう一方のポリスモーターサイクル(長いので以下白バイ)。

こちらはユニトロボーンのオリジナルデザイン。

じゃがりこクレーンと違い、ユニトロボーン得意の近未来フォルム。







シート、タンク、ハンドルが直線ラインに並んでおり、かなり前傾姿勢で乗るバイクですね。

大きさがそこそこあるので、他のフィギュアなんかを乗せて遊べそうです。









ピザーラの箱、背面と、白バイのタンク上面に合体用ジョイントがあります。

ここを差し込んで、ユニトロ合体!






じゃがりこクレーンと同じく、自動変形箇所が少ない・・・

それぞれ2つに分割されるだけです。

ここからは手動で変形をさせていきます。










かなりマッシブな体系の頭身高いロボットに変形します。

これまた今までのユニトロボーンとはちょっと系統の違う、マシンロボ感のあるデザインですね。









ロボットの頭部はまさにピザのピース!

ユニトロボーン共通のイコライザー風グラフィックに、ピザーラのロゴが入った胸部、ピザ箱を思わせるボックス型パーツ、と意匠をうまく取り入れつつもカッコいいデザインに落とし込めているのは、さすがバンダイ。






折り畳まれた拳パーツは、展開すると爪付きハンドパーツになりますが、爪の形もしっかりピザ。

そして、じゃがりこクレーンが砲撃型ロボなのに対し、ピザーラポリスモーターサイクルは近接格闘型ロボという、対比が作られているのが良いですね。








また、変形ギミックの都合で、今回は腕が割と動きます。

しかし、残念ながら大きな肩が干渉してしまうので、アクションポーズと言えるほどには動きません。

まあ、でも、徐々にロボット玩具としては洗練されてきているのがユニトロボーンの凄さですね。



次回は、じゃがりこクレーンとピザーラポリスモーターサイクルのアリエナイ合体をレビューしたいと思います。



















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BANDAI ユニトロボーン じゃがりこクレーン

2024-12-22 07:25:20 | ロボット玩具






ちょこちょこと気になる物だけ買い続けているバンダイのユニトロボーン。

発売前から気になっていた物を購入したのでサクっとレビューしたいと思います。







購入したのはこちら。

「じゃがりこクレーン」

お菓子のじゃがりこをメーカーコラボする事で合体ロボにしてしまうという、ユニトロボーンらしい商品です。









クレーンはそれなりにボリュームがあり、手にした時の感覚もちょうど遊びやすい大きさ。

じゃがりこは本物より一回り小さいサイズになっています。











クレーン車のアームは上下に動き、先端部分の伸縮も可能。

タイヤもコロガシ走行可能で、これ単体でもちゃんとクレーン車遊びが出来るようになっています。







ユニトロボーンの乗り物デザインって、ちょっと近代的というかEV的なデザインラインが多く感じていましたが、このクレーンは変形都合上の制約はある物の、割と実機寄りのデザインになっていますね。

コストダウン影響のホイール軸やカラーリングを変えれば、かなりちゃんとクレーン車に見えるんじゃないでしょうか?







こちらは「じゃがりこ」

蓋部分は真ん中から手前半分が手動開閉式になっており、中はじゃがりこのお菓子をイメージしたティディールがあります。

まあ、本物はこんなに整列してギッチリには詰まっていないですけどね。








後ろ側は「変形の都合」が詰め込まれちゃっています。

合体用ジョイントやフレームなどが見えちゃっていますね。









じゃがりこパッケージとクレーン車、それぞれ後部の合体ジョイントを繋ぎます。

ジョイント形状はユニトロボーン共通の、いつものです。








ちょっと残念なのが、今回は自動変形部分が少ない事・・・

合体させるとじゃがりこ、クレーン車それぞれパカっと二つに割れるんですが、ここからは全て手動変形です。









じゃがりこクレーンの完成。

手動変形個所は多いけど、その分きっちりと人型になってくれるのが嬉しいですね!






全体的に腕部にボリュームがあり、クレーンのアームが腰キャノンになった砲撃ロボスタイル。

今までも銃や武器を持ったロボットは居ましたが、戦闘行為がイメージできるデザイン、というのはあまりユニトロボーンには居なかった気がします。

こういう所も、ちょっとずつですがマシンロボスタイルを取り戻してきているんでしょうか?









シリーズ共通のイコライザー風シールは、じゃがりこロゴもあってお菓子のパッケージのように見えます。

頭部はじゃがりこのキャラであるキリンをモチーフにしているそうです。








手の先もじゃがりこのお菓子をイメージした黄色い円柱パーツで構成。

これ自体が砲身に見立てられることで、より銃撃特化なロボットデザインに見えます。


ギミックもさることながら、何よりデザインがまた一味変わったと感じるユニトロボーン。

特に、個人的に2期シリーズと呼んでる、パッケージが黄色いバックカードのシリーズは、おもちゃとして洗練されてきている感じがします。


全体的に関節可動などは少ないですが、このボリュームで今時この価格で合体ロボが手に入るというのはとても良いですね!



















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BANDAI ユニトロボーン メッチャアリエナイ合体

2024-10-29 10:59:55 | ロボット玩具







前回、前々回で紹介したユニトロボーンですが



ユニトロボーン オフロードマウントフジ
ユニトロボーン ナゴヤキャッスルミキサートラック

これらを組み合わせた「メッチャアリエナイ合体」が楽しかったので、遊びの1例としてご紹介します。










ユニトロボーンシリーズも、今年4月に発売された「ライスボールポリスカー」から、合体用ジョイントを増設し、組み換え遊びや他の商品との複数合体を推奨する仕様になっています。

個人的には「シリーズ2」だと思っています。

今までも合体するモチーフの交換などでオリジナルの組み合わせ遊びは出来ましたが、そこから更に1歩進んだ感じですね。

という訳で、まずはそれぞれを交換した「オフロードナゴヤキャッスル」と「マウントフジミキサートラック」。

どちらもドラゴンっぽいロボットモチーフなのと、構造が「車側が頭部でそれ以外が胴体全体」という構成なので、取り換えてもあまり違和感はありません。









「オフロードナゴヤキャッスル」の別バージョン。

ジョイントを天守閣の位置に変えてみました。

ちゃんと直立したドラゴンぽくなります。









同じく「オフロードナゴヤキャッスル」で、今度は尻尾側のジョイントを使ってみました。

ん~、これは流石に難しい。

ちょっと鳥っぽい感じに一応まとめてみました。









ミキサートラックは車体の前後両方に合体ジョイントがあるので、他のユニトロボーンとの組み合わせもしやすいですね。

「オフロードマウントフジミキサートラック」で、シンプルに首の延長。

怪獣型、と言い張れば、どんなスタイルのロボでも成立しますね。









個人的にもっともお気に入りな4体合体。

「ナゴヤキャッスルミキサーカーオフロードマウントフジ」

それぞれを繋いだだけですが、4つ足ドラゴン型としてキレイにまとまったと思います。

ナゴヤキャッスルの跳ね上がった外壁パネルが翼にも見立てられるかな?










せっかくなので、同じくジョイント豊富なライスボールポリスカーとも組み合わせてみましょう。

こちらはライスボールナゴヤキャッスル。









ナゴヤキャッスルポリスカー。

B級SF映画の2足歩行ロボみたいなシルエットになりました。









同じくナゴヤキャッスルポリスカーの尻尾側ジョイント合体バージョン。

見ているだけで不安になるアンバランスな姿です。 

が、一応自立可能。










オフロードライスボールマウントフジ。

おにぎりを肩、腕に見立ててボリュームアップした姿。









ライスボールマウントフジ。

童謡「一年生になったら」の ♪ひゃくにんでたべたいな ふじさんのうえでおにぎりを~♪ を再現した合体です。








名古屋城、富士山と、日本を代表する観光名所モチーフである共通点に加え、何よりナゴヤキャッスルの合体の使い勝手の良さから、遊びごたえが抜群な2体。

来月には、上半身にも下半身にも変形するユニトロボーンがリリースされるので、さらに遊びごたえが充実しそうです。



ここまで遊べるロボ玩具になると、旧マシンロボ→ムゲンバイン→ユニトロボーンと系譜を継ぐだけの価値も高まりそうですね。

今後の展開にも期待できます。






















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BANDAI ユニトロボーン ナゴヤキャッスルミキサートラック

2024-10-28 10:34:46 | ロボット玩具







前回紹介したオフロードマウントフジに続いて、新商品の「ナゴヤキャッスルミキサートラック」をレビュー。

いや、しかし商品名どんどん長くなるな・・・








実はこの二つ、一緒に買ってきたので「ナゴヤキャッスル~を遊ぶためにオフロード~を買った」という訳なんです。







富士山も合体ロボのモチーフとしては珍しいですが、名古屋城も珍しいですね。

お城から変形するロボって、2次元作品ではネタとして出てくることはありますが、現実商品になったのって数えるほどしかないのではないでしょうか?









さすがにスケール感はちぐはぐですが、未来的ラインのミキサーカーと伝統的な名古屋城のコントラストは最高ですね!









ミキサートラック。

通称ではコンクリートミキサー車、正式名称は「アジデータトラック」ですね。

現実の車両よりかなりSFチックで直線的なデザイン。

正面と背面に合体用のジョイントが設けられているため、その部分の造形がごっそり削られています。

なので、横向きで見るのが正しい遊び方になりますね。









一方の名古屋城は、かなり造形頑張っています!

中腹に合体用ジョイントがあるものの、全体のバランス、屋根のラインなど出来る限り本物に寄せようとしているのが分かります。

城壁と窓の再現も凄いですね!








そして名古屋城の象徴と言えば「金の鯱(しゃちほこ)」!

あまりに小さいので造形はさすがに潰れていますが、塗装も含めしっかりと再現されています。

まあ、小さい子供が遊ぶことを想定すると、尻尾の部分が飛び出すのは危険だし仕方ないですね。









さて、ユニトロ合体ですが、ミキサートラック後部と名古屋城中腹のジョイントを合体させます。









自動変形で、名古屋城の外壁が左右から跳ね上がり、ミキサートラックは車体真ん中から折れ曲がります。








左右が入れ替わっていますが・・・

ここからは手動で変形させます。

ミキサートラックは両脇のパネルを展開。

名古屋城内部に折り畳まれている脚部と尻尾を展開します。







ワイバーン型ロボットの完成!

なんとも直線的で独特な形をしたロボです。









頭部アップ。

歯を食いしばったような独特の表情。

こちらはオフロードマウントフジより目の形が音符っぽくなっています。

残念ながら口の開閉などのギミックは無し。









ユニトロボーンもライスボールポリスカー以降、ジョイントを多く設けた多重合体遊びを推奨しています。

今回の新商品であるナゴヤキャッスルミキサートラックも、そうした合体の自由度はかなり上がっています。


まずは天守閣の屋根を跳ね上げると、そこには合体用ジョイントが!!







そこにミキサートラックを合体させると、タワーチックな新たなロボの姿に!







更には尻尾の先端部分にも合体ジョイントがあります。

そこにミキサートラックを合体させ鳥型ロボに!







なんならミキサートラックと合体せずとも、名古屋城単体でもロボ風に!







公式というか、商品そのままでも独特のデザインや、名古屋城という面白いモチーフで楽しめるナゴヤキャッスルミキサートラックですが、特に名古屋城に付けられたジョイント位置が絶妙で、様々な組み合わせで遊ぶことが出来ます。

ユニトロボーン公式では、今までの2個合体を別なものと入れ替える「アリエナイ合体」を超えた、3個以上の合体を「メッチャアリエナイ合体」という名称で呼んでいます。



今までのコレクションで新たな遊びをしてみたい方にも、これからユニトロボーンに手を出そうと思っている方にも、このナゴヤキャッスルミキサートラックは使いやすくて遊びごたえがあるのでお勧めです!!

次回はそんなメッチャアリエナイ合体の例をご紹介したいと思います。























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BANDAI ユニトロボーン オフロードマウントフジ

2024-10-27 10:07:41 | ロボット玩具









当ブログでも何度かレビューしているバンダイのユニトロボーン。

個人的には「ただの面白い合体玩具」だけではなく「マシンロボの系譜」である事に意味があると思っております。








そんなユニトロボーンシリーズから、発売から日が経っておりますが「オフロードマウントフジ」をレビュー。







ユニトロボーンの商品構成は非常にシンプルで、ブリスターパックから見えている本体以外、何も入っていません。

説明書も台紙裏面に記載されている内容が全てです。

この辺はコストカットが徹底していますね。









こちらはオフロードカー。

説明書きの表記では「オフロード」に統一されていますが、それだと意味が通じないですよね・・・

デザインはイマドキのSUV、ランドローバーやランドクルーザーを思わせるオリジナルデザインです。

後部トランク部分がユニトロボーンのジョイントになっています。









そして、この商品のキモである「マウントフジ」

富士山をモチーフにした入り、そのものの模型などはありますが、合体ロボのパーツになったのはコレが初では無いでしょうか?









さて、ユニトロボーンのギミックです。

富士山の火口部分にあるジョイントと、オフロードカーのジョイントを合体させます!









すると、自動変形でオフロードカーからロボの頭部が飛び出し、富士山の裾部分が跳ね上がります。









あとは手動で手足、そして尻尾を引き出すと、怪獣型ロボットの完成!

ドラゴンとかじゃなく「怪獣」というあたり、なかなかのセンスですね!










ユニトロボーンのコンセプトである「音楽で合体」を反映し、シリーズ共通で全身に音響イコライザーを思わせるグラフィックシールや音符をイメージした部位が配置されています。

オフロードマウントフジでは、音符の形からはちょっと遠ざかっていますが、サングラスを思わせる目の部分などはシリーズ共通モチーフです。







ユニトロボーンのシリーズは、合体後のギミックはあまりなくほぼ無可動ではありますが、大胆なモチーフを使い意外性のある合体をする事で、シンプルながら何度も合体させたくなる楽しさがあります。

腕になっている富士山の裾部分は、背面のウイングにすればよかったんじゃないかなぁ、と思いつつ、割とこういうのってちょっと引っかかるデザインの方が長く遊んだりしますよね。


変形前(特に富士山)のモチーフとパーツボリューム、そして変形後の怪獣スタイルがかなり気に入りました。


さて、あとは・・・一富士二鷹三茄子再現のために、トレーラーロブスターエッグプラントを買って・・・

あ、でも鷹モチーフはまだ出ていないなぁ。


BANDAIさん、次は是非、鷹を取り入れたユニトロボーンをお願いします!!






















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SEGATOYS アンパンマンミュージアムシリーズ はっしん!こうてつばいきんまん

2024-05-13 05:49:01 | ロボット玩具








やっぱり、大きなおもちゃ屋さんをゆっくり見て回る時間って大事だと思うんですよ。

そういう時間がなかなか取れなくなって来たから、余計に思うんですが。


たまに、全然チェックしていないジャンルのコーナーで思いがけない出逢いが待ってたりするんですよね。



今回レビューするのは、そんな偶然の出会いと一目ぼれで購入した玩具です。







それが、こちらの「アンパンマンミュージアムシリーズ はっしん!こうてつばいきんまん」。

いやぁ、アンパンマンの玩具買ったのなんて、娘がまだ未就学児だった頃だもんなぁ。


しかも、おもちゃ好きでたまに話題に上るのって、BANDAIから出してる変形玩具の事の方が多くて、SEGA TOYSのは全然チェックしていませんでしたよ。










調べたら2019年発売の商品!

そんな前からあったんですね。

商品自体はとてもシンプルで、プラ製の本体フィギュアと手持ち武器のドリルのみが入っています。










背面にはウイングがありますが、横ではなく上に伸びている珍しいデザイン。

アンパンマンの世界観にふさわしい丸を基調としたデザインで、鉄人28号のようなレトロカッコいいメカデザインですね。










付属のドリル武器は、手持ち状態に出来るのですが、おそらく、本当は手首交換にしたかったのを対象年齢を考えこういう方式にしたんでしょうね。

ドリル自体も簡易的な1ピース構成なので、大人的にはもっと大きくて重厚感がある、グリグリ回るドリルを持たせたくなってしまいます。











頭部アップ。

この「こうてつばいきんまん」というキャラ、全く知らなくて、てっきりばいきんまんが戦闘用スーツを着用した姿かと思ったら、ちゃんと巨大ロボなんですね。

頭部はばいきんまんを模っていますが、耳のあたりにメカ風情を感じます。










対象年齢3歳以上の玩具なので、関節可動もシンプルで安全性が高くなっています。

しかし、肩関節は回転と横軸可動の機能があるので、ある程度のポージングも可能です。

残念ながら肘、ヒザは曲がりません。











また、背面には搭乗用ハッチが設けられており、同シリーズのアンパンマンミュージアムのフィギュアを搭載することが出来ます。









このハッチ、もう少し大きければ付属のドリルを仕舞っておけて「余剰パーツ無し」に出来たのに・・・

ちょっと残念!











そして、こうてつばいきんまんの最大のギミックは・・・

背中のウイングと頭部を押し込むと、ロックされるようになっており




胸の赤いボタンを押すと、スプリングギミックでパシャっと小気味よくせり出します!!

つまり

背中のハッチからばいきんまんが搭乗⇒ロボット機動でウイングと頭部が飛び出す!

という、男なら誰でも好きな発進シークエンス遊びが出来てしまうんですよ!

もう、これだけで「買い」ですよね。












唯一、個人的に残念なのが、表面処理がキレイすぎる事。

全体にツルツルピカピカで、この撮影時もかなり余計なものがボディに写り込んでいます。

パッケージの写真では、しっかり艶消し処理がされていて、まるで鋳鉄で作ったかのような質感に見え、まさに「こうてつ」の名にふさわしい雰囲気になってるんですよね。


これはやはり艶消しトップコートかなぁ。











本体の大きさは20センチ程度なので、このように他の色々なフィギュアとも一緒に遊びやすいサイズ。

いやあ、しかし、ばいきんまんのロボットなんて「だだんだん」しか知らなかったんですが、こんなカッコいい戦闘力高そうなロボットがいたんですねぇ

まあ、それでも生身のあんぱんまんの方が強いって設定なんでしょうけどね。


しかしばいきんまんは、食品や動物の妖精だけが住むファンタジーな世界において、唯一の「死」「滅」「腐敗」を象徴するキャラ。

彼が居なければ、増え続ける妖精で世界は覆いつくされてしまいますからね。

そんな「必要悪」だからこそ、いつまでも愛されるキャラクターなんだと思います。


・・・そろそろあんぱんまんもロボット装備持っても良いんだぜ?
























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BANDAI ユニトロボーン ライスボールポリスカー

2024-05-08 14:35:55 | ロボット玩具








全種類買う程ではないけど、気になる物が出るとついつい買っちゃうユニトロボーン。

今回も気になるものが出たので購入してみました。







ライスボールポリスカー。

おにぎり=ライスボール、パトカーは和製英語なのでちゃんとポリスカーにしてるんですね。

また、今回からパッケージが若干変わり、バックカードが黄色を基調としたものになっています。

ユニトロボーンのシーズン2的なポジションだから?












どちらもモノクロームなカラーで統一されたモチーフ。

食べ物×乗り物という組み合わせも、ユニトロボーンでは定着してきた組み合わせですね。











おにぎりはパネルの継ぎ目やヒンジの出っ張りはある物の、かなりお米の粒とか海苔の質感を頑張っているんじゃないでしょうか?

何もかもコストダウン方向にある玩具業界で、この頑張りは凄いと思います。













ユニトロボーンのシリーズ共通の合体用ジョイントはおにぎりの底面にあります。

これのせいで、おにぎり形態では真っすぐに置けない弊害はありますが・・・













ポリスカーは、全体的にディフォルメされていますがアメリカンマッスルカーらしいパワフルな姿。

ダッジ・チャージャーとかがモデルなのかな?

ゴツいグリルバーがたまりません。











ボディからはみ出したタイヤがイカしています。

ちなみにタイヤはちゃんと回転するので、コロガシ遊びが可能になっています。











ライスボールとポリスカー後部の合体ジョイントをくっ付けます!










すると、自動展開でここまで変形します。

つま先、肩、腕を手動で展開して変形完了です。










完成したライスボールポリスカー。

細身だったり、ちょっと歪な体型をしていますが、ヒロイックでストレートにカッコいいロボットです。











頭部はシリーズ共通の、音をコンセプトとした音符型の目をしています。

カラーリングがパトランプに合わせて赤青に色分けされています。


また、今作の最大の特徴が、胸部に大きく設けられた「マシマシジョイント」

今までのユニトロボーンの合体用ジョイントと同じものですが、胸部に追加で付く事で更なる合体遊びが可能になりました。









しかもこの胸部のジョイントは、クリックで回転が可能!

いろいろな角度で合体させる事が可能です。










おまけに背中のカバーを展開すると、そこにも合体用ジョイントが!

つまり、ライスボール側にはジョイントが三か所もあるんです!











この追加ジョイントを使って継ぎ足しの合体はもちろん、キレイに上下に分かれる構成なので、さまざまな組み換え合体遊びが可能になっています。


・・・ああ、さんざんマシンロボ風のロボットが良いと言っておきながら、シンプルな上半身下半身合体の人型ロボットって買って無いなぁ・・・

マグロスシファイヤーくらい抑えておくべきか?














自分なりに手持ちのユニトロボーンで試した「メッチャアリエナイ合体」で一番気に入ったのがこちら。

カクタストータスのカクタス(サボテン)の追加合体。

ライスボールの腕を折り畳んだままにする事で、干渉せずに合体する事が可能です。

もともとライスボールポリスカーのロボット形態が警察官風なので、カクタスの両腕リボルバーが違和感なくハマります。









カクタスのパーツは大きめなので、背中側に合体してウイング風にしてもカッコいいですね。

リボルバーが肩の上から出せたら尚よかったんですけどねぇ。












もう一つ、気に入った組み合わせが、プレーンイレイザーとのメッチャアリエナイ合体。

シンプルに胸側と背中側に取り付けただけですが、何となくバランスが良く感じます。







プレーンイレイザーの青白のカラーリングもマッチしますし、胸部装甲と背部ウイングというベタな合体が楽しめます。

特にライスボールポリスカーは手持ち武器も無いので、装甲強化というより武装っぽく見える組み合わせが相性良い気がします。









こちらはブルドーザーバーガーのバーガー部分とのメッチャアリエナイ合体。

ただ、ライスボールポリスカーの頭部は収納できないので、写真の写す角度でごまかしているだけです。








ビートルスチームトレインのビートル(カブトムシ)との合体。

ビートルの脚の広がり具合が、ライスボールポリスカーのラインと一致して、非常にキレイにまとまるのですが・・・

どう見ても「異星生物に取り付かれ操られているロボット」にしか見えないです。












いまどき関節可動すらしないのに、その合体ギミックもさることながら、モチーフやフォルムの良さでついつい買っちゃうユニトロボーン。

何より、マシンロボ系譜であるというブランド力と、そのネーミングに弱い世代的な部分でヤラれています。


今回のライスボールポリスカーで、なんとなく第二シーズン的な雰囲気がしているので、今後にますます期待ですね!!






















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BANDAI ユニトロボーン ドラゴンラビット

2023-12-31 02:16:53 | ロボット玩具








2023年も終わりを迎えようとしております。

なんだかんだと今年も色々な玩具を買い、遊びましたが、今年の最後の最後に発売されたおもちゃがこちら。






バンダイのユニトロボーンシリーズ、ドラゴンラビットです。

干支をモチーフとしたロボットは過去にもありますが、日本ではパロディ的なものが多く、ちゃんとした変形ロボット玩具となると中国で作られている物がほとんどです。

なので、これは珍しい日本メーカーの干支ロボと言うことになりますね。

いや、まさかマシンロボ系統で干支ロボが出るとは・・・









もはや説明不要ですが、2023年は兎年。

そして2024年は辰年。

この二つが「アリエナイ合体」ならぬ「オメデタイ合体」をします。


ユニトロボーンは、ちょっと組み合わせが不思議な2体が合体する事がコンセプトですが、他の商品では合体する二つの物の大きさがかけ離れている物が結構あります。

しかし、今回の2体は大きさのバランスも非常に良いですね。











ウサギと言えば白で表される事が多いですが、今回はおめでたさを強調するためか、合体後のロボは「黄金色」とされています。

そして、おもちゃ好きならご存じだと思いますが、プラスチック成型色で金色を表現するのには黄土色を使われることがほとんどです。

このウサギは、その黄土色成型色が逆に良い方に作用しており、茶毛のウサギとしてまとまっています。

合体ギミックの為、あちこちに分割線はありますが、全体のプロポーションもちゃんとリアルなウサギになっています。







動物単体ではギミックも何もありませんが、耳だけは可動するので若干表情が変えられます。

また、合体前の準備としても耳を下げておく必要があります。










こちらがドラゴン。

ドラゴンとなっていますが、東洋竜の長い体のデザインです。

身体に纏った炎がポイントですね。

裏面のビス穴が目立つのが気になりますが、これは仕方ありません。









こちらもギミックはありませんが、体には2か所の関節が有るので、体をくねらせたようなポーズが可能です。








頭部のアップ。

口は開閉可能です!!

これです!僅かなギミックですが、パーツは増えるし組立手間も増えますが、これが有るのと無いのだと、遊ぶ楽しさが全然違うんですよね!










ウサギの上面にあるジョイントと、ドラゴンの胴体中央部にあるジョイントを合わせて合体させます。








ユニトロボーンの特徴の一つである自動変形ですが、ドラゴンラビットはここまで展開します。

ここから足を展開し、頭を上げる事でロボットの完成となります。







完成したロボット形態。

公式では「ゴールドボディで忍びきれない忍者ロボ」と説明されています。

拳部分には六角形のジョイント穴が開いています。

おそらく、他のユニトロボーンの手持ち武器なども持てるんだと思うのですが、手持ち武器付きのユニトロボーンは未所持なので分かりません。







ロボの顔ですが、ユニトロボーンでは音符の形のグルグル目が共通でしたが、今回は音符型には見えないくらいアレンジされています。

また、音楽で合体する設定なので、目の音符以外にも、イコライザーを思わせる模様があるのもユニトロボーン共通となっています。

ドラゴンの鱗は忍者の鎖帷子に見立てられていますが、胴体周りにも鎖帷子を思わせるディティールがあります。






ユニトロボーンは合体後も関節可動がほとんどありません。

ドラゴンラビットは肘部分が可動するので、若干のポーズ付けが可能です。


まあ、昔のマシンロボ600だって、変形以外はろくに手足も動かなかったですからねぇ。

右腕のドラゴン頭部は独立した自らの意志で話し、炎を吐き出す設定です。

左腕の尻尾もロボット時の武器になっていますね。










ユニトロボーンの売りの一つ、集めて自分だけのアリエナイ合体を楽しむ、というのがあるので、カクタストータスの亀を出してきました。

童話の「ウサギとカメ」です。







ただ、合体させると、どちらも頭、胴体、足を構成する変形なので、なんだか訳のわからない物が出来上がります。

シリーズ全体でのジョイントの位置とか、ロボットの分割での部位担当とか、もう少し共通性が欲しいですね。

アップルロブスターなど、きれいに上半身、下半身で合体できるものは互換性がありますが、それ以外の物はそもそもパーツ同士が干渉してジョイントをはめ込めない物もありますから。



さて、干支モチーフの合体ロボと言うことで、自分の好みにはバッチリはまるのですが、果たして来年末にも同コンセプト商品は出るのでしょうか・・・

正直、シリーズ自体が存続しているか分からない・・・いや、今までのバンダイ商品を見ている限り、続かないような・・・

もう年末とかの需要を気にせず、来年中にどんどん他の干支を出して欲しいですね。

もちろん、互換性のあるデザインで!!
























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GUNDAM NEXT FUTURE -EAST-&組立体験Ver.ガンダム 1/144

2023-10-23 17:48:39 | ロボット玩具







もうだいぶ時間が経ってしまいましたが、10月6日(金)から10月9日(月)まで、新宿住友ビルの三角広場で「GUNDAM NEXT FUTURE -EAST-」というイベントが行われていました。





大人気のガンプラ(機動戦士ガンダムを始めとしたシリーズのプラモデル)の未来体験型イベントとして、リアル会場とオンラインでの仮想空間の会場で開催されたイベントです。

ガンダムには詳しくない自分ですが、入場無料である事と、仕事帰りに寄れる場所だったので行ってみました。







会場入り口には、等身大のガンダムフィギュアがずらり!

写真は初代ですが、このほかにも最近の作品のガンダムも並べられていました。








会場内では、まだ発売されていない新作ガンプラが飾られており、来場者はいち早く実物をチェックすることが出来ました。

こちらは新作劇場版のガンダムSEEDに登場するライジングフリーダムガンダム。






ガンプラそのものをテーマにした作品群「ガンダムビルドシリーズ」からも新作プラモデルが多数展示されていました。

この目立つメタリックレッドのバルバトスルプスはアニメCDに同梱されるバージョンとの事。






また、ロストテクノロジー扱いされていたSDガンダムの「輝羅鋼」も復活されるようで、サンプルが展示されていました。

最近は塗装済みのプラモデルも増えてきましたが、この技術によって、また新たなプラモデル表現が広がりそうですね。







個人的に会場内で最も気になっていたのが「ロード・トゥ・ガンプラ バトル」

自分が作ったガンプラを3Dスキャンで色まで読み取り、仮想空間で再現。

さらに自身がそのガンプラに乗り込みバトルするというシステムです。


もう完全にプラモ狂四郎の「プラモシミュレーションマシン」じゃないですか!!







プレイヤーはモニター付きのイスに座っていますが、VRゴーグルを着用しています。

観客用モニターで見ている限りでは、プレイヤーが見る光景は、ゴーグルに写し出された政界のようです。






こちらが実際にプラモをスキャンするセンサー。

見ている限りは、かなり細かく改造箇所などもしっかりスキャン出来ていました。


デモプレイでは、出撃したプラモデルは射撃のみの単純攻撃でしたが、超巨大なビグザムと対戦し、勝利していました。

これは早く実用化レベルに成長して欲しいですね。






写真家・映画監督の蜷川実花さんが制作したコラボレーション作品。

HY2Mの1/12スケールだと思いますが、モデル一つだけではなく、背景の空間まで計算されている作品でした。













そして、会場入り口で配られたトートバックを、家に帰ってから開けてみると・・・

予想以上にいろんなものがギッシリ!!

紙モノも、簡単な広告ペラだけでなく、しっかりと読み物になっている厚みのある冊子が数冊あります。









個人的には一口サイズの柿の種が嬉しかったですね。

何というか・・・結婚式の引き出物にすぐ食べられるお菓子が入っていると嬉しいのと同じ感覚ですね。








そして、何より豪華なのは、ガンプラが丸々1体入っている事!

入場無料のイベントで、全員配布のお土産にガンプラ1体ですよ!!

ガンダムというコンテンツの持つ経済効果や、イベントのバジェット規模の凄さを思い知らされますね・・・










このプラモデル、てっきりエントリーグレードってランクの物かと思っていたら、イベント専用のモデルで、作られたのはエントリーグレードよりも前らしいですね。

イベントによってはインジェクション成形されたカラフルなモデルもあるようですが、今回のイベントでは「エコプラ」として再生プラスチックを使用した物になっています。

プラモデルには付き物の「ランナー」を回収し、リサイクルして再びプラモデルにするというSDG’sなプロジェクトのようです。








リサイクルプラスチックのため、成形色が数種類有るらしいのですが、自分のモノはシンプルなグレーでした。

組立体験モデルなので、本来はイベント会場でそのまま素組して、余ったランナーをリサイクルボックスに投入するというのが正しい遊び方(?)だと思いますが、そこは天邪鬼なワタクシ、このグレーを活かし塗装してみる事にしました。









という事で、リアルタイプ風ガンダムです!

ミニチュア作りやミニプラで塗装はやってましたが、ここまでの面積の塗装は何年振りか?というレベル。

一般的なリアルタイプガンダムを参考に、自分なりに「こういう配色の方が良い」と思うカラーリングにしてみました。

しかし、このままではなんだか地味なだけのガンダムです・・・








という訳で、ラインと銀のハゲチョロ塗装を足して「あの頃」のMSVっぽくしてみました。

ビームライフルの塗り分けは納得できていないので、機会があればやり直したいと思っています。







ガンプラのリアル表現にも流行り廃りという物があり、80年代の模型雑誌では、このハゲチョロ塗装やドライブラシが一世を風靡していました。

各部のラインは、マスキングテープに塗装したものを切り出して使っています。

フリーハンドで貼っているので、ところどころ曲がったりしていますが、まあ、これも80年代プラモあるあるの「デカールが上手く貼れない」という雰囲気を出していると・・・まあ・・・うん、そういう事に・・・








とりあえず、ガンダムに強いこだわりはありませんが、アンテナの色は黄色派です。

今回は黄色にしたい所は全てガンダムマーカーのイエローゴールドで塗りました。

本来のリアルタイプガンダムでは、胸と肩は黒で、腰や他の場所が濃緑色っぽかったのですが、そこをツートンにする意味が感じられなかったので、すべて濃緑色にしています。

また、頭部だけ緑色が入らないのもバランス悪いので、耳、トサカ、ひさし部分を濃緑色にしてみました。

パーツの合わせ目も消さず、色も公式に従わず、ゴリゴリに組んでベタベタ塗るという、原初的なプラモデル作りを楽しみました。

まあ、当時は絶対に出来なかった目と隈取を塗装で仕上げられた分、80年代から成長は出来たのかなぁ。


たまにはSDガンダム以外のガンプラも楽しいですね!
























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BANDAI ユニトロボーン カクタストータス

2023-08-26 09:25:46 | ロボット玩具




初期のシリーズを購入し、それ以降はイマイチ手が出なかった「ユニトロボーン」

ぶっちゃけ、マシンロボの看板出されたら、こっちだって期待と希望を持ってしまう訳ですよ。

いくら「アリエナイ合体」がテーマとは言え、合体後はカッコいい人型ロボになるんじゃないか?とか、そのうちダブルマシンロボみたいに乗物二種合体になるんじゃないか?とか・・・

個人的には微妙な商品が続いていたんですが、ようやく人型ロボも増えてきたようです。







で、個人的好みにドンピシャでハマるロボが出たので「カクタストータス」を購入。

まあ、たまたま安く売ってるのを見つけたからという理由もありますが・・・







「カクタス」→「サボテン」
「トータス」→「リクガメ」

ユニトロボーンの名前は、シンプルに合体する二つのモチーフの名前をくっつけているだけですが、今回の二つがつながるとまるで韻を踏んでいるかのような響きになり、非常に語感が良いです。

この柱タイプのサボテンと言えば、テキサスやメキシコの荒野に生殖しているイメージです。

そして、リクガメはサボテンを食べる種類もいるし(この柱タイプのサボテンは食べないけど)何よりメキシコリクガメという種類もいるくらいなので、二つのモチーフが、テキサス&メキシコなイメージで統一されています。







リクガメなのですが、一般的な亀のイメージに合わせているのか、カラーリングは緑系にされていますね。

茶色系の方がリクガメっぽい雰囲気が出たのに・・・







尻尾の造形はありませんが、甲羅の模様はちゃんとディティールで再現されています。

これはリペイントしたら結構良さそうですね。

まあ、全体のカラーバランスとかギミックによる塗装剥がれとか気にする必要があると思いますが・・・









塗装はシンプルですが、顔の作りはかなりリアルです。

担当者はカメ好きなんでしょうか?

一方で、脚の鱗はちょっとあっさり目。

まあ、複雑にしたらパーツの抜けが悪くなりそうな場所だから仕方ないかもしれませんね。









サボテンはリアルさを出しつつも、ちょっとカートゥーンチックな造形。

一般的にイメージしやすい腕が出ているようなサボテンを再現しています。







全体的に分割線が目立ってしまうのはギミック上、仕方ありませんが、土台部分のゴチャ付きはもう少しスマートにして欲しかったかなと思います。









ユニトロボーンのシリーズ共通の合体ジョイント。

リクガメは甲羅頂点部分、サボテンは土台底面にあります。









ジョイントの凹凸を合わせて合体させると、自動的に一部が展開します。

カクタストータスの場合
・カメの首と基部パーツが曲がり、中のロボット頭部が現れる。
・カメ甲羅内部に折り畳まれていたロボットの下半身が展開する。
・サボテンが分割し左右に開く。
というギミックになります。

これ以後の変形は手動での調整になります。








主に腕部を手動で調整し、ロボットの完成!

リクガメ&サボテンというテクスメクスなモチーフからガンマンロボが誕生します。

テンガロンハットとリボルバーがウエスタンな雰囲気を出しており、変形前から変形後まで統一感のあるモチーフで纏められています。








可動はほぼ無く、一応、腕の付け根と肘関節が動くのみ。

ただし、肩になっているサボテン本体が斜め後ろ側に伸びている特殊な形状のため、腕も思ったような角度にする事が出来ません。








頭部アップ。

目の部分はこれまたシリーズ共通での音符マークをいじった形になっています。

ちなみにこの手のロボのお約束ですが、頭部は前半分側しかありません。

後頭部はスッカスカです。









カメの甲羅がそのままロボの胴体を構成しているので、かなりの太鼓腹。

ただ、カラフルな色合いの印象から、デブキャラというよりはSDキャラのようなディフォルメ体型に見えるので、そこまで気になりません。

胸部中央や下半身には、これまたシリーズ共通のイコライザー風グラフィックがシールで貼られています。









肩から腕部。

腕の先にはリボルバー拳銃がディティールされています。

このシルバー塗装が非常にキレイで質感が良いです。

それだけに、目立つ部分にビス穴が来ているのが非常に残念ですね。

サボテンの内側は強度確保用のリブがありますが、丸い形の独特なリブも含めてうまくティティール風に見せています。









背中部分。

カメの甲羅の内側に、下半身が丸々入っていたため、変形後はそのスペースががら空きになっています。

まるでカメが抱きつこうとしているかのようなポーズで、なんともシュールな姿に。










所有しているユニトロボーンで人型ロボなのがブルドーザーバーガーだけなので、そちらとの比較。

こうしてみるとブルドーザーバーガーはプロポーションがメチャクチャ良いですね!









共通の合体ジョイントを使っているので、メーカー側も組み換え遊びを推奨していますが、はっきり言ってこれは遊び難いです。

ロボットごとにより、二つの合体モチーフが対応するロボットの部位がバラバラなので、取り換えても訳の分からない形にしかなりません。

また、各ロボットの変形ギミックによっては、二つを合体させたくてもパーツが干渉して合体出来ない組み合わせもあります。

まあ、なんだかワケの分からない形になるっていうのは子供にはウケそうですが・・・

最近発売されたマグロスシファイヤーエンジン、スーパーカーステーキ、そして初期のメインアイテムであるアップルロブスターは、キレイに上半身、下半身で合体分割がされているため、入れ替え合体しても破綻しないようですね。








比較的低価格で手に入るロボット玩具だし、なによりマシンロボシリーズという事で、今後も大いに期待したいのですが・・・

なかなか個人的な好みに合う商品が出ないですね。



そんな中でも、今回のカクタストータスは、ウエスタン好きの自分には「刺さる」アイテムで買わずには居られませんでした。

今後も、こうしたモチーフに統一感のあるロボットをリリースして欲しいですね!




















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BANDAI SDワールドヒーローズ ダークグラスパードラゴン

2023-06-16 06:14:32 | ロボット玩具





さて、BB戦士・・・もといSDガンダムのプラモデルを立て続けにレビューしていますが、そもそもこれらを購入しようと思ったきっかけが、今回紹介する「ダークグラスパードラゴン」





発売されたのは昨年2022年の10月なので、少し時間が経っています。

定価は770円。

軍馬やトリニティバイクより高いとは言え、それでも千円以下です。

もともと、2022年の8月にシャイングラスパードラゴンという白成型版が発売され「これはガンダムと関係なくメカドラゴンとして楽しめる!」と気になってはいたのですが・・・

なかなか手に取るまでには進みませんでした。









定価550円の軍馬と違い、流石770円だけあって、クリアーパーツのランナーが2枚になっています。

ちなみに、先に発売されていたシャイングラスパードラゴンとは一部形状が異なります。









当然、こちらもタッチゲートの採用と、大胆な1パーツ構成を取り入れ、さくさくとストレスフルに組み立てを行う事が出来ます。

クリアーパーツは流石にゲート跡が目立ちますね。

クリアーレッドでもチョン塗りすれば良いのかな?









ダークグラスパードラゴンの完成です。

設定のカラーリングでは、もっと細かい色分けがされているので、本来なら塗装も必要なのですが、クリアーパーツが多めなのでこの状態でも違和感はありません。










体型は流石にSDガンダムに合わせているので、ちょっとディフォルメされていますが、大きな翼や全体的にトゲトゲしたデザインで、ベタにカッコいいデザインになっています。











特に翼は複雑な形状をしているにも関わらず、左右それぞれが1パーツで出来ているため、組み立てやすさと、完成後のパーツがポロリする事が無いという2つのポイントに貢献しています。

こうして適当なスタンドに乗せると、ファイナルファンタジーⅦに登場していたディアボロスを思い出します。









頭部はヒゲパーツがクリアーになっていますが、基部がボールジョイントになっており、ここだけポロリしやすい印象です。

ちゃんと後頭部から目の部分もクリアーパーツなので、角度を調整すれば目が光っているように飾る事も出来ます・・・が、その角度が割とシビア。

また、この手の動物やモンスター系のお約束ではありますが、口は開閉する事が出来ます。

これが出来るのと出来ないのでは、表情に大きく差が出ますね。











腕と脚は1パーツなので、ヒジ、ヒザは可動せず、どちらも付け根部分のみ可動。

足首はボールジョイント接続なので、接地性は割と良いです。


また、尻尾は途中で分割されているようなディティールはありますが、根元から先まで丸々1パーツなのでこれまた無可動です。

手足や尻尾の見えない部分は肉抜き穴だらけなのですが、写真であれば上手く角度を調整すると目立たない位置にすることは出来ます。











腰後ろ部分には、鎧垂れのようなパーツが飛び出しています。

まるで魔法陣のような複雑な文様になっており、ご丁寧にクリアーパーツの装飾もあります。









この腰部分にSDガンダムを搭乗させることが出来ます。

乗せるモビルスーツにもよりますが、まるで龍騎士のようないでたちです。









一応、モビルスーツの腰に差し込む接続ジョイントはありますが、基本的には立っているだけなので、搭乗している感じは薄いですね。

まあ、でもこのドラゴンの胴体に対し後ろ寄りに乗せることが出来るので、大きな翼にも干渉せず飾っておくことが出来ます。











これは、ガンダムとは全く関係ないのに、めちゃめちゃカッコいいですね。

塗装でもかなりバケるとは思いますが、無塗装でも割と行けますね。


しかし、なぜコイツの白&クリアーブルー成形の「グラスパードラゴン」が軒並みプレミア価格になっているのか・・・??

ガンプラの世界はよく分かりません。









BUG兵は1箱で2体作れるので、前回紹介した軍馬ナイトワールドVerも使うと、簡易的な対戦ごっこが展開できます。

サイズさえ合えばリアル等身のモビルスーツを乗せても違和感ないかもしれませんね。










という訳で、連続でレビューしてきましたが、SDガンダムシリーズの乗り物のプラモデルというニッチすぎる商品三種類でした。

ガンプラを買わない人間からすると、先日に紹介した「プラノサウルス」や、こうした「ガンプラだけどガンプラじゃない」製品なんかを手に取ると、バンダイのプラモデル技術にビックリするんですよ。

本当に組みやすくて、サクサクと形になり、色さえ塗らなくても完成形を楽しめる、これってすごいですよね!


この物価高で完成品フィギュアや玩具もなかなか買えないレベルになって来て、玩具収集はもはや気軽に出来る趣味ではなくなって来ました。

でも、まだプラモデルは比較的安価に楽しめるので、これからもっと需要が伸びていくかも知れませんね。




















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BANDAI SDワールドヒーローズ 軍馬ナイトワールド Ver.

2023-06-12 15:03:35 | ロボット玩具




一気に4つも購入したSDガンダムのプラモデル。

どれもまともなガンプラではなく、アクセサリーキットに近い商品ばかりなのですが、その中から今回は馬ロボをレビュー。





「SDワールドヒーローズ 軍馬ナイトワールド Ver.」

名前の通り、SDガンダムが乗るための馬、のロボットです。

ガンダムで馬と言えば、機動武闘伝Gガンダムに登場するモビルホース「風雲再起」が有名ですが、これもそこが元ネタなのかも知れないですね。

ちなみに、全身が黒成型の「軍馬」が先に発売され、今回紹介する白成型のナイトワールドVer.は後からの発売です。








こちらもランナー構成は非常にシンプル。

しかし、ここでクリアーブルーのランナーが1枚しかない事に気が付きます。

ボックスアートの「白い装甲のパネルラインから覗く青い本体フレーム」に期待していたのに、残念です。









組ごたえは、トリニティバイクと同様にバッチリ。

本当にバンダイのプラモデル技術ってすごいなぁ、と実感できます。

パーツはタッチゲートだし、スナップフィットで組みやすいのにしっかり固定されるし。











軍馬ナイトワールドバージョンの完成。

これまた素組みなら10分程度で完成してしまいます。











尻尾にもクリアーブルーのパーツが使われており、まるでビームサーベルのようです。











可動はそこそこ、といった感じです。

脚の付け根と肘膝は問題なく動きますが、足首が固定の為、イマイチ「踏ん張り」の効いたポーズは取れません。









頭部には残念ながら可動部分がありません。

首は付け根部分でスライドしますが、動く範囲が小さいので、あまり変化を感じられません。

どちらかというとポージングの為というより、乗せるSDガンダムの装飾品との干渉を避けるための可動といった感じです。










このままでは胴回りが立派過ぎてSDガンダムが乗せられません。

そこで、胴体部分をパカっと開き、胴体を前後にスライドして伸ばすと「鞍」が出現します。








ここにSDガンダムを乗せることが出来ます。

鞍の先にはジョイントパーツがあり、SDガンダムの股間部分の穴に差し込む事で固定できます。

開いた胴体のガワパーツが鐙のように見えるのが面白いですね。









また、脚には3㎜ジョイントの穴があるので、写真のように武器を取り付けて置く事も出来ます。









騎乗して疾走しているイメージでポージングしてみましたが、なかなか難しいですね。

あと、やっぱ白いモノと黒いモノを一緒に写すとちょっと写真が見えにくくなっちゃいますね。

どっちも塗装するべきか・・・









メカとは言えいろいろなフィギュアとも絡めやすいので、お手軽に手に入る馬フィギュアとしては非常におススメです。

クリアーパーツが少ないのはガッカリ要素でもありますが、自分の好きな色に塗装する事を考えれば、扱いにくいクリアーパーツが少ないのはかえって良い事かも知れません。

お好みに応じて「黒ベースの赤クリアパーツ」の軍馬か、「白ベースの青クリアパーツ」の軍馬ナイトワールドVerかを選択できるのも良いですね。


何より、単体で見ればガンダム要素が全くないので、自由に他のロボやフィギュアと絡められるというのは、非常に良いポイントだと思います。

安価なので、ずらっと騎馬軍団を並べるのも良いのではないでしょうか?























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BANDAI SD三国創傑伝 トリニティバイク

2023-06-09 17:08:33 | ロボット玩具










前回に続き、今回もSDガンダムのプラモデルです。

とは言え、まったくガンダムではない商品なのですが。





SD三国創傑伝 トリニティバイク

なんで三国志でバイクなのか、さっぱり分かりません。

が、カッコいいので何でもいいのです。







こちらも価格が550円という、子供にも買いやすい価格だけあり、パーツ数は非常に少ないです。

車輪のある乗り物なら、ついついタイヤは別パーツ化したくなりますが、大胆にも無可動一体成型という手法で、組み立てやすさにも貢献しています。







少ないパーツ数で、あっという間に組み立てられますが、乗り物だけあって各パーツは大きめとなっており、組ごたえはしっかりあります。

SDガンダムとは関係なく、安くてカッコいいSFモーターサイクルがサクっと組めるので、これはなかなかお勧めです。








完成したトリニティバイク。

本来はホイルシールで、SD三国創傑伝の4勢力のカラーにするのですが、自分はシール未使用です。








リア側もマフラーなど無いデザインなので、EV車なんでしょうね。

しかし、この手の架空モーターサイクルを見るたびに「AKIRA」の金田のバイクのデザインの凄さを感じます。

なかなかあのデザインの呪縛からは逃れられないですね。










運転席部分は、ハンドルもなく、コントロールパネル風のディティールがあるだけです。

まあ、本来は載せるべき三国英雄ガンダムは、みんな手持ち武器を持っているので、ハンドルを握らせる事も少ないですからね。









前回紹介したBUG兵を載せてみます。

トリニティバイクのシート部分には、固定用のジョイント突起があるので、乗せる武将の股間部分の穴に差し込みます。

さらに、背面にも固定用のジョイントアームがあり、これを背中に取り付ける事で、容易に搭乗したガンダムが落ちないようになっています。









この背中に付けるジョイントアームがかなりシッカリしているので、これだけで搭乗するガンダム等を支える事が出来ます。

なので、インド映画ばりに、バイクから飛び上がってアクションしている姿も再現できるんです。

まあ、BUG兵は可動箇所がメチャメチャ少ないので、ろくなポーズを付けられないんですが・・・











バイク本体の各所には3㎜ジョイントが設けられており、武器や装飾アクセサリーを取り付けて置くことが出来ます。

タイヤ脇のフォーク部分には、武器を差し込める横穴ジョイントがあります。

他のSDガンダムプラモは持っていませんが、武器満載にすれば、相当凶悪なシルエットになりそうですね。










また、フロントフォークを組み替えることで、シルエットに変化を付けることが出来ます。

本体側から出ている凸を受ける穴が、フロントフォーク側には2か所あります。









組み替えることでフロントを大きく伸ばしたロングノーズスタイルに変化させることが出来ます。








また、前輪を取り付ける角度も二種類から選べます。

ここは大きくシルエットは変わりませんが、フロントフェンダーのジョイント角度が変わるので、フロントに武器を取り付ける場合は低角に、シールドなどを取り付ける場合は仰角に、と変えることが出来ます。










ホイルシールを貼らないと、黒一色で寂しい感じになるので、一部シルバーで塗装してみました。

・・・いや、やっぱり派手目な差し色で塗らないと地味ですね。







運転席のパネルは、ちょっと色を足すだけで雰囲気がグッと上がるのでお勧めですね。

計器だけじゃなく後ろも塗ればよかったかな?










ガンプラを乗せるバイク、それもSDの3,4頭身キャラ用との事でしたが、期待以上にスッキリとしている直線ライン構成のデザイン。

一応、同シリーズBUG兵を乗せて遊んでいますが、これなら他の玩具用にも改造しやすいですね。


スケール的には1/12はキツイけど、1/18~1/24なら行けるかな?というサイズです。

何より550円という価格は、塗装も改造も気兼ねなく出来ますね!





















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BANDAI SD三国創傑伝 BUG&部隊兵 セット

2023-06-06 19:37:36 | ロボット玩具





ちょっと気になる事と、思う所があり、数年振りにガンプラを購入しました。







買ったのはこちらのBB戦士・・・って思ったら、もうBB戦士ってブランドは無くなったんですね!

単にSDガンダムと表現すれば良いのか・・・?











その中から、今回は「BUG&部隊兵 セット」をレビュー。

発売は2021年1月、定価は550円です。

三国志をモチーフとしたSDガンダムのシリーズで、こちらは武将ではなく、名もなき一般兵士のプラモ。

これ1箱で5勢力の兵士が、どれか2体作れます。









今時のガンプラなのに、550円という低価格だけあり、中身は非常にシンプル。

ランナー2枚と説明書、それにホイルシールが付属します。









シンプルな部品構成と、工具を使わずにランナーからパーツを切り離せるタッチゲートの採用により、本当に10分かからないくらいで2体の兵士を組み立てることが出来ます。










パーツ構成は非常にシンプルで、腕なんて1パーツです。

脚部もボールジョイントで足首パーツをはめるだけの2パーツ構成です。

その分、手足は肉抜き穴が非常に目立ちますね。








頭部は独特の作りになっており、ヘルメットパーツとフェイスパーツを組み合わせる作りになっています。

BUGという敵ヤラレ兵のフェイスパーツを前後逆にすると、三国各勢力の兵士の顔に代わるようになっています。

この裏側の差し替え用のフェイスパーツが4種類あるため、BUGと合わせ5種類の兵士を組み立てることが出来ます。

兵士の顔は、モチーフとなるモビルスーツが各勢力ごとに決まっています。

世界観が三国志モチーフなので、魏・呉・蜀の3国に加え、独立勢力として洛陽が設定されています。

各勢力の代表キャラクターのガンダムモチーフに合わせた量産型機が兵士になっています。

「ギ」はメインキャラが曹操ウイングガンダムなのでリーオー

「ゴ」は孫堅ガンダムアストレイで兵士はダガー

「ショク」だと、劉備ユニコーンガンダムなのでジェスタ

そして「ラクヨウ」は董卓プロヴィデンスガンダムでジン。









そして、こちらのBUGは「黄化ウイルス」に侵され自我を失った存在という設定です。








モノアイの周りは、ビジュアル的に侵食されたことが分かりやすい、複雑な線が沢山走っています。








背中は、別売り商品との連動やオプションパーツを取り付けられるよう、3㎜穴が開けられています。

3㎜穴はシリーズでも統一されているようですが、他玩具とも絡めて遊びやすい規格なので嬉しいですね。









わらわらといる雑魚役のプラモなので、可動やアクションはイマイチですが、ほぼワンコインで2体がすぐ組み上がるというのは、遊びの欲求をすぐに満たしてくれる要素満載ですね!

10体、20体とか数を揃えたくなります。








普通の武将キャラよりは小さいとはいえ、これだけでもなかなかカッコいいですね。

ただ、BUGは設定としても黒一色なので塗装はラクですが、ギ・ゴ・ショク・ラクヨウの各部隊兵にするには、全身塗装が必要になります。

特にギ・ゴ・ショクの三国は、部隊兵の基本色が白なので、黒の成形プラに塗るのは苦労しますね。








SDガンダムで三国志と言われると「あれ?ずいぶん前からやってるよね?」と思ってたのですが、「SDガンダム三国伝」は2000年代にやってて、もう終了してたんですね・・・

で、こちらはリニューアルした三国創傑伝で、2021年からの展開。

一応、単独のシリーズとしては完結しているけど、主要キャラの一部は続編ともいうべき「ワールドヒーローズ」に引き継がれています。


キットの展開も2021年からの商品なので、まだ探せば定価以下で見つけられるので、お試しに買ってみるのも良いかもしれません。





















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SDガンダム BB戦士 ジオング NO.16価格:1,398円(税込、送料別) (2023/5/29時点)



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