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ショットシェルのススメ その3 〜LEDライトを仕込む〜

2022-02-05 02:39:53 | NERF -ナーフ-











ショットシェル(散弾)を使った遊び

その1では既製品のショットシェル型アイテム、その2では実物の空薬莢をスパイスや小物をいれるケースへの活用方法を紹介しました。


ショットシェル型アイテムは今から15~20年くらい昔に集めた品で、それ以降は特に注意して集めては居ませんでした。

しかし、その興味が薄れていた時期に世に浸透した物があります。

それがLEDライト。

当然、ショットシェル型LEDライトって物も発売されていたのですが・・・






発売されたのは結構前で、今や在庫がある店は殆どありません。

また、仕様や性能を見てみると、カメラ用のリチウム乾電池を使う仕様が多く、特に照度照角も変更できる訳では無いようです。



これなら、見た目が悪くなっても自分で作ったほうが早い!








という訳で、100円ショップへ。

こちら、ダイソーやセリアでも販売されているミニライト「ビッグ5」。

これが試してみるとショットシェルの内径にぴったりなんです。








上の写真といきなりボディカラーが違いますが・・・

完成した後で撮った写真なので、別個体です。

ボディの色は3,4種類あったと思います。

この手の安いLEDライトによくある、複数LEDで明るさを稼ぐタイプ。

中身の電池はLR44なので、電池切れした時もこれまた100均ですぐ買い替える事が出来ます。








テールスイッチ式で、黒いスイッチを押し込むと点灯する仕組み。

このライトの加工として、このスイッチを覆っている保護用のラバーキャップをペンチなどで引っこ抜きます。

また、本体についているキーホルダー用の金具も取り外します。







次に、ショットシェルの加工です。

まずは雷管を取り外します。

長いドライバーなどを突っ込み、ハンマーで叩いたら簡単に外れました。


本来、この空薬莢は再利用できるみたいで、中に火薬や弾丸を詰め直し、この雷管も未使用のものと交換できるようになっているんですね。







このままLEDライトを差し込んでも、本体内部の長さが足りません。

ショットシェルは、底の金属部分であるロンデルと呼ばれるパーツと、本体のプラスチックの筒状のパーツが強力にくっついています。

グルースティックのような物がたっぷりと中に詰まっているのですが、LEDライトを仕込むためにはこれを削らなければいけません。

そこで、電動ドリルに18㎜径の「ザグリカッター」というドリルを付け、底を掘ります。

このアイデアはツイッターでくろさん(@kuro_nerf)が上げているのを参考にさせて頂きました。









実際に掘った底面を撮りたかったんですが・・・うまく行ってませんね。

くろさんは「底のロンデルの金属が見える位まで削り込む」とおっしゃっていました。









加工はこれだけ!

後は100均LEDライトをショットシェルに差し込むだけです。

ライトのヘッド部分が、直径約18㎜あるのでショットシェル内径にぴったりとハマるはずです。

もし緩いようならヘッド部分にテープを巻くなどしてテンションを調節されると良いと思います。









うまく奥までライトを差し込めれば、このように本来雷管があった穴から、テールスイッチが飛び出してきます。

ショットシェルの底部分の削りが足りないと、スイッチを操作できるだけの空間が無くなるので、ここは現物合わせで調整が必要です。

ちなみにスイッチに小さな穴が開いていますが、これは自分が空けた穴です・・・

いや、ここに雷管をくっつけられるようにすれば、見た目も向上するかなぁと思ったんですが・・・うまい工作方法が思いつきませんでした。







あとはLEDライトの長さに合わせ、ショットシェルの先端を切り落とせば完成です。

ちょっとだけクリンプの跡が残っている部分にかかっていますが、この絞った部分がLEDライトの保持に役立っているので、見た目は多少悪いですがこのままにしています。

LEDライトは本当に差し込んでいるだけなので、テールスイッチを棒などで強く押し込めば、電池交換なども問題無く出来ます。








このショットシェルライトの弱点をあげるとすれば、底からスイッチが飛び出しているので、机の上などに立てても真っ直ぐに立たない事。








前回記事で紹介した他の自作ショットシェルアイテムと。

長さとか揃えると統一感が出て良いですね。







これで既製品と併せ、個人的に野外活動で必要な三大アイテム、火・光・刃物が揃いました。

緊急時用の薬とサバイバルキット、野外調理時の調味料、さらに望遠鏡と、これだけあればいろんなシチュエーションで役に立ちそうです。








さて、完成したら、あとは持ち運び方法。

本当はショットシェルホルダー付きのコートを着てそこに装備したいんですが、そのタイプのコートは持っていないし、コートという時点で季節が限られてしまいます。






なので、ネットで安い革製のホルダーを購入しました。

布製やゴムバンド式の使い勝手の良さそうなタイプもあったのですが、ミリタリー調の物が多く、自分の格好には合わないものが多かったのでこれをチョイス。

ベルトループが付いているので、どの服の時でも持ち歩くことができます。

ただし、ループの大きさが実物の12番ゲージぴったりに合わせてあるので、ナイフ、ライター、望遠鏡は差し込むのがかなりキツイです。









ショットシェルだけたくさん持ってても、肝心のショットガンは持ってないんですよねぇ。

一番それっぽいブラスターはマルカ社の「アクアシューター ハンター」だし。

ネットで他の方のショットシェル改造方法を見てみると、空薬莢をニコイチにしてロンデルを蓋にしたパターンも多いですね。


サバゲ―でもショットガンを使われている方は装備品のアクセサリーとして、ダミーカートを付けていたりしますが、こういう実用性のあるアイテムはいかがでしょうか?

最近はBBQできるフィールドなんかもあるので、スパイスケースは地味に役立つと思いますよ!
























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2 コメント

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勉強になります (挽物屋)
2024-03-15 13:06:15
自分も同じライトを仕込みました。
雷管の穴からスイッチを出せるですね。
参考にさせて頂きます。
返信する
コメントありがとうございます。 (FTS)
2024-03-18 06:16:48
>挽物屋さん

コメントありがとうございます。
安く手軽に、と考え100均で手軽に入手できるライトを使いましたが、探せばもっとピッタリサイズも物があるかも知れませんね。
返信する

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